【ペリ子や】ペリーヌ物語22【適当にね】
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>>495
ああ、俺が可哀想と言ったのはビルフランに母親と自身をボロクソに言われてるシーンだよ
タルエルとテオドールなんてもうペリ子は軽くあしらってるもの バロンの為に犬小屋を作るポールが愛おしい
完成度も高いし >>505 そういうことね。 たしかにその二人はある意味眼中にないかもね。
早く自分が孫だと伝えればいいのにと思っていたけど、手紙の反応からしてますます伝えづらくなったね。 ビルフランはギョームの件で「私を裏切ったものは許さん」みたいなこと言ってたしね ビルフランに自分が孫だと伝えるには、まず父エドモンはもう亡くなっていることも伝えないといけない・・・
ここが、ペリーヌが躊躇している理由の一つでもあるんだよねえ。 >>507
その犬小屋、実質何日使用されると思う？ もしマリと二人だけでビルフランのトコ押し掛けてたら
息子死に追いやった憎い女とその娘としか見られなかったかもね
頑固で激しい爺さんだから数年掛かりで誤解を解くか
絶望して母娘でマロクール離れて完全に縁切るかになりそう
やっぱり本編の流れがスムーズか ペリーヌって、世界名劇の中では
落ち着いたお姉さん系だよねー
幼いころ、いいなアとおもってた 紺色のベロア素材の衣装が似合うよな。
メーテルみたい。 「バロン・・・疲れたでしょ・・・私も疲れたわ・・・なんだかとても眠いの・・・」 まあ鉄砲の音が聴こえたのにあんな処に向かったペリ子が悪いな
バロン馬鹿犬なんだから バロンの脳内では自分がご主人様を庇ったことになってる でもバロンがいなかったら、オーレリィがペリーヌと言う確証をフィリップ弁護士がたどり着くまで、
もっと時間がかかもしれないんだぞ？
バロンは名作劇場の中では、バカ犬の部類に入るかもしれないが、バロンが一番好きだわ。 バロンは普段はバカ犬だけど、オーレリーが林で行き倒れになったときに
助けを呼びに行ったからね。
潜在能力は高い犬。 もしもバロンが居てくれなかったら、お母様を失った私は悲しみのあまり死んでいたわ
まあそんな‥
本当よ。何故だかわからないけど、あの犬は私を愛してくれているの まあ、バロンはなんだかんだいってアゲ犬だからな
パトラッシュのようにデキは良くても不幸を呼び込む犬もいるから バロンが撃たれたときペリーヌが慌てて飛びだしてたら、話を聞かれたと思ったテオドールにバロン共々撃ち殺されてたかもなあ。 オーレリーがバロンと干し草でたわむれる光景素敵だったな >>536
テオドールにそこまでの度胸はないな
誤って撃つとかならともかく口封じのためにとかなんて出来るはずがない
オーレリィ＝ペリーヌと分かった瞬間あっさりあきらめちゃう位だからな
タルエルに至っては一瞬落ち込んだけど直ぐに立ち直っておべっか使いにいく始末だし タルエルといえば変わり身の早さ
いいか。この工場ではクビにするのも工場長である私しだいなんだぞ。
紹介しよう。秘書のオーレリーだ。
よ、よろしくお願いします‥
どうぞお入りくださいバロンちゃん〜 かわいい かわいい よかったよ、オーレリー、
お金をあげるから他人に言うんじゃないよ
https://i.imgur.com/bgJoLiR.jpg 血縁でもない少女を自宅に住まわせようとするビルフラン様も冷静に考えるとキモい タルエルがオーレリィがビル・フランと住むことになったのを知って、ビル・フランに「お待ちください」と階段を上がる前、歌舞伎役者みたいなポーズになってワロタwww >>544
インスピレーションだろ。
あとはタウエル達から守ろうとしての判断。
なんらおかしくない。
色眼鏡で見る方がキモい。 上の方でも述べられてるけど、ペリーヌはぐずぐずしてるな。
自分が孫だと言わないのは自分の考えがあってのことかもしれないけど、決断の先延ばしに見えるわ。
その間にビル・フランが亡くなったら、タルエルとテオドールの思うがままになるだろうに。
ファブリにだって自分が懸念していることが起こらないようにうまく伝えれば、一番の良き相談相手だろうに。 何度も言われているけどビルフランに自分が孫だと伝えると、父親の死も伝えることになるし、ビルフランが失意のあまり寿命を縮めてしまうかもしれない。 今の時点でのビルフランは、浅ましい女の子供って考えだから、感動の対面とはいかないよ。
それに、名乗って父親は死んだと伝えても、信じないどころか追放されるのがオチ。
今の流れは先延ばしでもなんでもない
、自然な流れ。 ロザリーが少しもやっかまないなんて変だなと思ってたから
今日の反応には安心した ロザリーは実家も裕福で行員たちの中では恵まれてる方だから、やっかまれてもおかしくないのに、そんな素振りが見られないのは本当に性格が良いんだろうな。 >>551
タルエルたちに「オーレリィには秘密厳守を申し付けてあるから余計な事を聞き出そうとするな」と一言釘を刺しとけば済む話だろ >>554
マシューなら即死だな
だが、ビルフランも薄々肉親の勘みたいなもんで何か感じ取ってるっぽいよな >>556
ロザリーはファブリに恋心持ってなかったのかな
いい子だから、もし好きだったとすると、可哀想 ロザリーは結構精神的にタフだよな
ダメは受けるけど立ち直りが早い
リアルじゃ結構有能なはず ロザリーとオーレリーは、
ベッドインしたから。。。
貝合わせしたかも。 へへへっ ペリーヌグッズをおいてけよ
けがしないで すむぜ
はい おいていきます
ざけんじゃねえよ→エンカウント
株式会社栄光社製、もじのおけいこブック出せ。 家なき子がヒットしたから二匹目のドジョウを狙って書いたのが家なき娘 今日から、毎週日曜の午後７時半
ペリーヌ物語を見るのら
一年間をかけて... 今日から1回ずつだと最終回は来年に持ち越し
それがペリーヌ物語 (全53回) ファブリ「マリ・パンダボアヌは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ」 341 ：名無しか・・・何もかも皆懐かしい：03/11/19 22:09 ID:???
「いいじゃねーか、ペリーヌ。あんたにとっちゃこれくらいのはした金、なんでもないだろ。」
ペリーヌが取り出した数枚の紙幣をひったくるように取り上げると、
マルセルは「すまねえな」と言い残していつものように後ろを振り向くことさえせずに軽快に走り去っていった。
おそらく今夜もどこかの場末の酒場でしこたま酒を飲み明かすつもりなのだろうとペリーヌは想像した。
マルセルがあんなふうになってしまったのはいつからだったろう。
サーカスの練習を懸命にこなし、一方でペリーヌ母娘を元気付け助けてくれたあの優しいマルセルが、
こともあろうに彼女の財産をあてにしてお金をせびりに来るようになるなんて、今でもペリーヌには信じられなかった。
342 ：名無しか・・・何もかも皆懐かしい：03/11/20 00:39 ID:???
「その辺にしときなさいよ。」
肩を叩かれマルセルが顔を上げるとそこにはやつれた表情のロザリーがいた。
「放っておいてくれよ。」 酒くさい息を吐き出し、マルセルは言い捨てた。
「いい加減現実を見たら？貴方はサーカスの道化。ペリーヌはパンダボアヌ家の後継ぎなのよ。
釣り合う訳無いわ。。私も貴方の事言えた義理じゃないけど。」
「放っておいてくれって言ってるんだよ！！」
自分でもどうしようも無かった。
ファブリの愛人になり日陰の身となったロザリー。ペリーヌに金を無心する自分。
何処で道を間違ったのだろう？マルセルはまたグラスに手を伸ばした。 352 ：名無しか・・・何もかも皆懐かしい：03/11/22 21:07 ID:???
酔っ払ったマルセルに肩を貸し、ロザリーは店を出た。見上げれば美しい月が出ていた。
祖母が亡くなり、父が病に倒れた時、真っ先に援助を申し出てくれたのはファブリだった。
弟と二人これからどうやって生きて行けばいいのか途方にくれていたロザリーにとって
ファブリの申し出は涙が出るほど嬉しかった。
だが思う。何故、あの時素直にペリーヌに助けを求めなかったのだろうかと？
結果はこの有様だ。ファブリの求めを拒むことは出来なかった。
結婚は出来ないと言われた時も頷くしかなかった。
二人で出かける事も、人前に出る事も無い。
ただ、月に数回ファブリがロザリーのもとへやってくるだけだ。
ロザリーの淡い夢は早々に打ち砕かれた。
ファブリに与えられたアパートの自室にたどり着くとマルセルが抱きついてきた。
「ロザリー、ロザリー。。俺。。」
ベッドに押し倒され服を脱がされながらロザリーはぼんやりと考えていた。
この男もペリーヌの名を呼ぶのだろうか？ 359 ：名無しか・・・何もかも皆懐かしい：03/11/23 18:51 ID:???
ふと自分の名前を誰かに呼ばれたような気がして、ペリーヌは窓外を見た。
しかしもちろんそこには誰もいない。
ガラスに映った自分の姿が宵闇を背景にして寂しげな視線でこちらを見返しているだけだ。
（今頃マルセルはどこかでお酒を飲んでいるのかしら）
ペリーヌは昼間の出来事を思い出してまたやるせない気持ちになった。
マルセルのいるサーカス団が借金のために公演できなくなった時、ペリーヌはビルフランに頼んで資金の提供を申し出た。
団長や団員が次々と去っていく状況の中でなんとかして一座を立て直そうと孤軍奮闘していたマルセルの父親は、
それでもペリーヌの申し出を頑として受けようとはしなかった。
それは彼の矜持がそうさせていたに違いない。
母マリとの貧しい生活を経験していたペリーヌには、彼がそうする気持ちがよくわかった。
だからこそマルセルを助けたいという気持ちを無理に抑えて、彼女は彼ら親子を見守ることに決めたのだ。
その決断が間違っていたというのだろうか？ 376 ：名無しか・・・何もかも皆懐かしい：03/12/01 00:16 ID:???
情事の後の気だるさの中マルセルはベッドの中で煙草に火を付けた。
ロザリーと求め合う関係になったのは何時からだっただろう？
ふと、あの時の事が脳裏に浮かんできた。 借金の返済に奔走していた父が倒れた時のことだ。
ペリーヌに迷惑をかけてはいけないと言う父を説き伏せマルセルはペリーヌを尋ねた。
複雑な心境だった。しかしどうしようもない。父の薬代を借りたかったのだ。
しかし、ペリーヌの差し出した金額はマルセルの予想を越えるものだった。
パンダボワヌ工場でマルセルが稼ぐ賃金を遥かに上回っていたのだ。
借金は返せた。返しても十分に金が残った。
マルセルの中で何かがはじけた。
それからペリーヌに金を無心する事が続いている。
工場にも行かなくなった。毎日酒びたりの日々だ。
マルセルは自分でも自分が良く分からなくなったいた。
ペリーヌを愛しているのか憎んでいるのか。 俺ならビルフラン様に孫ですって言うな
耐えられないだろ普通 391 ：名無しか・・・何もかも皆懐かしい：03/12/03 22:57 ID:???
「なあペリーヌ、君は最近何か悩み事でもあるんじゃないのかい？」 ファブリがペリーヌの顔をのぞきこむようにして訊ねた。
ビルフランとの遅い昼食をとった後、工場の中庭でひとり休憩をとっていたペリーヌに、
偶然通りかかったファブリが声をかけたのだった。
「いいえ、別に・・・どうしてですか？」
「うん、どうしってってわけじゃないんだけど、ただなんだかそんな気がしたもんだからさ。
いや、別に何もなければそれでいいんだ。じゃ、僕はもう仕事に戻るよ。それじゃ、また」
工場の建物へと向かって歩み去っていくファブリの背中を見つめながら、
ペリーヌはひとり胸中でつぶやいた。
（確かにわたしには悩み事があります。ひとつはマルセルのこと、そしてもうひとつはあなたのことです、ファブリさん）
ファブリとロザリーに関する噂はペリーヌの耳にも届いていた。
いくら大きな工場とはいえ、同じ職場で働いている者同士のことだ。本人達がいくら隠そうとしても隠し通せるものではない。
ましてや他人の秘め事を面白おかしく吹聴し、またペリーヌのような立場の者に親切めかして注進する
おせっかいな人間がどこの世界にもいるものだ。 435 ：名無しか・・・何もかも皆懐かしい：03/12/10 01:00 ID:???
仕事を終えたペリーヌが屋敷へ戻ると、ロザリーの弟ポールが中庭のベンチに腰掛けてバロンの相手をしていた。
「あらポール、来てたの」
「おかえり、ペリーヌ。今日は僕の仕事も早く終わったんだ」
今やすっかり老犬となってしまったバロンの頭を撫でながら、ポールは明るい笑顔をペリーヌに向けた。
彼は現在パンダボアヌ工場の機械技師としてファブリの下で働いている。
それはもともと彼が望んだ仕事だった。
幼い頃から工作を好み、また成長するにつれて機械いじりに興味を持つようになった
彼にしてみれば、最新の設備を誇る工場の機械技師は願ってもない職だったのだ。
しかし、ファブリとロザリーの関係を知る者たちの中には、ポールや彼の仕事について口さがない連中が少なくなかった。
姉を犠牲にして職を得たのではないか？ 姉の愛人と一緒に仕事をしていて平気なのか？
ポールが職場で熱心に働き、また普段の生活で快活に振舞うほど、彼に対する陰口は陰湿さを増していった。
バロンに何か話しかけながら笑っているポールの横顔を見ているうち、ペリーヌはいつものように胸が締め付けられる思いがした。
世間の風評とは違う。ポールの本当の心は・・・
彼はかつて一度だけ、ペリーヌにだけ本心を垣間見せたことがあった。
「俺が今の仕事を辞めちゃったらさ、姉ちゃんが悲しむから」
ペリーヌはその言葉を聞いた時、なんとしてもこの姉弟だけは幸せになってもらいたいと強く願ったのだった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
