もしかすると、まるでCGで書いたような3Dのパースも正しい綺麗な絵にしたら、
混沌が消えてしまったら、生命力を失うのかもしれないな。

絵の歪みの中には、それを描いた人の願望や思いが込められていて、
それに共鳴する脳の構造を持つ者にはそれが伝わるのだとしたら?

ピカソのパースやデッサンの狂った絵は、意図的な計算尽くの
ものであって主張があるんだし。

ピカソ風のキャラクターとか背景で埋め尽くされたアニメーション
作品というものを企画してみたらどうかと思うのだがねぇ。
案外慣れるとその方が楽しい面白い夢があるということにならないか?
まるで写真で写したようなジブリのとか最近の一部の劇場用アニメとかは、
それに関してはつまらんと私は思っているのだ。