やろうと思えば
ハリウッド映画みたいな作品を見て喜ぶような層に媚びて
わざとらしい起承転結で
わざとらしい見せ場を作ったり
わざとらしい感動シーンを作ったり
わざとらしい盛り上げ方をしたりして
面白い映画を観たような気分にさせる
偽の満足感を演出することは
やろうと思えば可能だった



敢えてそれをせず
あくまで普通の女子高校生の日常の延長として
いつも通りのけいおん!を映画でも貫いて
最後までブレなかったことが素晴らしいんだよ