対横浜港東戦は、力VS技、個人VSチーム、スパイクVSレシーブ、強豪VS弱小
金持ちVS庶民、と対立軸がしっかりしていて、試合が分かりやすかった。

≪アタッカー比較≫
スパイク力 羽鳥(手首を折る)>>>一条・花房>聖>桂姉妹(軽い球質)
ジャンプ力 桂姉妹(ブロック不可)>>聖>羽鳥・一条・花房
テクニック 聖(超人技)>>桂姉妹>>羽鳥・一条・花房

第8話の羽鳥のセリフに「黒田監督」とのセリフがあり、横浜港東高校の監督は
「黒田監督」と判明している。ただこの監督、橘高校と3回も対戦しているのに、
ついに一度も登場しなかった。静画もセリフも一切なしだ。これだけ対戦してる
のにまったく情報が無い点に意図的なものを感じた。
四条通高校の桂姉妹や秋吉めぐみ以上の隠ぺいだろう。

(白黒)
従姉妹の友人が白木だし、制作スタックは羽鳥の周辺で意識的に白と黒を集めてる
印象である。白木や黒田監督は当然だが、横浜港東のユニフォームも白黒だし、
白木と羽鳥も白黒だ。他に白黒絡みだと、白バラ学園、
白井(元橘高校バレー部員、聖の勧誘から逃げた)、
白石(横浜港東そばかすバレー部員)、黒須薫(CV)等もそうだ。
白黒と言えば、77年は白黒TV放送が終了した年でもあり、
テレビ放送の記念的意味合いで白黒を意識したのかもしれないし、
世相的にロッキード事件の影響を受けて、真相は闇の中という風潮に対し
白黒つけて欲しいという皮肉めいた暗喩を入れたのかもしれない。