●原作原理主義の立場からいくと、考察対象は漫画「北斗の拳」「蒼天の拳」「蒼天の拳リジェネシス」のみ。
アニメ・小説・外伝・公式ガイド本・実写映画・ゲーム・パチンコは論外。
「アニメ新北斗の拳」は「北斗神拳の伝承者争いに敗れた者達がロシアに渡って核兵器を
守っている」という設定自体に無理があるので、北斗サーガの全体像を考える上では参考程度。
「アニメリジェネシス」は「劉家拳が登場しない再構成版」なので正史とは言えず、これも参考程度。
「真北斗の拳5部作」は大体はいいと思うし、幾つか原作と違う部分も目を瞑ろうと思えば瞑れるが、
1つ「ストーリーに関わる決定的な矛盾」がある。「リュウをラオウとユリアの間の子」としている事だ。
年齢的に自然な感じもするが、バラン編でケンが「ラオウもまた己の子リュウを捨てる事も
忘れる事も出来なかった」 と言ってる以上、原作原理主義者としては認める訳にはいかない。
この台詞は「究極版」でもそのままだし、そうなるとやはり「真北斗の拳5部作」も「参考程度扱い」とするしかない。
但し「ケンシロウ編」はフウゲンもジュガイも良かったし、いい出来だったので、リュウに関する事以外はそのまま使いたい。
あと、レイナ、ダーマも漫画原作では少し設定を変えて使おう。ラオウの子リュウを産める
のは、物理的に「レイナ以外あり得ない」から。個々の事柄も生かせるものは生かす事にする。
●以上で第1章終わり!謎は殆ど解けた!物語の核心に迫ったよw
北斗サーガについて1冊の本が書けそうな分量になってきたわww