あしたへフリーキック
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衛星放送の衛星アニメ劇場でやっていた、青春サッカーアニメ!!
DVD-BOXも発売されており、懐かしさが蘇ります!
マターリと語り合いましょう。 >>348
あしフリに限ってはほぼ山本優の作品だけどな みてればわかるが
放浪主人公で日常のセリフパターンが3作品ともおなじだから
かなり指示は出してる >>303
まぁあしたへフリーキックは元々はイタリアからの発注で葦プロダクションが制作したものだしな
国内放送のこととかハナからどうでもいいみたいな感じだった(因みに92年の放送開始前に全話制作終了済み)
余談だが世界ユース大会でイタリアが優勝した時はやっぱりなって思ったよw イタリア国籍の日本人とかかなり無茶だよなw
まああの当時で東洋混合チームが勝てるほうもご都合だけど 考えてみると瞬はいわゆるファンタジスタのポジションだよな
普段1.5列目で時にはバックスまで戻るとか >353
日本での従来の制作システムなら(それ以前に日本の製作からのOKが降りないかもしれないがw)
52話まで絶対制作されなかった作品だね。52話まで観られて幸せだよ…その先も観てみたい気持ちにさせるけど スポンサーの圧力が無く、自由に制作して来たからこそ出来た大作。 どうでもいいが
隼、ロベルト、香苗の3人のやりとりがあるとスイートミントを観てるような錯覚になる >>353
同じ葦プロのアニメ、快傑ゾロとジュラトリッパーもイタリア出資だっけな あの時期は燃えろトップストライカーもそうだったし
流行だったんじゃないか
トップストライカーも褒める奴なんていないがいいシナリオだった
日本チームが最高 ◆幻のゴダイリゾートを求めて!#5 『伊勢・志摩の旅』
《この後 神戸港からの帰り、雪に降られ、寒さに震えながら一行は三重県に向かった。しかし‥‥》
−アミノテツロー(監督)−
「松坂だと思ったけど、もう着いたのが夜中で真っ暗だし、あちこち電話して宿に泊まろうと思っても、どこも満室で泊めてくれない。
(編注・合歓の里を提案した某氏が、宿は当日現地に着いてからでも大丈夫、とアドバイスしてくれたのだった)
必死であちこち、一時間ほど電話し続けて、やっと泊まれる所を見つけてタクシーで走ってねぇ。
もう真っ暗の中をどんどん進んで行って。チェックインが午前零時。朝、目が覚めるとほんと田舎の真ん中で(笑)」 なんか五代のユースの連中もへんに女にガツガツしてないしな
ブルマの美少女が群がっていれば後でオナニーに励みそうなもんだけど
主人公は性欲自体疑問視できるし 主人公の名前が五代君と三鷹コーチがフュージョンしたみたいだ ◆幻のゴダイリゾートを求めて!#6 『伊勢〜鵜方〜合歓の里』
−アミノテツロー(監督)−
「合歓の里は、スケジュールのきつい神戸ロケの後だったので、心のオアシスって感じで、作品に出てたかもしれないね。
場所は一か所だけど、スポーツ施設が一杯あって広いんで、カートを借りて のんびり走ってたんだ。
これ自転車借りてた日にゃ、へとへとだねって。もう高低差がすごくて、山から海までだから」
「バンガロー(ヴィラ)が一杯あるのを、選手の宿舎に見立てて使おうかってアイデアもあったんだが、
それはトップになってからにしようって。で、みんな共同の宿舎になったり。あと、あの辺の風景は世界ユースの時にも使ったかな」
「海辺のヨットハーバーは、そのまんま使って。もっとも海べりの断崖絶壁とか、松の木とかは、日本的なので避けた。
木なんかも合歓の里にあった木を参考にしている。木ひとつで随分風景が変わるんだ。そのへんも美術さんに意識してやってもらった」 ゴダイリゾートの移動手段は、やはり車がBESTだな。チャリじゃキツイ坂もあった記憶があるし >>335
