糸色 望の電化製品

糸色 望
「あれ?どれがテレビのリモコンかな?
これだ!」

ハイレゾオーディオのHDDオーディオ装置が鳴り出した。
しかも大音量で「へなちょこバンド」の音楽が鳴り出した。
望がリモコンをいじるも、音量は更に上がっていき、最大に。
白いリモコンを操作すると、今度はエアコンのスイッチが入った。
温度をどんどん低くしたため、エアコンが凍りついてしまった。
慌てた望がテーブルをひっくり返したため、今度はテレビがついて、
深夜番組の「松子のオールナイトニッポン」が流れた。

葛城ミサト
「糸色さん、ちょっと近所迷惑じゃないの?大音量で音楽をがんがんかけて!
もう、最先端の家電製品の使い方がわからなくて困るわ!」

糸色 望
「ミサトさん、なんとかしてくださいよ!」

葛城ミサト
「コンセントを抜いてしまえばいいでしょ?」

その後、望の書斎の家電製品はオーバーロードで煙を上げて壊れてしまった。
望が愛用していたベータのビデオデッキはテープがごちゃごちゃになった状態でイジェクトされる四マツ。