80年代の少年誌の「ラブコメ」ブーム・輝ける青春グラフィティー16作品
2018年5月6日
https://middle-edge.jp/articles/t4gMC

●ドタバタ喜劇的要素を伴った恋愛漫画『おくさまは18歳』(原作1969 - 70年連載)は典型的な「ラブコメ」のスタイルを生み出した作品

元来少女漫画の世界では、ドタバタ喜劇的要素を伴った恋愛漫画(特に『おくさまは18歳』(原作1969 - 70年連載)は典型的なスタイルを生み出した作品とされる)を指していた用語だったが、
1970年代の終わりから1980年代の前半にサンデーの『うる星やつら』(高橋留美子、1978 - 87年連載)、ビッグコミックの『みゆき』(あだち充、1980 - 84年連載)、マガジンの『翔んだカップル』(柳沢きみお、1978 - 81年連載)などの作品のヒットによって少年漫画の世界にも近似の手法が確立した時代に、
「ラブコメ」という略称とともに広く一般に定着した。