>>524
伯爵の部屋に戻ったメロン
伯爵「どこへ行っておったのじゃ?」
メロン「いえ・・・、おトイレですわ」
伯爵「そうか・・・。そうじゃレスリー、明日の予定じゃが夕食はわしが作ろう」
メロン「え!?ジョニーがお料理をするなんて40年ぶりじゃない?大丈夫なの?」
伯爵「気が向いたのじゃよ。たまにはあいつ(セディ)にも食べてもらいたいと思ってな」
メロン「たまにはって・・・フフフッ(笑)。若君も初めてですよ」
伯爵「ほっほっほほーww。そうじゃわい、わしが料理を作ったらセドリックもきっとびっくりするぞ。
それにブリジットも来ているし、ちょうどいいじゃないか?」
メロン「そうですわね」
伯爵「まあ楽しみにしておれ」
メロン「ではさっそく食材の準備を・・・」
伯爵「(そんなことは)よいよい。わしが夜が明けたらジェファーソンに準備するよう、言うので心配するな」
メロン「それが・・・ダメなんですよ」
メロンは困惑した様子だった。

伯爵「ん?何がダメなんじゃ?」
メロン「とにかくジェファーソンに頼むことだけはしないでください」
伯爵「お、おう、そうか。わかった・・・」
メロンはたった今、起こったことに精神状態が動揺して収まっていなかったからある。
その理由も言えなかった。まさかジェファーソンに無理やり抱きつかれたとはメロンも言えなかった。