>>161
オーロは本来なら、津波に飲まれた時点で物語からリストラされても無問題なレベル
同じ「嫌な奴」ポジの、サルベージ船書記テリットの扱いが「事故死の伝聞」だった
のを思えば不公平な優遇措置といえる。まあ原作へのリスペクトだとは思うのだけど

テリットは上司パッチ(ラオ博士)を逆恨みしてはいたがインテリ(書記)。コナン
とラナへの虐待も、正体をさぐるための揺さぶりが主目的。実務にポカが多い欠点は
あったが、それだけに野心もささやかな二等への昇格。「売国度」オーロより微罪だ

なのにテリットが雑な退場をさせられ、いっぽうオーロは赦免を得た上でガロの部下
として、最終回で仲間に編入。裁判所や監獄の無い集落とはいえ、本来ならば私刑で
吊るされるはず。むろん当初インダストリア軍に抗戦した「実績」と、オーロの妹の
助命嘆願の合わせ技での酌量余地はあったが、それでも本来、処罰の苦役十年は鉄板

その意味では、テリットの最期もだがオーロの赦免・改心・和解イベントのプロセス
も完全に省かれて処理されてしまった点は、食い足りなさを感じる部分