そして散々引っ張った上、最後の敵な四条通の秋吉が
満を持して登場となったが、その必殺技は飛んでクル
クル回るだけにしか見えず、どう見ても最終回の最後
まで引っ張るような代物ではなかった。
それに、その後ろでポーズを決める桂姉妹と一緒だと、
子供向け特撮番組みたいで一気に脱力した。
その上、このワザを決める際は背景が白黒に点滅して
不快だし、全体的にアホっぽくていい所なし。
その秋吉はセリフが悲鳴だけで、引っ張りすぎて活躍
する時間を失ってしまったらしい。
ただ、顔面をボールが直撃する場面だけ時間をかけて
丁寧に描かれ、スタッフは歪んでいる。

なお聖のVアタックも、目をつぶってバク転するという
トンデモぶりで、秋吉といい勝負だが、背景の点滅
というポケモンショックにでもなりそうな不快さはない
ので、その点はマシ。

決勝でともに必殺技放った後は、使い回しと止め絵で
橘が得点積み重ねたことをなんとか描いた感じで、
そんな場面で「あしたへアタックっ」と当アニメの
タイトルを叫んで決めゼリフにしていて、ああここで
タイトルを回収するのか、とちょっと感慨深かった。