>>529
まさにOUTER=部外者。ただの復讐者というだけで人類の未来にとって何の意味をも持たない空蝉となった。
ネイは身体的変異を遂げて火星という不毛の地に人類の新しい未来を示す象徴となった。レイラはヴォルクの復讐を終えても誰のためにもならず、
ただの虚構の象徴と化してしまうことを自認する。おまけに気づけば他は火星に必要な人材として意義があるものになっており、自らの失望と存在の虚構がレイラの最後に笑いと
涙に現れている。最後まで退廃的な描写になっている。

>>530
レイラ笑みはただの愛想返しだね。2回目のスピーティーの笑みにはレイラの好意的な笑みと勘違いし、好意的な意味合いを含めて返したが、
それを感じたレイラは「そういう意味じゃないよ!ドールを始末しようとしたところを見られて愛想笑いを振りまいただけだよ!」という感じだな。
特段真下qualityにみられる抒情的な要素は全くないけど・・・なぜ疑問に思ったのかさっぱりわからない。それなら、最終話のヴォルクとレイラの対峙の描写の後、笑みを浮かべて
ヴォルクが自らの命を絶つがその間の交互に現れる2人の心情はどうか?と疑問に思う方がAVENGERの解釈の仕方を理解していると思うのだが。
基本断片的かつ最小の描写だから自らストーリーを組み立てる必要があるからあなたのような思考は真下作品の解釈には向いていないと思う。