機動戦士ガンダム Vol.41 【光る宇宙】
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>>657
ガンプラ手に入れるの大変だったんだよ
再入荷が待ち遠しかった >>656
回折して拡散するんだからいいんじゃね? (今までのお話)
ブライトがミライに、「アムロをガンダムのパイロットからはずす」と
話しているのを聞いてしまったアムロはショックを受けます。
ガンダムに乗って、ホワイトベースを脱走するアムロ。
みんなに説得されて、フラウ・ボゥ はバギーでアムロを迎えに行きます。
隠れている場所にたどり着いたフラウ・ボゥは、アムロを説得しようとしますが……
**********************************
せっかくフラウ・ボゥ が迎えに来てくれたんですけど、アムロは目の前でガンダムのコックピットに入り
「僕の気持ちがわかるもんか!」
と言いながら、コックピットのハッチを閉めてしまうわけです。
(僕の気持ち1 画像 ) http://livedoor.blogimg.jp/okada_toshio/imgs/2/c/2cf01013.png
中二病と言えば中二病っぽいんですけど、やっぱりこのプロセスは一回絶対やっとかなきゃいけなかった。
もともとアムロは、ガンダムのパイロットをやりたくて始めたわけじゃありません。
俺はやらされている、みんなのためにやっていると言う気持ちがずっとありました。
仕方なく戦っていくうちに、それでもどんどん戦闘力が上がっていきます。
それにつれて、自分でも気づかないうちに気持ちも変わっていたわけです。
その気持ちがどう変わったか、アムロの言葉としては語られてはいないんですけど、
この回を見るとはっきりわかります。
ガンダムを降りろと言われたとき、それまでのアムロだったら、
「それでもいいですよ」
と答えたはずなんです。
ところが、いつの間にか
「(自分ががんばっているのに)ガンダム(の性能だけ)が認められているのはイヤだ」
という気持ちに変わっていたのです。 だから、
「帰って来い」
と言われても、
「僕の気持ちがわかるもんか」
という返事になってしまうのです。
アムロの成長という意味では、『再会、母よ・・・』もあったし、
『ククルス・ドアンの島』もあったし、『時間よ、とまれ』もありました。
でも、40話あるシリーズの中で、アムロが自立するための転換点としては、
ここが一番重要なエピソードだと言えます。
感情的にはしんどいエピソードですけど。この転換点を超えることで、
最終的には戦闘に積極的に関与していく人間になっていくわけですから。
ハッチを閉めたアムロは、ガンダムに乗ったまま去ります。
ここで飛んでいけばかっこいいんですけど、歩きながら去ります。
で、フラウ・ボゥが、
「待ってアムロ!」
って叫んで、歩いているガンダムのあとから、バギーで走っていくという(笑)
当たり前と言えば当たり前なんですけど、マヌケと言えばマヌケな。
ちょっとロボットアニメっぽくない?
その割に、今回、やったら作画がいいんですよねぇ。
ひっさしぶりに、いい作画の回なんです。
よりによって、この回でこんなに作画が良くなくても!
って思うんですけど(笑)
で、この構図、好きです。 このバギーがね、後ろ向いてないんですよ。
アムロがガンダムで立ち上がった時、バギーが左正面側を向いている。
だからフラウ・ボゥは、
(待って 画像) http://livedoor.blogimg.jp/okada_toshio/imgs/b/a/baeca277.png
手前にまわりこんでバギーに乗り、右旋回でバックしながら、
頭をガンダムの方に向け、それから走り去っていきます。
こんな作画、めんどくさくってやりたくないと思うんですよ、現場の人間も。
コンテに描いてあるからやったんでしょうけど。
こういう細かい細かいちょっとしたこだわりを重ねることで、リアリティを作ってくれてます。
この構図、マヌケはマヌケなんですけど、僕、かなり好きですねぇ。
(構図が好き 画像) http://livedoor.blogimg.jp/okada_toshio/imgs/d/8/d8f09314.png
去っていくガンダムの背中がちょっと寂し気に見えるところが好きですね!
