タンポポのお母さんは綿毛を飛ばせばお亡くなりになるんだがあえてその描写を描かずにその後のシーンがのび太がジャイアンたちのチームに交わるさりげないシーンだったのも自然の死は妨げられないので生物の生涯を見届けたであろうのび太がそっけない雰囲気だからこそ完全なハッピーエンドではないのが視聴者に伝わった

同じ描写でミツバチハッチのトンボ夫婦の奥さんがラストシーンで卵を産み落とした後にハッチが次の目的地をひたすら飛ぶシーンで終わっている

このようにハッピーエンドと見せかけて意味を知るとそこには悲しい結末がありだからこそ笑顔で終わらないように描いてる昭和の作家の想像力は計り知れない感動を絵で与えられたんだ