>>737>>733の続き。

杉原は、奥山玲子画集で「キャプテン」だったのが実に
気になる。
その上あの顔立ちとなると、放送されたアニメとは全く
異なる役回りで、杉原が準主役のような可能性すらある。
ストーリーも、登場しないことが注目されている、校長
と前任監督や、どのようないきさつがあったのか語られ
ない、聖の両親の死にシゴキ事件の詳細といった、重
苦しい話が中心になった気すらさせる、そういう杉原の
顔つきだった。

となると、羽鳥の自宅を見に行った時の私服デザインは
もっと暗い色調と作りの物になりそうだし、声も小宮和枝
でない、もっと暗い情念が得意な声優になっていたかも
しれない。

こういった奥山画集の杉原設定が、路線変更で全てボツ
となり、その反動で放送の、明るいウワサ好きで主人公
を支える現実的な、あの杉原になったのだろうか。
それでも、調べたり情報収集が得意というあたりは、
ボツとなった設定を引き継いでいるのかもしれないが。