第18話『灼熱のアッザム・リーダー』より >>667
その代わりそれを紹介する男がこの上もなくキモい。
眼が腐るとはこういうのを言う。 今でこそ、そう言う評価になったが、
それなりの実績もあった。 ランバ・ラルは、「この戦いが終われば、二階級特進だ」と言います。「そうすれば兵士たちにもいい暮らしをさせてやれる」とも。
中略
それを聞いたハモンは「兵士たちのため?」って聞きかえすんです。
ランバ・ラルの本音を聞きたいんですね。
「おまえのためでもある。ザビ家により近い生活ができる」
ここでランバ・ラルは本音らしきものをポロっと言うんですよ。
そうすると、もうねぇ、ハモンさんの演技がいいんです。
”ザビ家により近い生活ができる”と言われたときに、ハモンさん、まったくセリフなしに、右目だけをやや細めるんですね。
はい、目じりがほんのちょっとだけ下がります。
目じりがこういうふうに下がるっていうのは、笑顔じゃないんですよ。実は相手をやや見下している。
ハモンは(まぁうれしい!)って顔をしたんじゃない。 だからと言って、哀しいという顔をしたわけでもない。
「そんなことを言われなくても、私はそんなことを求めてるわけじゃないの!」と、ランバ・ラルに怒ったりもしない。
やや右目の目じりだけがさがって、相手を見下す表情をするんです。
なぜか。
「そんなことを私が望んでいると、この人は思ってるのかしら。あぁ、なんてかわいい男なんだろう」
と思ってるからです。
ハモンさんのその心理状態を、右目をやや下げて、目をちょっと細めるという演技だけでやってるんです。
ここもやっぱりセリフで描かない。ガンダムのすごさですね。
”ザビ家に近いぜいたくな暮らし”がしたいような女だったら、一緒に地球に降りてくるはずがないんですよ。
安全で快適なジオン国内で、仕送りを受けてた方が、よっぽどか楽で幸せなんですから。
こんな風に苦楽を共にするはずがないんです。 砂漠のど真ん中で、補給物資を運んできた人の労をねぎらうためだけに、ランバ・ラルが立ち会ってる。その横で、ハモンさんも一緒に立っている。寒空の下、コートを着て。
そんな人が、”ザビ家に近いぜいたくな暮らしがしたい”はずがないんですけど、わかってないんですよ、ランバ・ラルは。
で、「お前に幸せな生活をさせるためでもあるんだ、どうだ!」っていうふうに、つい言っちゃう。
わかってないと思いながらも、自分のために戦ってくれる男を目の前で見ていれば、嬉しさがこみあげてくる。これもまた”女の性”ってやつですよね。
それが気持ちよくって、一緒に降りてきてしまうわけですしね。
『機動戦士ガンダム』第17話『アムロ脱走』解説より SF映画っていろんな撮り方があるんだ。
たとえば『機動戦士ガンダム』
『機動戦士ガンダム』がSFかどうかという大論争があったんだ。
SF作家の高千穂遙(たかちほ はるか)が、
「あれはロボットものであってSFじゃない」
と言ったんだけど、SFなんだよ。
最後に出てくるニュータイプという思想が、遺伝でなくて進化として捉えてるんだよね。
つまり宇宙空間に人間が行ったら、人間というのは認識力が広がって他人の考えていることや、思いやりとかがわかる。それを戦闘に利用されてしまうという話なんだ。
これって、たぶん富野さんの世代というのは、今西錦司(いまにし きんじ)という生物学者の影響をすごく強く受けているんだよね。
今西錦司っていう人は、京都大学の名誉教授なんだけども、今西進化論というのを編み出した人なんだ。
今西錦司が言ったのは、同じ生物によっても棲み分ける環境によって変化する。
