白井さんと山田さんには悪いが
白木のネガキャン程度でやめるんじゃ見込みは無いだろう。
この二人と比較すると後から入部した1年生3人は根性がある。
むしろセルフのふるい落としになって良かったかもしれない。

ふるい落としと言えば、同じ1話で新1年生がバレー部に応募に来る
シーンがあるが、最初は全部で16人もいた。しかし白木の幽霊話で邪魔され
結局ほとんど辞めていって残ったのは西1人だけだった。
これも他の15人は勝手にふるいで落ちたようなものと考えられなくもない。
その後、関谷、太田、一条が次々入部して6人揃った。
過去レスでもあったが、4人には下心があったとの指摘は面白かった。
下心の強さは 西<太田<<関谷(<<<一条) な感じだろうか。

西  本当はマネージャー志望だった(でもバレーは好き)
太田 廃部危機でまともな部活をしないだろう(厳しくない、自分でもできる)
関谷 廃部危機でまともな部活をしないだろう(厳しくない、自分でもできる)
一条 名前だけキャプテンになって楽できる(本当はバレーが大好きだった)

一条の場合ははっきり態度に示しているので、厳密に言うと下心ではない。
しかも内に秘めるバレーへの情熱は段違いに高かった。
一条を除くと下心が強かったのは関谷かもしれない。文科系で本当に
スポーツは門外漢だった様子。部で落語はできなかったし、むしろ一番
逆境から頑張ってきたと思う。太田は大人しいタイプだが、巨漢で素直な性格は
体育系の素養があったのだろう。入部の際はオカルト好きと言っていたが
お為ごかしで、本当の目的は性格の改善だったと思う。幸運なことに
関谷と西という明るい性格の同期に恵まれたし、何といっても聖がやさしかった。
後から着任した原も生徒の自主性を尊重し暴力無縁の人格者だった。
良い監督、良い先輩、良い同期に恵まれれば厳しくても続けられる。