>>677
ウェリントン夫人「セドリックさん」
セディ「はい。・・・ねえウェリントンさん、僕のことをセディって呼んでください」
ウェリントン夫人「あ、いや・・・。本来ならフォントルロイ卿って呼ぶべきところを
あなたのファーストネームで呼んでいるのよ。ましてセディだなんて・・・」
セディ「ううん、みんな、そう呼んでいますよ」
ウェリントン夫人「それではセディ、来週、私のお屋敷に来ない?息子を紹介したいの」
セディ「ウェリントン子爵ですね。・・・うーん、でもお祖父さんが何ていうかなあ?」
ウェリントン夫人「知ってますわ。ジョニーが目にかけているメイド頭のことでしょ?そのことと、
あなたが私のお屋敷に来るのは別よ。イギリスでは貴族同士の社交はしないとダメよ。
ましてあなたはいずれドリンコート伯爵になるのですから・・・」
セディは困ってしまった。

後でブリジットに相談することにした。