まだ作品単独のスレ残ってたのか、すごいな
最近ブルーレイが出てたの知って嬉しくて久々にチュチュ全話見たんだけど、やはり名作だと思ったわ
12話と23話が特に好きだけど、特に23話の名曲ルスランとリュドミラに合わせた展開と映像の盛り上がりは何度観ても本当にすごすぎる
作画もずっと安定して綺麗だし、声優さん達も豪華で演技も最高だし、OPも歌も作画もすごく良いし、
ダークな童話の雰囲気や物語に支配された街という話も良くて、全体的に丁寧で気合い入っててクオリティ高い
こんなによくできた作品なのに知名度が低いのが本当に残念でしかたない
海外での方がまだ認知度高くて人気っぽいのが複雑、もっと評価されてほしい
絵柄や序盤の雰囲気はかなり女児向けっぽいからそれで食わず嫌いされたり視聴を止めてしまうのだろうか
だとしたら本当にもったいない、チュチュは後半になればなるほどクオリティ上がって話も面白くなっていくと思うのに

ついでにハマってた当時買った公式ガイドブックで、
監督の河本氏が「ふぁきあは物語を現実にする力を持っていますが、絶対に鳥のアヒルが女の子のあひるにということは書かないですよ。
例えふぁきあが書いてあげようかって言ってもアヒルは拒否するでしょう。今の鳥のアヒルが本当の自分だから。」
と言ってて絶望して封印したのを思い出し、でも思い切って引っ張り出してもう一度見てみたらやっぱりそう書いてあった
だけど、絶望しすぎて見てなかったそのあとの部分で
総監督のサトジュン氏が「ここから先は我々がどうこういう世界じゃないと考えてるんですよ。我々ってドロッセルマイヤーだから、
それで最終回以降、作品として送り出したもの以上のものは、どうぞご自由にご想像くださいということなんです。この部分を我々が考えるとずっとドロッセルマイヤーでいなければならない」
「アヒルのテーマ曲ってのが物語の序曲に使われている曲なんですがそのテーマ曲を最終回のラストに使ったんです。
これから彼らの物語が始まるという形で終わっているわけですね。」
と言ってたことに気づいて、希望がわいた
自分は総監督の言うことに同意する。作品というのは終わったらもう製作者の手を離れて視聴者の物になると思ってるから

本編は本当の自分の姿のままでも何かを成し遂げられるというのがテーマでハッピーエンドで終わったんだというのは十分分かってるし納得してるけど、
その後の希望にあふれたお話の解釈というのは見た人それぞれのものであって、可能性は無限にあると思ってるから、
だから例えばアヒルがまた人間の姿になるかもという可能性も全否定はしないでほしかった
だから総監督の方が、最終回以降の話はもうご自由に想像して下さいと言っててくれたのは嬉しかった