いや、キーパーは試合中は冷静だが、試合中意外だと熱くなる奴は多い
オリバー・カーンなんていい例だ ◆幻のゴダイリゾートを求めて!#7 『ロケハンを終えて(1)』
☆具体的に美術さんに注文したのは どういう事ですか。
−アミノテツロー(監督)−
「美術さんに頼んだポイントは、亜熱帯と温帯の間くらいで、と言うことだった。
こんなアバウトな注文で あの背景がちゃんと上がって来るんだから たいしたもんだよ。あと、我々の願望を絵にして行こうということかな。
普通、自分たちの範疇で考えると、庶民的になってしまうけど、それを避けて自分たちの望む よい環境を描いて行こうと。
あ、それとゴダイリゾートは、日本とは言わず、『東洋で私有地』と言うことにしようねと言ってて。
と言うのは、日本と言ってしまうと それだけで世界感が出来てしまうから避けようということ。
言ったにもかかわらず、3話で日本って言ってしまって失敗失敗(笑)」 >372 カーンは女性に対しても熱くなり易かったなw ◆幻のゴダイリゾートを求めて!#8 『ロケハンを終えて(2)』
☆ロケハンすると しないとで、どう違いますか。
−アミノテツロー(監督)−
「いいなと思った風景を、空気と共に感じられる事。また、写真を見て2度確認出来る事。自分で歩いた風景は、想像だけで作ったものより、確かな物になる」
「例えば、自分のスケール感で描くと、横浜になってしまうんだけど、国際都市と言っても神戸とじゃ やっぱりスケール感が違う。
想像だけだと そういう臨場感がなくなってしまう。あぁ、俺も住めるかもしれないと、実感できた事が良かった」
「でも、先に合歓の里行って、神戸のきついスケジュールでまわったら また違ってたかもね(笑)」
「都会の生活感があって、そこにつながる合歓の里って感じで。そういう意味では、自分の中でスムーズにつながったので、このロケハンの順番は正しかったな」
☆最後に、山裾の「GODAI」の文字はどこから…
「山に字を書こうって言うのは、豪快にハリウッドみたいに、ここまで金持ちだぁって表現したかったの。
もっとも山に字を書くのは、地方では良くあるらしくて、東北自動車道をバイクで走ってたら、多分大学だと思うけど山の斜面に字が書いてあった。あれです」
☆『愛の下』って奴ですね。 濃すぎさんて歌うまいよな
あ〜いだけじゃ〜〜〜生きてゆ〜けな〜く〜て〜〜〜♪
素肌美人ってよく言うけれど日ごろの努力があるからよ♪のみれいさん可愛い('A`*)
フリーキックのキャラって痛いところがある場合もあるけど、
その痛さすら穏やかな気持ちで見れるw
気持ちがすさんでる時にこのアニメを見ると穏やかになるわー。 マリーベルになぞってDVD再販しないかな
もちろん宣伝スポットや未収録分が入ったサントラも付けて >>379
あの主人公達が暮らすゴダイリゾートの雰囲気は最高だよなー ゲイリーは脇役顔の割りによく映る
可愛いのに吉岡の影は薄いw い〜つっもそんなぁに気取ぉってちゃ〜♪
あ つっかれるぜぇ らんど〜〜〜〜〜ぃ♪ 小山俊久。作品の美術監督であり、ゴダイリゾートの設計者である。
彼の筆さばき一つで、ゴダイの空気が変わってしまう神のような存在だ。そんな彼に、フリーキックの美術世界を語ってもらった。
◆幻のゴダイリゾートを求めて!#9
★この作品は、確立した世界観があったと思うのですが、当初からこんな感じで行こうとかありましたか
−小山−「監督の方から大まかな世界観は伺ったんですが、温暖な感じ、日本に限らない、無国籍的なリゾートっぽさという事で。
観光旅行会社のパンフレットとか見て そんな要素が入ってるものを参考に、暖かく明るいトーンで まとめてみようとしました」
★全体的に夏っぽい感じですよね
「屋外は特に日差しを意識して、明るいメリハリの効いた爽やかな作品にと心がけました」
★(美術ボードのリゾート地を見ながら)この辺は ねむの里とか、写真を参考に?
