トムは最初の方は宮崎晃が病気で書けなかったから
しばらく別の脚本家が比較的原作に忠実に書いてたんだが、
いまいち弾けてない感じだったな
途中で彼に変わったら原作にない要素をどんどん入れ出して、
途端に面白くなった

ペリーヌのアレンジもそうだが
(原作ではパリからスタートで、ボスニアからパリへの旅はアニメオリジナルとか、
 ペリーヌがビルフランの孫だと読者に分かるのは原作のラストで、
 ペリーヌが正体を明かせず葛藤する描写にしたのはアニメオリジナル、等)
初期名劇の面白さって宮崎晃のオリジナリティの暴走にあると思う