その変化が起きたら種全体に一斉に広がるって言ってるんだよね。
『ガンダム』がいいSFだって思うのは、アムロが最後ア・バオア・クーからコア・ファイターで脱出する時に迎えるシーンなんだよ。
みんなが「アムロは?アムロは?」って言って迎えるんだ。 そしたらアムロ以外の、例えばこのおちびちゃん3人組がニュータイプとして覚醒して、アムロに脱出経路を教える。
その時そのおちびちゃん3人組はアムロよりさらに進化したニュータイプになっている。
ミライさんもアムロの声が聞こえて、フラウ・ボゥ、カイ・シデンもハヤトすらも、アムロからの声が聞こえる。
つまりもうニュータイプになっちゃってるんだ。
ガンダムの最終回というのは、少なくともテレビ版の最終回で富野由悠季が描いたのは、そこにいたホワイトベースの仲間たちが、アムロと時期こそ違え、どんどんニュータイプとして進化していく瞬間をバーッと描いたこと。
面白いことにブライトさんは、最後まで進化しないんだよ。
ブライトさんは、最後まで進化しなくて、ミライとか、セイラさんに、「お前は、アムロとまだ連絡が取れるのか。」と聞く。
そして最後アムロが帰ってきた時に、全員が喜びの顔で迎えて一斉に手を伸ばすんだ。
ガンダムで描こうとしたのは、種は進化するとか、人類はニュータイプという革新を迎えるということじゃない。
ニュータイプとして革新を迎えたセイラさんであろうと、ニュータイプとして革新を迎えなかったブライトさんであろうと、両方がアムロ・レイを笑顔で迎えるというのがクライマックスシーン。
つまり大事なのは進化じゃなくて、自分が帰れる場所があるか。
仲間があるかっていうことを映画の中で描いちゃった。 だから『機動戦士ガンダム』というのはすごいSFなんだよ。
普通のSFだったらここで、進化する、進化しないに、意味づけをしちゃう。
でもそうじゃないんだと。
宇宙空間に行っても人は進化するかもわからない。
わからないけど、仲間がいなくなったら心配して、みんなで力を合わせてそいつを探すことをする。
この大きい流れをガンダムという話はやってくれた。
この辺が『ORIGIN』にないところだよね。 この前、終わったと思ったら、またabemaで週末一挙放送やってるねw スカパーで、夜11時からガンダム、11時半からボトムズやってて、ガンダムは打ち切りだから先に終わった。
と思ったらまた1話から始まった。当然2周目見てしまったが、11時半のボトムズ見出すと永久ループになるので、一生懸命我慢して11時半でテレビを切った俺。 >>680
昔っていつ?
地上波の再放送って滅多に見られなかった思い出。。 ガンダムは年に3回くらい再放送してた。
まだビデオがほとんど普及してない頃だったから1回1回の再放送を命がけで見てたな。
根気と集中力をそっちにすべて注ぎ込んでたから当然勉強する余力なんか残ってなかった。 夏休み時期に毎朝2話ずつ再放送とか普通にやってたよな やはり一番印象的なのは映画の公開時期('81〜'82)の再放送だろうな。
夕方の時間帯にも関わらず驚異的な視聴率を叩き出した。 80年代あたりはアニメ・特撮は再放送すごく多かったからな
いい時代だった 再放送で制作費用の再回収をやらなくなったいまではどうやって制作費用を回収してんだか・・・ よほどの話題作でもない限り、いま再放送するのは地方局くらいだもんな。 最近のアニメって第1話のCMでもうDVDやらBDの宣伝やってるし 夕方はアニメ、時代劇、ドラマの再放送よくやってたな そういえば・・・
ガンダム本編 をリメイクするって話は進行してるのか?
