嵐がそんな聖の狂気を「どうかしてんじゃねえか」と
しっかり批判していて、実にマトモ。
それに対して伏島は、自らの説教がこの聖の狂気を
誘発したかもしれないのに、「きっと立ち直ります」
などと言っていたが、原が一喝しなければ聖の狂気は
続いていたと見られ、実にアホなことを言っている。
それに伏島が大声で応援したら、聖はますます狂気
に支配されていて、逆効果。
スタッフは頭の悪い嵐の方を活躍させたくて、伏島
なんて本当は嫌いだし出したくなかったんじゃない
のか。

原は途中で聖の発狂をなんとか食い止めたといった
感じで、さしもの原もこの聖の意味不明な発狂に
気付くのには時間がかかったようだ。
ただ原は、聖が「武蔵製鉄へ入りたがっている」と
指摘し、それはある程度当たっているようだが、
本人は大学進学したいなども言っていて、原の指摘も
あまり正確ではない。
だいたい原は、こんな最終局面で突然聖の深層心理を
読み解き、進路指導まで一瞬でやるというのが取って
付けたかのような不自然さで、今更なにやってんだ
コイツらは、という気分になった。
ホント女子高生の気の迷いといった感じだが、その点
を指摘され、聖が落涙した後はこの件がなかったこと
にされ、視聴者はワケのわからない発狂したと思った
ら、あっというまに正気に戻っているという、置い
てきぼり気分を味わうことになったのだろう。