モウら委員の連中は元からインダストリア民でギガントを隠し持ってた。
太陽エネルギーが手に入るまでのつなぎで連中をかき集めて働かせようとしてた。
彼らは多くを助けたが、クソデブ女、能なし乞食は決して助けようとしなかった。見て見ぬふり。
モンスリーは体型もちょうどいい、うつぶせの彼女を拾い上げたときに思わずモウも「当たり」と口にしたほどだ。
どうせ生かすならいい女、いい男をと四方を回って助け歩いた様子が見て取れる。

最初は生きてるものは皆連れ帰ってたが能なしが多くて青年レプカの助言もあって方針を変えたようだ。
若きレプカは連れてきた者を労働者として働かせる指導者としての役目を担って、一線で活躍していた。
なのでルーケら全員助けるべきだという者との意見が合わずに、全員逮捕牢屋に監禁されることになった。
インダストリアで重労働させられてる者は前半に連れてきていた能なしを多く含む層と、後半の比較的正常な層に分かれる。
コナンたちが最初に会った夢遊病者の集団は能なしを集めたものの生き残りと考えられる。

結局ルーケらの人間平等を訴える者は、使い物にならない無能者と平民との格差がことのほか大きいせいで主張を通すことができずに
レプカら階級制を訴える者に従わざるを得なくなり、委員も実情を考慮して仕方なく彼らを牢獄に入れることになったんだろう。