安彦センセ が、今の若い人たちに昔のガンダムを「リアル・SFアニメ」
として見せられ無いから、リメイクするって言ってたが・・・ >>701
それはorigin本編なんだろうが
やるとすると過去編どころじゃない長さになるだろ。
安彦さんの身体が持たないんじゃないか。 >>704
関東でもMXやtvk、千葉テレビは色々再放送しているだろ。 >>705
ほんまもん地方民だから
関東なんて大都会の事情なんて
知らないよw 富野叩きばかりが巣食ってたもうひとつのファーストスレは書き込み止まっちまったな。 昨日、ガンダム1話のセリフ書き起こしを眺めてたんだけど
アムロの第一声位は知ってたけど
シャーの「若さゆえの・・・・」が
1話の最後のセリフと気づいてビックリした
今更だけどなんかよく考えられて作られたものなんだな〜って思った ↑ しかも、アレで20歳だからなぁ・・・
しっかりしてはるわぁ〜〜〜・・・ 昔はみんな精神年齢が今より高かったんだよ
未来の話だが 「げっこうかめんのおじさんは〜」と歌われているけど、主役の大瀬康一はまだ二十歳だったんだよ
昔は二十歳と言えば立派な大人として扱われた
女は高校卒業するとすぐ花嫁修業させられたものだし
今はアラサーでもアイドルで通用したり、昔じゃ考えられなかった
戦争の後遺症を引きずっていた昔の若者は生き急いだものだった
ましてやアニメやドラマを作っている人たちは年寄りが多かったからね
多少の時代認識のずれもあったのだろう 昔、月光仮面のおじさんが近所に住んでるって噂があったんだけど
中の人なのか俳優さんなのか、そもそも見たこと無いから分からなかった…w アムロ、フラウ、ハヤト17、8歳、カイ19、セイラ21、ミライ24、シャアは26、ブライト、リュウ28、9
キシリア36、ドズル33、ギレン41、ランバラル45くらいだと思ってた。喋り方や身分、役職から判断して。
これぐらいの方が辻褄は合うと。。 ラルさん30代だっけ
あんな貫禄のある30代がいるか! >>718
多分何度も出てると思うんだが
アムロ、フラウ、ハヤト以下の年齢のキャラクターは設定通りの年齢、それ以上の年齢のキャラクターはプラス3〜5歳のつもりで演出していたそうだよ。
ブライトにしろシャアにしろ士官学校卒なんだから二十歳やら18じゃおかしいからね。 あぁ、そうなんだ、このスレは最近来たから知らなかった。
シャアの口調が偉そうなのが気になる。軍人でアレだと… オリジンで年齢設定を再設定したよな
大人は全体的に高くなった 今の日本人は、平和ボケなんだよ
責任感も乏しい・・・
目的意識も希薄・・・
無気力・・・
こんな香具師が日本人の典型的な姿になって・・・
そりゃ「三島由紀夫」も絶望して、ハラキリするわ・・・ Orz 俺シャア専用オーリスに乗ってるけど、毎日最初にエンジン始動するとシャア専用カーナビがシャアの劇中のセリフを喋るんだ。
元旦のセリフが「私もよくよく運のない男だな」で大晦日のセリフが「いい女になるのだな。アムロくんが呼んでいる。」だ。 >>725
カミーユ「男に向かって、『いい女になるのだな』は無いだろ!」 >>718
どのキャラもいい年塩梅だね
オレの感覚だと、シャア25、キシリア32、ドズルはキシリアの兄のほうがしっくりきて35、ギレン43、ランバ・ラル38、ハモン31、マチルダ26、ウッディ33歳ってとこかな
キシリアが4歳のシャアと遊んであげたって年だと、10歳ぐらいかなと
ギレンは父にしっぽと言われたヒトラーが首相になった年
ハモンは30ちょい過ぎぐらいな感じなんで、ラルとの年の差考えれば30後半ぐらいかなと
アムロ憧れの人はちょうど10歳差がいいかな
ウッディとの7歳差もいいとこだと思う >>729
監督自身、登場人物は皆3〜5歳くらい+にしたかったし、MSは10m程度にしたかったって何かで言ってなかった? ↑ 仮に、シャアが25歳だとしても貫禄ありすぎ・・・
アレじゃ、45歳ぐらいだろ・・・ 本当に適正年齢にすんなら
そのキャラクターの脚本はその世代にやらせるしかないわな
禿爺が憑依してんだから、そらみんなジジババ臭くて達観してる
あんな大学位の小僧があんな台詞吐けないよ ↑ でも、まぁ・・・
想像を絶する経験を
してきてるし・・・
戦時中だし・・・
普通よりは、しっかりするだろうけどな・・・ 精神的な面は現代人より昔の人の方が早熟な面も多いのでガンダムもそんなもんだと思っとけば良いのでは 旧帝国軍人も十代で大人びていた。
特攻隊員の遺書なんか達筆だし難しい言葉を使っている。 年齢や状況もデカイが
戦後現代の日本人は反日洗脳で池沼にされたから、パッパラパーしか居ない
比較にならない ↑ ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ〜〜〜っ!!
