>>637
ニョロリ「そんなはずはないでニョロリ。あなたは弓矢の英雄だニョロリ」
ウィリアム・テル「昔はそうだったが、今は違う」
スフレ「え?どうしてですの」
ウィリアム・テル「実は、長くなる話しだが・・・」

ウィリアム・テルの回想
姫にプロポーズするウィリアム・テル
ウィリアム・テル(姫、今日こそ告白します。ボクはあなたのことが・・・)
姫(ええ、わたしもあなたを愛してます。ぜひ、キスを・・・)
悪党ボス(おお、これはこれは誰かと思ったら、ウィリアム君じゃないか)
ウィリアム・テル(お、お前は!)
悪党ボス(そうだ。オレを覚えているか)
ウィリアム・テル(忘れるわけがない。お前は悪党のボスだろ?)
悪党ボス(お前は英雄なんだろ?だが、オレが新しい英雄になる!!)
ウィリアム・テル(何?そんなことさせるか)
姫(きゃあ!)
ウィリアム・テル(姫!)
姫が悪党二人組みに捕まった
悪党A(へへっ、捕まえやしたぜボス)
悪党ボス(よくやったな)
悪党B(ボス、どうしやしょう)
悪党ボス(ここは、ボスに任せな)
ウィリアム・テル(姫を放せ!悪党め、この弓矢でお前たちの心臓を打ち砕いてやる)
悪党ボス(よーし、ウィリアム。いいことを教えてやろう。姫を助けたければ、このリンゴを打ってみろ)
ウィリアム・テル(何?)
悪党ボス(ほら、早く)
ウィリアム・テル(うぅ・・・)
姫(わたし、あなたを信じるわ!)
ウィリアム・テル(うぅ、ダメだ・・・。ボクにはできない・・・)
姫(そんな)
悪党ボス(ハハハハハ・・・。何が英雄だウィリアム。やっぱり、英雄はこのオレだよな?そうだろう?)
悪党(ええ、そうですとも)
悪党ボス(ウィリアム、姫は預かっておく、新しい英雄に跪くがいい!)
ウィリアム・テル(くっ・・・)
悪党ボスの笑い声が響き渡るのであった