富野監督が反出生主義だなんてとんでもない。
滅亡と言っても魂の存在や継承を描いているしイデオンのパイパー・ルウやメシア、Vガンのカルルマンやマーベットが懐妊した赤ちゃんなど次世代に混沌した災厄を納めてほしいという希望を描くというのは反出生主義とは正反対だろ。
イデオンのラストやバイストン・ウェルもそうだけれど死は終わりではなく繰り返す輪廻、少しでも今より良い上昇する輪廻であれば救われるね、というかなり東洋的で能天気な思想。

能天気と書いたのは悪口でなくて楽観できるのは悪い事ではないという事で。