同感だぜっ・・・!
G.H.Qの愚民化計画 は、大成功してるよなぁ・・・
おかげで、あの誇り高き日本男児は、今や・・・
ひきこもり ニート 生涯童貞 ナマポ センズリ三昧
そりゃぁ・・・
三島由紀夫 も、ハラキリするわぁ・・・ Orz (今までのお話)
「マ・クベ、モビルスーツを前もって発見できなかった失敗、許しがたい」
と、キシリアさまからものすごく怒られるマ・クベ。
「キシリアさま〜……」
と、びびって消え入るような声で答えるマ・クベ。
「アッザム性能テストにはよい機会です。お前がやって見せよ。」
と命令するキシリア。
「はっ、キシリア様、必ず」
*****************************
キシリアが”こんなに”怒る理由を、一応僕なりに考えてみたんですよ。
「モビルスーツを前もって発見できなかった失敗、許しがたい」とキシリアが言ったのはなぜか。
(キシリア様) http://livedoor.blogimg.jp/okada_toshio/imgs/2/1/2165f0e2.png
マ・クベ、お前が事務職だというのはわかってる。
軍人としては向いていないっていうのはもわかってる。
だ、け、ど、油断しすぎ!
敵との戦争は、もうランバ・ラルに外注して仕事は終わった気になってるだろう?!
自分は忘れていいと思ってるだろう!?
忘れんなよ!!と。
もうすぐオデッサ・デイで、戦うのはおまえなんだからな!(笑)
いくらランバ・ラル隊が敵討ち隊だから(やる気がある)と言っても、
あいつらに補給と情報だけ渡していればいいのかというと、そうじゃないだろ!
お前が戦争の当事者ということ忘れるな!
(キシリアには、マ・クベの)「ついつい、苦手なものを避けようとして(好きなつぼ集めをして)しまう根性」が、許せないんですよ。 というわけで、まずここで、激しく怒るわけです。
で、次に「お前がやってみせよ。」というキシリアのセリフ。
そんなことを言いながらも、キシリアにしてみれば、マ・クベは腹心の部下なんですよ。
ただ、今のままだと大佐止まり。
これ以上、マ・クベを出世させようとしたら、軍人としての箔をつけないといけない。
自分のかわいい弟のガルマですら、「少将だ中将だと言ってみても、手柄がなければ国民は納得しない」と言っていたくらいですから。
こ〜んなに戦下手(いくさべた)のやつだけど、手柄をたてさせるしかない。
おまけに実は(現在の)マ・クベの功績ってジオン本国でも公にできないんですよ。
レアメタルを掘ってるって言っても、その掘ってる規模も何もかも、隠している。
ジオンの勝利にものすごく貢献してるんだけど、実はジオンの軍内ですらマ・クベが
どれくらいすごいことやったのか、秘密のままなんです。
だから、これ以上周りから私が「マ・クベをひいきしている」と言われないためには、軍人としての箔もちょっとは必要だ。
そのために一番いいのは、連邦軍の新兵器をマクベが自分で落とすこと。
ドズル配下のランバ・ラルとかシャアみたいな存在としてこれからも重宝するために必要だと。
そう考えたわけです。
(中略)
で、新型兵器アッザムのコックピット内のシーンです。
これがねぇ、なんかねぇ。
どぉ〜考えてもマヌケなんですけど。
(自動車教習所) http://livedoor.blogimg.jp/okada_toshio/imgs/f/3/f347132e.png 「マ・クベ、おまえがやって見せよ!」
と言ったからと言って、ここ、自動車教習所の教官の席ですよね!
