大雪山学院監督

鼻から顎にかけてひげもじゃで、まくりあげた腕も毛深く、
ア〇ヌ人をステレオタイプにイメージした監督なのかもしれない。
表記は >>5 のテンプレに準拠した。一覧表その1に画像がある。
セリフは「タイム」の一言(CV水島鉄夫らしい)
監督が登場するシーンが非常に短く、関係筋への配慮が
なされたような雰囲気だ。地方色を大胆かつ遊び心を入れて表現
したのだろうが、万一のことを考えてシーンを短くし、カットないし
差し替え可能な状態にしてあるのは流石である。

なぜ日本アニメーションが北海道、大雪山をテーマに入れたのかは
想像がつく。一番大きな理由は創業者が北海道出身であること。
北海道の大地や自然に誇りを持っていて、作品を通して地方色を
出したかったのだろう。それと78年に単発アニメ作品「大雪山の勇者牙王」
が制作されており、その前振りでもあったのだろう。
前作で使った情報が次作で再利用できればコスパが上がるし、続けて同じエリアの
地名をテレビで放送すればコンビニのドミナント戦略のように相乗効果(宣伝)も
期待できる。

ちなみに「大雪山の勇者牙王」は大雪山を舞台に狼の血を引く野犬と
狂暴な人食い熊との壮絶な戦いの話である。「あしたへアタック!」では
一条明日香が白木ルミに「狂犬みたい」と言われるが制作スタッフの頭の中に
犬の戦いの作品があったのかもしれない。そう言えば大雪山の監督や
福原は熊っぽさを感じる風貌だ。(怖い熊ではなく可愛い熊)