【軍事ワールド】極秘の無人戦闘機が初飛行 人と共に飛び、戦う
https://www.sankei.com/premium/news/190319/prm1903190007-n1.html

 米空軍が極秘裏に開発を進めていた無人戦闘機「XQ−58Aヴァルキリー」が初飛行に成功したことが3月6日に発表された。
秘密のベールに包まれていた無人機はドローンの範疇(はんちゅう)を超え、いずれ「ロボット戦闘機」とでも言うべき性能を持つ
ことになるという。米海軍でも有人の戦闘機は無くなっていくとの見方が支配的で、近い将来に戦闘機の概念が変わりそうだ。

海軍も無人の時代へ

ヴァルキリー計画は約2年半前にスタートしたとされるが、開始直前の2015年4月には、米海軍のレイ・メイバス長官(当時)が
「F−35は米海軍にとって最後の有人戦闘機になるだろう」と発言し、話題となった。

 メイバス氏は無人機を扱う専門の役職を新設し、加えて海中、海上、海上からの陸上兵器まで、全ての無人戦闘の指揮を行う
海軍参謀職まで設けた。すでに夢物語ではなく、実際に無人の艦艇や潜水艦の実験が進んでいるほか、無人の空中給油機も
配備が決まっている。


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