あしたへアタック!11スレ目
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あしたへアタック!10スレ目 (前スレ、2017/10/14〜)
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/ranime/1507908885/
放映期間:1977/04/04〜1977/09/05 全23話 放送時間:月曜日19:00-19:30
原案:神保史郎 監督:黒川文男 シリーズ構成:岡部英二
キャラクターデザイン:福田皖/奥山玲子 作画監督:福田皖/百瀬義行/北島信幸
音楽:越部信義 録音監督:藤野貞義 美術監督:大山哲史/山本二三
演出:早川啓二/楠葉宏三 仕上・検査:浜口恭子 アシスタントディレクター:腰繁男/小園井常久
製作:本橋浩一 企画:佐藤昭司/別所孝治 プロデューサー:松土隆二
制作:日本アニメーション/フジテレビ 作画・背景・仕上:潤成実業 撮影:トランスアーツ
聖美々:小山まみ 一条明日香:吉田理保子 杉原ゆかり:小宮和枝 西すみえ:横沢啓子
関谷君子:松金よね子 太田トミ子:青木和代 原大介:井上真樹夫 嵐三吉:たてかべ和也
ナレーター:富山敬 白木ルミ:信沢三恵子 伏島一郎:神谷明 聖加代:麻生美代子
聖露樹:黒須薫 教頭:宮内幸平 花房みつる:麻上洋子 羽鳥京子:弥永和子
オープニングテーマ「あしたへアタック」 エンディングテーマ「バレーボールが好き」
作詞:神保史郎 作曲・編曲:越部信義 歌:堀江美都子
挿入歌「美しい今日」「会うのは明日」
作詞:山川啓介 作曲・編曲:越部信義 歌:堀江美都子、ウィルビーズ(美しい今日) 一条和夫
一条明日香の父である。
灯台守の仕事をしており、全国各地に転勤している。
作中でも長崎、藤沢、三崎と移転の描写がされている。
灯台守と言えば海上保安庁の管轄であり、身分は国家公務員と思われる。
住居は質素に見えるが格安の家賃で借りていると思われ、堅実に貯金を
していると推察。第11話で職場の様子が出てたが、同僚がテレビでバレー
を見ていたところから、監視業務交代で息抜きも可能なようだ。
テレビで明日香の様子を見て、急ぎバレー会場に駆けつけるのだが
会場の場所がはっきりしない。「県立体育館」とアナウンサーが
言ってるだけであるが、試合前に橘高校が宿屋にいたので、どうも
三浦市内ではなさそうだ。横浜か横須賀だろうか?仮に横須賀が会場として
半島の先にある勤務先からは試合時間中にいけるだろうか?
もしかして勤務先が横須賀の灯台で、たまたま会場が近かったとか。
でも第13話に一条家の自宅すぐ近くに勤務先と思われる灯台が背景にあり
整合性が取れない。一番無理がないのが会場が三浦の三崎付近であること。
そうすれば駆けつけられる。試合前の宿屋のシーンを無くせばいいだけだ。
そもそも横須賀の白ばら学園と試合をするのに宿屋はいらないだろう。
スタッフが全国大会と混同して入れ込んでしまったか、父親の勤務先の
場所と会場の距離を考慮してなかったのだろう。 灯台守と言えば、1957年に松竹が公開した灯台守を題材にした映画
「喜びも悲しみも幾歳月」がある。戦前戦後を通じて全国各地に赴任し
苦労を乗り越えていく灯台守の夫婦の話で、何度も映画やドラマ化
されている。本作の制作の際にも参考にした可能性がありそうだ。
ロケ撮影場所の一つに三浦半島(横須賀市)の観音崎灯台があって、
本作に影響を与えてそうだし、一条の過去の赴任先の長崎もロケ地の
一つ(五島列島)から拝借したようにも見える。
ちなみに映画の灯台守の奥さんである高峰秀子さんは美人で有名だが、
本作の亡くなった奥さんもやはり美人だった。
母親の死をきっかけに人間不信、自暴自棄に陥った明日香だったが、
根底には誰も母を助けてくれなかったという無念があった。
もし実は原が命がけで助けてくれたこと。母親が自分と引き換えに
娘を助けることを願ったことを知れば、あそこまで深い闇に落ちなくて
済んだと思う。真相を全て知っているのは原だけであり、このことは
話す必要があると思った。ただ原も母親を助けられなかった無念が
あったろうから、口が重たくなるのはしかたない面もあった。
しかし、それでも最後の母の思いは伝える必要はあっただろう。
また夫も妻の最後の様子は知りたかっただろう。
このケースでは助けて名前も言わず去るのは少し違うと思った。
数年後、橘高校と白ばら学園の試合で一条父が原の身分をやっと
知るわけだが、それでも原は自分が助けたことを伏せようとした。
いつか父娘に真実を話して欲しいものである。 娘を思いやるセリフ、聖を友達にしたいセリフ
「母さん、聖という人が明日香の友達になってくれるといいけどね」
「明日香、一緒に夕ご飯を食べていってもらったらどうかね」
「結構、この子はなんでも作るんですよ」
「明日香、行っておいで、お友達の家へ招待されるなんて初めてじゃないか」
「お母さん、あの子が笑顔を取り戻してくれるかもしれないよ」
暖かい言葉であり、人を見る目も確かなようだ。
最終回の決勝後のシーンでも見守るように後方に映っていた。
https://i.imgur.com/Z5Qm4nz.jpg ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています