>>294
横だけど最近ちょっと似たような事を考えてたところ
おっしゃるとおり分かち合い=シェアっていうのがまどマギで結構重要なテーマになってるんじゃないかと思う

QB的な宇宙観では宇宙全体の希望、あるいは幸福の量というのはある程度決まってしまっていて、どこかで希望を求めると歪みが生じ、他のどこかで絶望が生まれる。
それは個人レベルでは魔法少女の願いと魔女化や、グリーフシードの奪い合いだったり、より大きな視点ではQBと魔法少女、人類と家畜の関係であったり。
さらに巨大な力を望めば、より大きな悲劇、代償(まどかの概念化や原子力のメタファー?)がもたらされるというメカニズムになっている。
だからみんなで幸福になろうとするなら、そこから生じる不幸も同じくみんなで分け合わなきゃならない
まどか一人が犠牲になることが許せなくて叛逆したほむらには、そういう思いもあったんじゃないかと思う。

そんな具合で、業を分かち合うというメッセージについては叛逆である程度語られてる気もするので、
続編でさらに踏み込むとすれば作中の魔法少女システムで一番幸福になった仁美、恭介とあんさやにスポットを当てるのも面白そうかな。
やっぱり人間ドラマがまどマギの肝だし。もちろんまどほむQBの魔女パワーを駆使した三つ巴神話大戦も見てみたい。
それで叛逆を超える映像美まで用意しなきゃいけないんだから、触れたくないほど大変だとは思うけど。