ひょっとしたらブレーキついてんじゃねぇかと思いますよね。(笑)
もう、”いい司令官”なのか、”悪い司令官”なのか、わかんないんですよ!(笑)
命令するんだったら、自分は後方にいればいいのに。
まぁねぇ、これも理屈で考えれば、アッザムの方が圧倒的に有利だからと言えなくもない。
これだけ基地が破壊されたら、アッザムにの中に入ってる方が安全と言えば安全なんですけど。
まさかの二人乗り!それも横並びで!
横から、キシリアが「〇〇せよ!」「〇〇せよ!」と命令していて、一生懸命こいつ(マ・クベ)が答えるんですけど。
キシリアが「ガルマからのデータより性能ははるかにいいらしいな。マ・クベ用心してかかれ」
マ・クベが「はっ!」っと言いながらガチャガチャ操作してるんですけど。
まじめに作ってるとは思うんですけど、機動戦士ガンダム内で僕、「一番マヌケなシーン」だと思うんです。
(二人乗り) http://livedoor.blogimg.jp/okada_toshio/imgs/c/3/c302855b.png
第18話『灼熱のアッザム・リーダー』より 「ガイア、オルテガ、マッシュ、ジェットストリームNGを仕掛けるぞ!」 「黒い三連星」あたりより、紫を主とした色使いが多用され、サイケデリックな雰囲気となっていました。
その理由と『ガンダム』が陥っていた「大人の事情」について語ります。
ガンダムは準備していたリソース、予算的にも人員的にも時間的にも、どんどん使いつぶされていって、お話的に一番盛り上がる「ジオンの脅威」あたりで使いつくされるんです。
そこから先態勢を立て直しつつ、もう一度宇宙に戻るジャブローあたりまでがんばってたんですけど。
そこで安彦さんが倒れて、作画的に全面崩壊したまま最終回を迎えたというのが大きい流れです。
見ている人には関係ないんですけど(笑)
「黒い三連星」あたりで何故あんなにモビルスーツを出したのか。
富野さんは露悪的に語ってるんですけど
「俺はえらいことを思いついた。
ロボットを描いている限り、二本足を動かさなきゃいけない。
しかし、浮いてるロボットなら、足を動かさなくてもいい。」
おまけにロボットが走っている時は、腰を上下動させなきゃいけない。
この作画に手間がかかる。
でも思い切って横にスライドさせたら、こんな楽なことはない。
本当に作画的にもスタッフ的にも限界がきているから、このロボット浮かしちゃえと。
そして横にスライドしちゃえと。 ついでに色は、当時太陽印刷というインクメーカーがあったんですけど、紫が大量に余っていたんですね。
一番余っている紫使ってしまえと。
昔はセル画の色塗りは、内職で発注してたんですけど、その作業の人たちからクレームが出ました。
かつては60色くらいだったのに、ガンダムくらいから100色くらいになってきた。
こんなに沢山の色を管理できないと。
さらに現場に遅れが出て、スケジュールが押してくる。色指定を見たら、ない色が書いてある。
そのない色を発注しているうちにさらにスケジュールが押してくる。
どうするんだ!と言う時に、富野さんが
「全部紫でいこう」
と。
そういう事情があったんです。
そもそもおもちゃメーカーとの約束に
「味方のロボットは一種類」
「敵のロボットも一種類」
ということでザクだけと決めてたのが、やっぱりそれでは困るということで、新型を出すことになった。
でも現場は混乱する。
せめて色を紫にすることでなんとか立て直したんですね。 背景も同じです。
描いてる時間がないから、何にでも使える背景というのを作りはじめた。
森とか砂漠とか星空を描いてる時間もない。
ただ印象的な背景。
色んな色を塗りたくっておどろおどろしくすればどこにでも使える。
撮影も楽になる。
そういうわけなので、「黒い三連星」あたりはサイケデリックな感じなんです。 「ガイア、オルテガ、マッシュ、ジェットストリームNGを仕掛けるぞ!」(再) (ノ∀`)ノ∀`)ノ∀`)ジェトストリームアチャー レス乞食はそうやって反応してもらえるのが嬉しくて仕方がない。 多分なんでNGにひっかかってんのか分かってないだろうなw 質問:『機動戦士ガンダム』の主題歌の意図は何でしょう?
