スタッフが意欲を喪失したのか、短縮打ち切りに制作
体制がついていけなかったのかは知らないが、かなり
手抜きや異常や未完成が目立った最終回23話だった。

第1セット終了後、原に注意を受けた聖が、一条を
活躍させるような事を言い、一条と杉原から否定された
際、聖と一条と杉原の眉毛が黒色で、髪色とかなりの
違和感があった。
この場面は、聖の顔真正面アップで狂気を強調する
場面らしい、ある意味見せ場なので、そこでこの作画
異常はいただけない。

その後第2セットを取られ、敗戦でどうなるのかと
思ったら、決勝は第5セットまでと気付き、その時点で
「この後の3セットを短い時間で一気に大逆転させると
なると御都合展開だろうな」などと思い、「もういいや」
といった気分になった。

さらにBパートは、最終回を迎えるにあたっての整理と
言った具合に、淡々と場面をやり切って橘が勝っていくと
いった感じで、進んでいった。
その中で一条の自宅火事の場面と、そこから立ち直った
一条を原が喜ぶという場面があり、一瞬この作品は一条
が真の主役だったのか?と思わせた。
得点や失点が止め絵だったり、もっと手を抜いて得点
ボードの数字だけだったりして、試合展開も適当な感じ
が漂う中、関谷がいつものやられ役で、すごい表情を
していて、これはちょっと目立って面白かった。