「監督から いただいた写真をベースに、色的には きれいな感じに。
キャラクターの色が明るい作品なんで、暗いところ とかは避けて、影とか暗くはないけれどもメリハリのつけてというのを気をつけました」
★暗くなるんじゃなくてパキッとした感じですよね。コントラストで
「そうですね。重くならないようにとは、心がけました」
★ねむの里の写真、撮影2月でしたよね。写真でみると冬っぽい感じなんですけど、逆に背景は すごい夏っぽくなりますね >384 マルコと吉岡の声は同じ人だったな。そいや ヨハンは凄くていい奴なのに扱いがそいつらとあまり変わらんのよね だが、そこが良い。
凄さ≠扱いの良さ
を見せてくれる所が。両方は本来、必ず比例するものではないから
類似例では
顔の造形の良さ≠良い人度合い マルコとトトのストレッチシーンは
なんでいつもエロいんだ 見ていて心洗われるというか、優しい(強い)気持ちになれるアニメ ◆幻のゴダイリゾートを求めて!#10 『建物の世界観(1)』
★隼の別荘ですが…
小山俊久(美術監督)「この辺は植物的な変化も取り入れようと。たとえば海岸だったら椰子の木が多い。
で、この辺隼のいるとことか、結構高台の方になったらシュロの木とか。地域的な変化っていうのも出してみました」
★そういえば、パッと見た感じで何となく高いところとか、わかりましたよね。
●別荘の室内。そういえば隼は結局一度もピアノ弾きませんでしたね。
(編注・企画当初、隼は落ち込むと、ピアノを弾いて心を落ちつかせると言う設定があった。そのため部屋の中にピアノが置いてあった。)
「全然なかったですねぇ(笑)ほんとに ちらっと見える程度でしたね。あと この辺の別荘は、日本的にならないように配色は気をつけました」
★おしゃれですよね
「お金持ちと言う事で、野暮ったい色とかは使わないようにしてシンプルでシックな感じでまとめて」
★間接照明が多いんですよね。すごいフラットな感じで…
●サッカークラブは、建物の文字が途中から無くなったんでしたっけ。
「途中から消えたんですよね
(編注・海外販売を考え、チーム名を表記することは12話以降無くなった。海外では、主人公やチーム名が変わる可能性があったからだ)
この辺はサッカー場と言う事ですから、特に芝は気をつけましたね」 人気はないけど出来は文句の付けようがないくらい素晴らしいな
終盤はサッカーよりもみづほ達バレーの描写の方が力入れてた気がする 当時厨房だったがハマったわー
よくシュンとヨハンの日本語真似してた、今でも大好なアニメだ。 隼とヨハンに特徴的な日本語のフレーズって有ったっけ?二人の喋り方を真似てた。って事? ◆幻のゴダイリゾートを求めて!#11 『建物の世界観(2)』
★詰め所のロビーの天井とかも、全体的に天窓を取り入れることによって、明るい感じになりますよね
小山俊久(美術監督)「日差しが大きい分、その辺の光を取り入れて……」
★こう言った建物を考えられる時にはどういう風に…普段からこんな家いいなぁとか考えるんですか
「その辺は資料的には いつも見て、今度こういうのに使おうとか。TPOにもよりますけど、リゾートだったら こういう感じ、というのは。まぁ、資料見ないと わかりませんから、そのつど資料集めて、やってます」
★これはミーティングルームですか
「別荘ほどそんなリッチじゃないんだけど、まぁみんなで集まって話をするスペースなんで、明るくカラフルなのは避けて、落ちついた感じで。別荘ほど おしゃれではない落ちついた色使いでまとめてみました」
★みどり女学院体育館は、結構線が多いですよね。
(編注・バレーコート以外に、バスケットその他の体育用具がボードには書き込まれていた)