『機動戦士ガンダム』の主題歌について。
主題歌の歌詞と本編の内容があってないように思うのですが、主題歌の意図は何なんでしょうか?
あれはレコードで発売されているので、A面B面という言い方をします。
主題歌がA面。エンディングに流れる曲がB面
主題歌に勇ましいマーチ調の曲を持ってきて、B面にバラード調を持ってくる。これは当たり前なんですね。
富野さんの作詞というのは、A面B面を組みで考える。
『イデオン』の時もA面で勇ましい曲をやって、B面で自分の本音っぽいのをやる。
『ガンダム』の時B面は「アムロ振り向かないで」という、アムロに焦点をあてた曲なんです。
A面の♪巨大な敵を 討てよ 討てよ 討てよ
というのは、「悪を討て」でも「ジオンを討て」でもないんです。
巨大な敵とは、「状況」全部が自分を殺そうとしているとうことです。
「君は生きのびることができるのか」というのがアニメ全体のテーマ。
時代とか社会とかが自分たちを殺そうとしている時に、生き残ることができるのか、と。
つまり、内容と違ったオープニングを作っているつもりはないと思います。
『無敵超人ザンボット3』の時は、サンライズ企画室と言う人たちが作詞をやっていたんですけど、『無敵鋼人ダイターン3』とか『ガンダム』の頃から、富野さんは積極的に作詞をやり始めた
そして自分の名前、ペンネームを出すようになってきた。
エンディングで本音を言って、オープニングでスポンサーの機嫌をとるようでありつつ、ちょっと本音を言う、という時代ですね。
『戦闘メカザブングル』とか『聖戦士ダンバイン』くらいから、主題歌でも本音を言うという時代が始まって中期富野由悠季の時代が始まるというわけ。 「オイラはねっけつ 火の玉
そしてそして ひろがる夢は
おおぞらを行く♪」これが富野の本音 2018年06月21日07:00
【岡田斗司夫ゼミ室通信】ミライの下着は高級品『機動戦士ガンダム』より
http://blog.livedoor.jp/okada_toshio/archives/51548569.html
(今までのお話)
それまでずーっとホワイトベースの司令室でデータ入力していたアムロが部屋にもどろうとしている。
途中の廊下で足がツルッと滑る。
びっくりして見ると床中がびちょびちょ。水が何センチも溜まっている。
******************************
そこに、いきなりドアが開いて、素っ裸のキッカが、ドアから飛び出してきます。
「ああーっ 水! アムロ直して!水道直して!」
「水道?」
と驚くアムロを、キッカが腕を引いて、部屋の中に引き入れます。
すると、目の前にブラジャーがどーんと干してあって、アムロはパニックになります。
(ブラジャー 画像: http://livedoor.blogimg.jp/okada_toshio/imgs/5/0/50736b7d.png )
そこがミライさんの部屋だということは、一応アムロもわかってるんです。
そのミライさんの部屋から裸のキッカが飛び出してきて、ドアを開けると目の前にブラジャーが吊ってあるから、
童貞のアムロ君は顔を真っ赤にしてるんですね。
で、顔を赤くしながら、ちょっと身をかがめて、このブラジャーの陰から声をかけるような感じで、
「キッカ!ミライさんいるんだろ?見てもらえよ!」
ここら辺はもう、安彦さんのすごく魅力的な動きです。
キッカが「ミライ!水道ねぇ!」とミライを探しに奥に走っていきます。
すると、そのキッカを探すように、裸のミライさんが出てきちゃうわけですね。
(下着 画像: http://livedoor.blogimg.jp/okada_toshio/imgs/b/5/b5328254.png ) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています