同級生の間で唯一ケイ派だった自分は、男子の圧倒的なユリ派の数の多さに驚いた記憶がある。

きっと恥ずかしくて、実はケイ派である事をカミングアウト出来ないのだろう、などと都合よく解釈していた。

そう思うくらいにケイの事が魅力的に思えた。