「最初はいつもバレーボールじゃなくて他のクラブでも使ってると言うのがあったんですけど……でも ほんとに作品の中ではバレーしかなかったんで。普通の学校ですから あって然るべきなんですけど、まぁ物語的にはバレー主体と言うことで」
★(天窓の光の違いを見ながら)こうすると また感じが変わりますね
「そうですね。あんまり情緒的なシーンと言うのはフリーキックの場合はあんまり無くて、状況説明的なカットが多かったんですけど、まぁその中でシリーズの枠を外さない程度に変化はつけてみたりしました」 >401 今はもう声帯的に、あの声を出すのは難しいだろうな。隼とロベルトは… 三角関係でもないのに、くっつきそうもない主人公とヒロインってのも珍しいな。 あのころはよかった・・・
女の子はブルマを履き、男の子は短い短パンを履いていた 引退するにはまだ早いぜ
この回のクリスは最高にカッコイイ ◆幻のゴダイリゾートを求めて!#12 『小物が広げる世界』
★ゴダイの修造の部屋。これは壁の絵とか、毎回描いてらしたんですか
小山俊久(美術監督)「ええ(笑)毎回描きますよ」
●パースとか ついて枚数増えたら大変ですね
「(苦笑)あと、たとえば状況によってここの絵は油絵的な絵画でないと駄目だし、さっきの詰め所のロビーはパネルに描いたポスターとか。
こちらのですと名画的なものでないとキャラクターにも この部屋にもあわないので、額縁とかその辺も凝ってやらないと他とあわなくなっちゃうんで……(苦笑)」
★ここが香苗さんの家
「毅彦の自宅ですね。修造は黒とかモノトーンの重厚なイメージで、こちらはリッチなんですけどもやや明るめで。隼達の別荘と雰囲気変えて」
★こういう椅子とかも……
「直線的なものだと どうしても堅苦しくなってしまうので、丸みとか曲線がないと上品さとリッチさがでませんから。
小物が多い時はリッチさというのが表現し易いことは表現しやすいんですけど、実際作業に入ると大変だなぁと(笑)」 ◆幻のゴダイリゾートを求めて!#13 『風を感じて』
★風景物で、華麗沢とか その辺の空気感と言うのは、リゾートとかと変えてるようなんですが
小山俊久(美術監督)「そうですね。ちょっと離れてしまうと、リゾートの暑い部分は抜けていった感じで作ってましたので。
このへん、色作りとか雰囲気とか遊ばせて頂いた点ですね」
★26話以降の放浪編で出て来る風景もすごいですよね。27話の山々を見たときに写真かと思っちゃいました(笑)
「うれしいです。自分としては あの話数、32話の北半球から南半球まで行っちゃうと言うのが気に入ってます。
結構、隼とかいつもリゾートの中やビジネススクールあたりを走り回っているのに、あの話数では世界中を駆け巡った話だったんで、
美術の方としても こんな所もある、こんな所もみたいに楽しめました」
★ボードの枚数とか、特に後半とかは大変そうですね
「そうですね。でも逆に後半はもう国自体が違っちゃってますから特徴付けが出しやすいと言うのはありますけどね」
アミノテツロー(監督)「あれで だいぶ雰囲気広がったんですよね。それまで一つの物を固めていく感じでしたからね」
小山「いつもはレギュラー設定の中での芝居が多かったですからね」 世界観が素敵、かつ最高過ぎる
今はあしフリのようなアニメはもう見られないんだろうな。 これなんかそうだよな
ttp://image.blog.livedoor.jp/heyrong/fe10bb90.jpg
>>404
サブキャラがヒロインの幼馴染ってのも珍しいよな、この手の作品で。 えっ
↑↑↑
今よく2chでよく見かけるこれをみて
このスレの人なら隼くんを思い出すだろう このアニメ男キャラも女キャラも全く”媚び”がないから凄く愛着が湧くわ ◆幻のゴダイリゾートを求めて!#14 『実作業の面で』
★美術さんは話数でチームを分けてやられているんですか
小山俊久(美術監督)「いや、うちは基本的にはそういう風にはしていません。必ずしも一緒と言うのではないですが、だいたいのメンバーは決まっています」
アミノテツロー(監督)「今回はそういう意味で凄く統一感ありますよね。2話分だけ違うだけで後はバッチリって感じですよね。現場は大変だったでしょう」
小山「シーン数が多いですから。もう目まぐるしく変わっていきますので、その辺がちょっと他より手間取ったところですね」
★自然物とかは手間かかるんですか
小山「建物や住宅街の方が時間かかります。自然物はそれほど時間かけない、と言うか、かけ過ぎると うるさくなってしまうし、重くなって窮屈な感じがするんで、なるべく
さらっと描いてしかも雰囲気を出すんです。ビルの窓とかは一つ一つ描いてもいいんですが、葉っぱ一枚一枚だとね。」 いいアニメだったなこれ、TVアニメでは1番面白いかも
最初観た時は主人公が女の子にしか見えなくて、子供ながらやべーよwって思ったもんだ。 ◆幻のゴダイリゾートを求めて!#15 『世界を創る』
★今回ゴダイリゾートは都市を一つ作る作業から入られたんですが、地形とかは監督と話し合われて?
アミノテツロー(監督)「ロケハンしてこんな感じで坂があって、云々アバウトな話をして後よろしくと(笑)」
小山俊久(美術監督)
「逆にそういう感じの方が こちらとしても、これもやってみたいと、プラスαがつけ加えられるんですね。あまり がっちりしたものですと、逆にこちらが遊べない…」
アミノ「例えば『家具はこうね』『葉っぱはこうね』と言うと それしか上がってこないでしょ。
『こんな感じ』で後は各自描き手がやってくれる。その方がやってて楽しいでしょ。僕なんかも、あ、こんなに描いて来たとかあるしね。
三言った事が十返って来る。そう言うのが無いと作品は良くならないしね」
★ありがとうございました >>423
もっと日の目を浴びても良かったよなー
まあ国内での情報が少ないままスタートし、サッカーアニメでありながらビジネスの話が中心で
女子バレー部員の描写も多いのでお子様にはかなりとっつき難かったのだろうけど。 あしフリもう一回観たいよー。
ゴダイリゾートで暮らしてみたいよー。
DVD欲しいよー。
ところで、ゴダイリゾートって日本なの? それとも海外なの? >>428
日本。
ユースが外国人多すぎるけど
バレー関係追えば日本確定。 >428-429
>>373のような裏話があったんだな。 >>427
サッカーをしない話の方が面白いからねぇ サッカーをする時の話も面白いけどな……隼が世界を廻る頃からだけど。 >>423
まあ確かに音声消したら
みづほとのシーンとか女同士みたく見えるねw 草尾毅。声優。伍代隼の「声」として今までにない新しいキャラクターを作り上げ、
それがまた、ひとつの作品世界を作り上げてしまった。
彼もまた この「フリーキック」世界の神である。そんな彼が、シリーズ終了後、初めて語る「あしたへフリーキック」
インタビューは、キャラクターデザイナーの(羽原)はばらのぶよし氏だ。 ★主役を引き受けた 最初の印象
羽原
「最初に、決まった時点でキャラ表見せて貰ってイメージとか固めるんですか?」
草尾
「フリーキックはねぇ、最初に録音スタジオに行って、ラッシュで『じゃ見てください』って」
羽原
「いきなりラッシュで!?」
草尾
「キャラクター自体はね。初めて見た時に『やばいっ』て思いましたね。
それは、誰が見ても女の子に見えると言うことと、非常にありそうで無いじゃないですか、彼らみたいなの。
言ってみれば一般人には ちょっと理解しにくい部分もあるけれど、この作品の中では それが当たり前だし、
わりと人間臭い部分が第一話で見えたんで、逆にそういうのを まるで感じさせないような作りの所でね」
羽原
「戸惑ったと言うか……」
草尾
「どう言った所をどう言う風に生かして、どういった作品になって行くんだろうってのを、
普通の作品以上にスタッフとの綿密な打ち合わせとかしなければならないな、と。
舞台設定はどうであるとか、キャラクターの設定がどうであるとか そういう細かい所まで非常に要求されたって言うか。
逆に突き詰めて行ってしまうと『狙い過ぎ』ですが、その辺のバランスをどう うまく持って行くかっていうのが非常に大変でした」
羽原
「そう言った部分っていうのは見てる側としては、草尾さんの新たな魅力として受け取ってるみたいですね。」
草尾
「びっくりしたと思いますよ、ファンの方も。それでテレビ放送が始まって最初のうちは
『あれは草尾さんにはあってないです』とか『あの顔は草尾さんの声じゃありません』とか一杯来ましたからね。
で、反面『こういうキャラクターも出来るとは思いませんでした』とかね。
どこまで深く読んで どれだけ僕らがこう打ち合わせとかして、どれだけキャラクターを作るのに精力的に取り組んでいるかとか、
そういう所は見えない所じゃないですか。見せちゃ勿論いけないとこなんですけど。」
羽原
「それは作画の方も同じですね」
草尾
「だからその辺で、賛否両論が顕著に表れた。最初の方はそうでしたね。
それがファンの皆様の慣れでもあるだろうし、こちらサイドもうまくキャラクターを肉付け出来ていって
やがて段々違和感というのは無くなって来て。今となっては草尾毅の代表作の一つの伍代隼になったんですね」 もしかしてジュディの事?ロベルトと一緒にいる事が多かった女キャラ 彼女の積極的なアプローチに動じないロベルトって一体・・・ 草尾毅インタビュー!!【2】*隼のキャラクターが好きになって貰えなければ成功とは言えない
草尾
「それとは逆に、僕がやってるから見始めましたって言う人は、
最終的に気がついたら伍代隼と言うキャラクターのファンになってなければ僕の仕事は失敗ですから。
その伍代隼が好きになった所で改めて『あぁ草尾って役者はいい役者なんだな』って思ってくれれば、
僕が声優として目指している所でもありますから。でなければ、僕の仕事は失敗だったなぁ、と思わざるを得ない。
今、僕の所に来てるファンレターとかを読んでみると、隼が好きです、伍代隼が好きです、って言う手紙も沢山頂いてるんで、
その辺は成功したかなっていうことで、嬉しい限りですけどね」
羽原
「52本……長いですからね」
草尾
「長いですよ。ホント長いし、その中で作って来た物は非常に僕たちの中では財産ですからね。
52週間かけて……『あぁ、今日こうだったから来週はこうやってみよう』『今日はこういう絵でこんな表情してる訳だから……』
そこでまた考えて……52週間かけて作って行った物っていうのが僕たちの中には絶対あるんですよ」
羽原
「毎週毎週積み重ねていって、っていう方がいい訳ですね」 久々にDVD観てるけどやっぱこのアニメ最高だよ
なぜ今の日本はこういう作品が作れない? これの専門サイト見たけどすげー面白そう
DVD買おうかな アミノ監督とシリーズ構成山本優の最高傑作、借金してでも買え。
>>354
正確には、隼はイタリア生まれで日本系イタリア人のクオーターだそうだ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています