小公子セディ・11 [無断転載禁止]©2ch.net
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>>483
伯爵「旨いぞレスリー」
メロン「たくさんお飲み」
伯爵「お前は本当にメイドとしても恋人としても優秀じゃな」
メロン「そんな…」
伯爵「早く婚約したいのぉ…そうすれば気兼ねなく色んなことができる」 >>485
別の部屋で抱き合ってるカップルはこんな話をしていた
アニー「あなた…気持ち良かったわ」
ハビシャム「満足させられて私も良かった」
アニー「あとね、耳かしてウィリー」
ハビシャム「なんだい?」
ハビシャム「ほ、本当かい?」
アニー「ええ」
ハビシャム「そうか、御前にも報告しないとな」
アニー「次はどっちですかね?」
ハビシャム「さあ、次は男の子じゃないか?」
アニー「楽しみですわね」
ハビシャム「そうだな。あ、じゃあこの楽しみはまたしばらくお預けにしないとな」
アニー「フフフ、そうね。でも大丈夫、またしばらくしたらやりましょ」
ハビシャム「そうだね」
ハビシャムはメアリーの寝顔をじっと見ていた。
ハビシャム「メアリーが生まれたころは本当に嬉しかったな」
アニー「私も」
ハビシャム「よく寝てる。君に似てやっぱり可愛い」
アニー「まあ」 >>486
ブリジットは裸になってセディを挑発した。
セディ「ブリジット、な、何をするの・・・?」
ブジリット「あなたも脱ぎなさいよ」
セディ「う、うん」
セディはとにかくブリジットの言うことを聞くことにした。 >>487
伯爵「レスリー、この間は下ろせなんか言ってしまったが
生みたいのなら生んでもいいのだぞ。儂もお前との間に子供ができるのは嬉しいからな」 >>488
丁度、そこへジェファーソンが伯爵の部屋の前を通りかかった。
ジェファーソン「な、何ですと!」
危なく、大声を出しそうになった。
ジェファーソン「ううう、私がこの屋敷の執事でなかったら御前をこの手でぶちのめしてやりたい・・・」
ジェファーソンは大いに悔しがった。 >>489
ジェファーソン「しかも若君ときたらブリジットさまにそそのかされ、卑猥なことを
覚えてしまっている・・・。以前のブリジット様だったら若君に対して冷たかったのに
今度は性教育だなどと頼まないことばかり教えている。ああ、嘆かわしい・・・」
ジェファーソンは本当は伯爵だけでなく、セディのこともうらやましかったのだ。
ジェファーソン「神様、もし生まれ変わることがあったら私も貴族の子息にしてください。アーメン」 >>490
コッキー「お兄ちゃんったら、戻ってきたのにどうして何も知らせてくれないの!
私がどれだけ首を長くして待っていたことか!!」
コッキーはケティさんからセディが帰ってきたことを聞きつけ、
怒りながらドリンコート城へと向かった
その頃セディはブリジットと楽しく過ごしていた >>491
コッキーはドリンコート城に堂々と入っていった。
コッキー「ジェーン、お兄ちゃん帰ってきてるのよね?会いたいの。会わせていただけるかしら?」
ジェーン「え、ええ…」
ジェーンはセディがブリジットとお楽しみ中ということを察していたため、困ってしまった >>493
伯爵「コッキー、わしの部屋に来い。ケーキでもクッキーでも何でもあるぞ」
何と立っていたのは伯爵だった。 >>494
セディもブリジットも2人とも素っ裸になっていた。
ベッドの上でじゃれあっていた。
ブリジット「さあセディ、今日はたくさん飲みなさい」
セディ「うん・・・美味いうまいw」
そう言ってブリジットの乳首をしゃぶっていた。まだ初潮も来ていない少女なので
当然、おっぱいなど出るわけではないのだが・・・
ブリジット「さあ、今度は私の番よ」
セディ「はい、どうぞ」
そう言ってセディは自分のおちんちんを差し出した。
ブリジットは尺八を加え始めたのだった。 >>495
丁度、同じ頃・・・
ハビシャム「うん、美味いよ。アニー」
ハビシャムもセディと同じことをやっていた。
だがこちらは正真正銘、お乳が出ていた。 >>496
伯爵「コッキー、おまんこをみせなさい」
コッキー「「いやあーん!」 >>497
メロン「あなたったら、こんな小さな子を相手に悪い冗談を言うんじゃありません」
伯爵「すまんすまんw」
コッキー「子ども扱いしないで、メロンおばさん」
メロン「まあ、失礼しました、オホホ」
コッキー「でも御前様とメロンおばさんって本当の夫婦みたいね」
メロン「まあ//」
伯爵「ハハハ、もう夫婦のようなもんじゃな。のおレスリー」
メロン「そうですわね、早く本当の夫婦になりたいわ…」
伯爵「そうだな…」
二人の顔が少し曇ったのにコッキーは気付いた
その頃
ウェリントン夫人「そろそろドリンコート城へ行きましょうかね」 >>498
一方、ロンドンでは・・・
オリヴァー「お父様は何をしてらっしゃるのかな?そろそろ仕事に戻って欲しいのだけど・・・」
ローズィ「そうねえ」
オリヴァー「明日、ドリンコートへ行ってみるよ」
そこへ電話が入った。相手はウェリントン夫人からだった。 >>499
コッキー「お兄ちゃん、何しているの!?」
セディ「やあコッキー、お久しぶり!」
コッキー「ちょっと2人とも裸になって何しているの?」
ブリジット「コッキーこそ、部屋に入って来るんならノックぐらいしなさいよ!!」
ブリジットはものすごく憤慨した。
ブリジット「あなたも何とかいいなさいよ」
そう言ってセディに促した。
セディ「そうだぞ、お兄ちゃんは取り込み中なんだ。コッキーが子供でも許さないぞ」
ブリジット「説得力のない言い方・・・」
コッキー「あら?そういうセディもブリジットも子供じゃないの?しかもなに?
全身裸って・・・どういう醜態かしらねえ・・・(微笑)」 >>500
コッキーは流し目をして2人をみた。
ブリジット「なに?その目つき。いやらしいわねえ・・・」
コッキー「いやらしいのはどっちよ?」
セディ「まあまあ、2人とも落ち着いて・・・」
セディはそういいながら服を着ていた。
コッキー「あなたも早く服着なさいよ。みっともない」
ブリジット「ほんと、この子、失礼ねえ・・・」
ブリジットは顔を赤らめながら今まであったことを否定しようとしていた。
ブリジット「いい?あなた、このことを絶対に誰も言っちゃダメよ。言ったら半殺しにするからね」
コッキー「う、うん」
コッキーは恐ろしくなってうなずいた。
セディ「ブリジット、そういう言い方はないよ」
ブリジット「あなた、バレでもいいの?」
セディ「いや、そんなことはないけど・・・いいかい?コッキー、このことを言っちゃダメだよ」
コッキー「まあお兄ちゃんがそう言うなら黙っててもいいわ。但し、条件があるわ」
そう言ってコッキーはセディの耳元で以前から自分の考えていたあることを提案した。
セディ「ええ!?そんなことできないよ!」
コッキー「じゃあアニーおばちゃんに言っちゃおうっと」
ブリジット「コッキー、セディを脅すなんて10年早いわよ」
ブリジットはそういったが効果は無いようだった。
セディ「はいはい、コッキーさん、その言い分を聞きましょう」
セディはとうとうコッキーに弱みを握られたのだった(笑)。 >>501
コッキーは今度はアニーの部屋に行った。
コッキー「やっぱりこっちもだわ」
何とハビシャムがアニーの乳首をしゃぶっている最中だった。
コッキー「ハビシャムさん、美味しい?」
アニー「コッキー、いつの間に・・・いつお城に来たの?部屋に入るのならノックして入らなきゃダメじゃない」
コッキー「そういえばお兄ちゃんの部屋でも同じことを言われたわ」
ハビシャム「あのねコッキー、大人には大人の事情があるんだよ」
コッキー「へえ・・・男の人がおっぱいを飲むって大人の事情なのね?」
ハビシャム「いや、・・・まあ大人にもいろいろ複雑な事情があってね。
そうだ。この頃、メアリーが泣き止まないと思ったらアニーのおっぱいの出が悪くてそれで
私が試してみていたんだよ。そうだろ?アニー」
アニー「そ、そうねえ」
コッキー「へえ、そういうこともあるんだ」
ハビシャムは何とかこの場をごまかすことができたと胸を撫で下ろした。 >>502
コッキーは再び伯爵の部屋に戻った
コッキー「やっぱりここもだわ」
何とここのカップルも既にイチャイチャし始めていたところだった
伯爵「本当にレスリーのメロンは柔らかいのぉ」
メロン「まあ、あなたったら」
コッキーは今度は声をかけずに、じっと観察することにした >>503
伯爵がメロン夫人の乳房にしゃぶりついた
伯爵「ああ、旨い」
あまりにも吸い方が勢い良すぎるため、メロン夫人は思わず笑ってしまった
メロン「もう、本当に好きね」
メロン夫人はふざけて、反対側の乳房をしぼ、伯爵に母乳を噴射した
伯爵「おお、気持ちいい…!」
コッキーはその光景を見て、驚かずには居られなかった >>504
コッキー「そもそもあの歳でおっぱいが出ること自体、おかしいわ」
コッキーはメロンのことを不審に思っていた。 >>505
コッキーは母乳の泉元を見つけた
コッキー「ここだわ」
なんと牛乳の入った袋があり、メロン夫人のおっぱい付近に管でつながっていた。
コッキー「こういうからくりだったのね(笑)」
コッキーは思わず、ニンマリした。 >>506
コッキー「そのおっぱい、飲みたいわねえ・・・」
伯爵「何だ?おぬし、そこにおったのか?」
伯爵とメロンは呆然としてしまった。 セディ「ああ、もう一回、母さんのおっぱいが飲みたい」
思わず寝言でこんなことを言ってしまったのだった。 >>508
ブリジット「相変わらず、母さん、母さんって・・・かわいいわねえw」 >>509
ブリジット「それにしてもセディったらどうして母さんのおっぱいもう一回飲みたいとか
おかしなことをいうのかしら?」
ブリジットは首をかしげて考えてしまった。 >>511
ま、テレビ本編でも母さん母さん言ってたしな 日曜日のこの時間になると名劇を放送しているのを思い出す >>510
おしっこで目が覚めたセディはブリジットにこう言った。
セディ「そうだ。明日、僕とブリジットとおじいさん3人で遠乗りに行こう」
ブリジット「あら、寝言を言っている人が今度は遠乗りの話し?」
セディ「僕、何かへんなことでも言っていた?」
ブリジット「ううん、母さんのおっぱいもう一度飲みたいなんて言っていないわよ」
セディは怒った調子で言った。
セディ「ブリジット、悪い冗談はやめろよ」
ブリジット「あ、ごめんなさい・・・(本当は言っていたんだけどね・・・)」
セディは案外、プライドの高い男の子だった。 うーん、原作のセドリックに比べるとなんか子供っぽいような気もするね >>514
ハビシャム「アニー、愛してる」
アニー「私もよ、あなた」 >>516
ブリジット「セディ、大好きよ」
セディ「ブリジット、僕も大好きだよ」
そう言ってセディはブリジットの唇を奪った。 >>517
ジェファーソンは厨房にいたメロンに抱きついた。
ジェファーソン「レスリー、たまには俺に懐いてこいよ!」
メロン「あ、ああ・・・ジェファーソン、ちょっとおやめになってください」
ジェファーソンは夢中になってメロンに口づけをした。 >>518
ジェファーソン「あぁ、何て気持ちいいんだ」
メロン「やめてください!」
ジェファーソンは、メロン夫人の豊満な乳房に手をかけた
ジェファーソン「これが、メロンさんのおっぱい…大きくて柔らかい…」
ジェファーソンは夢中で揉んだが、メロン夫人は嫌がった
そして、伯爵のことを思い出し、泣いてしまった >>520
そこへセディとブリジットが現れた。
セディ「メロンおばさん、何で泣いているの?」
メロン「いえ、若君、何でもありませんわ」
セディ「まさか・・・ジェファーソンさん、メロンおばさんを泣かせるようなことをしたとか・・・?」
メロンはセディをたしなめた。
メロン「若君、めったなことでそんなことを言ってはいけません」
セディ「え?そうじゃないの?」
ブリジット「かなり嫌がっていた感じがするんだけど・・・。違うの?」
メロン「もちろんですわ。さあ若君、ブリジット様、御前のお耳に入る前にお部屋に戻りましょう。
もう夜もだいぶ更けていますし」
そう言ってメロンはジェファーソンをかばった。
3人が立ち去ったあと、ジェファーソンは一人残され、こうつぶやいた。
ジェファーソン「メ、メロン夫人・・・」
ジェファーソンは思わず泣いてしまった。 >>521
部屋に戻ったセディとブリジットはこんな話をしていた。
ブリジット「なんかおかしいのよね」
セディ「うん、僕もそう思った」
ブリジット「あれはきっとジェファーソンさんがメロンさんに手をかけたのね」
セディ「手をかけた?僕はキス程度だと思ったけど・・・」
ブリジット「そんなものじゃないわ。もっと強烈なものよ」
セディ「え〜、でもメロンおばさんは否定していたけど・・・」
純粋なセディの心を察したのか、ブリジットはそれ以上のことは言わなかった。
セディ「ニューヨークからこのお屋敷に来てからいろいろなことを経験するな、僕」
セディは首をかしげていた。 >>522
ちょうどその頃・・・
ハビシャム「アニー、もっと抱いてくれ」
アニー「放射していいかしら?」
ハビシャム「甘いところを頼む」
そう言われたアニーはハビシャムの顔をめがけ、母乳を放射した。
ハビシャム「うん、うまいよ、アニーw」
ハビシャムの表情が思わず、緩んだ。 >>523
アニー「貴方も久しぶりに噴射してくださらない?」
ハビシャム「えぇっ?!まったく、アニーも大胆なんだから」
アニー「あら?フフッ良いじゃないですか。貴方ばかりずるいわ」
アニーはそう言って、ハビシャムの陰部に手をかけた >>518-521
メロンもジェファーソンも夜中に厨房で何やっているんだ?
しかもアニメにも出てこなかった厨房にセディもブリジットも現れるものなのか? >>524
伯爵の部屋に戻ったメロン
伯爵「どこへ行っておったのじゃ?」
メロン「いえ・・・、おトイレですわ」
伯爵「そうか・・・。そうじゃレスリー、明日の予定じゃが夕食はわしが作ろう」
メロン「え!?ジョニーがお料理をするなんて40年ぶりじゃない?大丈夫なの?」
伯爵「気が向いたのじゃよ。たまにはあいつ(セディ)にも食べてもらいたいと思ってな」
メロン「たまにはって・・・フフフッ(笑)。若君も初めてですよ」
伯爵「ほっほっほほーww。そうじゃわい、わしが料理を作ったらセドリックもきっとびっくりするぞ。
それにブリジットも来ているし、ちょうどいいじゃないか?」
メロン「そうですわね」
伯爵「まあ楽しみにしておれ」
メロン「ではさっそく食材の準備を・・・」
伯爵「(そんなことは)よいよい。わしが夜が明けたらジェファーソンに準備するよう、言うので心配するな」
メロン「それが・・・ダメなんですよ」
メロンは困惑した様子だった。
伯爵「ん?何がダメなんじゃ?」
メロン「とにかくジェファーソンに頼むことだけはしないでください」
伯爵「お、おう、そうか。わかった・・・」
メロンはたった今、起こったことに精神状態が動揺して収まっていなかったからある。
その理由も言えなかった。まさかジェファーソンに無理やり抱きつかれたとはメロンも言えなかった。 >>527
その頃、アニーたちは・・・
ハビシャム「そろそろアニーの手料理が食べたいね。ミルク入りのパンケーキとかいいかな?w」
アニー「あら、そんなものでいいのかしら?だったらお夜食に作ってあげるわ」
ハビシャム「君の自前のミルクを頼むぞ」
アニー「言われなくてもわかっていますよw」
30分後・・・アニーはその母乳入りのパンケーキを作って部屋へ戻ってきた。 >>529
セディはブリジットに抱きついて寝ることにした。
ブリジット「もう甘えん坊さんね」
セディ「えへへ・・・(笑)」 >>531
丁度、その頃、コートロッジでは・・・
夜中に、目が覚めたコッキーはセディのことを思い出して不満そうにこう言った。
コッキー「この頃、お兄ちゃん、私の事を相手にしてくれないわ」
ケティー「おやコッキー、目が覚めたのかい?」
コッキー「だってお兄ちゃん、ニューヨークへ旅行に行ってからはさっぱり私の相手をしてくれないのよ」
ケティー「だって若君は伯爵の後継者よ。そうそうここへは来れないわ」
コッキー「ウソよ、そんなの。アニーおばちゃんがここにいたときは毎日来ていたくせにアニーおばちゃんが
お屋敷に住むようになってから、特におばちゃんが再婚してからは私を相手に知れないのよ。ひどいわ、本当・・・
そうだわ。おばあちゃん、今度、お兄ちゃんとアニーおばちゃんをここに呼んでパーティをしましょう。それがいい、うん」
ケティは困った様子でいた。 >>532
アニー「みごとなまつたけねえ・・・」
ハビシャム「だろ?我ながら他人に自慢できる絶品だと思うんだ。
君の自前のミルク入りパンケーキも美味しいけど僕の練乳もドロッとして濃厚だろ?」
アニー「ええ、もちろん。この液体で二人目を作りましょうねえ・・・w」
アニーは薄笑いを浮かべたのだった。 >>533
朝になった。
ジェーン「若君、ブリジット様、・・・昨晩は若君の部屋に泊まったのですか・・・あら、まあw」
ブリジット「このことはみんなに内緒にしておいてね」
ジェーン「わかりました。さあ二人とも朝食の用意ができましたよ」
セディ「ありがとう、今行く」 >>537
ジェーン「アニー様、ハビシャム様、朝食のご用意ができました」
ハビシャム「ああ、今日はだるいのでここで食べよう」
アニー「たまにはそれもいいかもしれないわね」
ジェーン「それではお部屋にお持ちしましょう」
そう言ってジェーンは部屋から出て行った。 >>538
ジェーン「御前、朝食のご準備ができました」
御前「ああ、頭が痛い。昨日はスコッチウィスキーを飲みすぎたようだな。ジェーン、すまんが
今日はここで食べる。朝食は部屋に持ってきてくれないか?」
ジェーン「はい、わかりました」
ジェーンが部屋から出て行ったあと、メロンにこう答えた。
伯爵「レスリー、実はな、もう少しそなたと2人だけでいたいのじゃ。2人だけで食事しよう」
メロン「まあ、あなたったらw」
2人は濃厚なキスをした。 >>539
セディ「え?今朝はブリジットと僕、2人だけの食事?」
ジェーン「そうなんですよ。御前もアニー様ご夫婦もお部屋で食べられるんですって」
セディ「ブリジット、じゃあ僕たちも部屋で食べようか?」
ブリジット「それもいいわね・・・w」
セディ「ねえジェーン、いいでしょ?」
ジェーン「もうしょうがないわね。では今日だけ特別にここへお持ちしますわ」
大人4人とも部屋で食べるというのにしめしがつかないとジェーンはそう思い、セディの
部屋に食事を持って行くことにした。 ドリンコート一家だけど段々、だらしのない家族になってきたなw >>540
セディは生まれてはじめて自分の部屋で食事をした。
セディ「ねえブリジット、たまにはこういうのもいいね!」
ブリジット「でしょ?セディはアメリカにいたときは自分の部屋で食べたことないの?」
セディ「ううん、僕はいつも父さんと母さん3人で食事しているので自分の部屋で食べるなんて考えが及ばなかったよ」
ブリジット「イギリスの貴族や上流階級なら当たり前のことよ。家族で一緒に食事をするのは労働者階級の子ぐらいかしらねえ・・・」
セディ「ロウドウシャカイキュウ?」
ブリジット「あ、アメリカにはそんな階級なんてなかったわね」
セディ「ふーん、イギリスって難しい社会なんだね」
セディは驚いていた。
ブリジット「そのうち毎月のように社交界にも呼ばれるわよ。楽しみにしていなさい」
セディ「労働者階級の子とつきあっちゃダメなの?」
ブリジット「そんなことはないけど、イギリスでは貴族の子は普通はやらないわ」
セディ「ええ!?そうなの?・・・それもさみしいな」
そういいながら階級のないアメリカに住んでいた頃のことを懐かしんでいた。 原作とは違って貧乏状態だったんだな、ジェイムズエロル一家 間違った
原作とは違って貧乏所帯だったんだな、ジェイムズエロル一家 >>542
アニー「いつまでも幸せでいたいわ」
ハビシャム「そうだね」
アニー「ウェリントン夫人のこと早く解決しないと。いつまでも夫人が黙っているとも思えないわ」 >>545
コッキー「あら、伯爵様もいっそのこと、そのウェリントンとかいうおばさんと結婚すればいいのよ」
突然やってきて2人の会話に口を挟んだ。 >>546
セディ「コッキー、何てことを言うんだ!?お兄ちゃん、怒るぞ!」
ブリジット「まあまあ、コッキーは子供なんだから抑えて、抑えて・・・」
セディ「でも言っていけないことってあるだろ?」 >>547
伯爵「レスリーよ、おっぱい触らせろ」
メロン「いやですわw、あからさまに言うのは・・・」
そう言ってメロンは伯爵に差し出した。 >>548
メロン「ゴホゴホッ」
伯爵「どうしたレスリー、風邪か?」
メロン「いえ、大丈夫ですわ」
メロン夫人はクラクラしていた
伯爵「ちょっと休め。医者を呼んでくる」
その後…
アニー「メロン夫人大丈夫かしら?」
ハビシャム「大丈夫さきっと」
ガチャッ
ハビシャム「御前、メロン夫人は何て?」
伯爵「おおウィリーか。それがな…」
アニー「?」
伯爵は誰もいないのを確認すると、小声で話し始めた。
伯爵「つわりだと言うんじゃ…」
ハビシャム「え…」
アニー「それって」
伯爵「妊娠しておる」
伯爵「くれぐれもこの事は内密に頼むぞ。セドリックたちにも知らせてはならぬ。儂ら3人だけの秘密じゃぞ」
ハビシャム「ええ」
アニー「分かりましたわ」 ドア越しにそれを聞いていた。
セディ「もう知ってるよw。フフフ。このお屋敷の大人たちはあからさまにエッチをするからねえ」
ブリジット「ダメよ、大きな声を出しちゃあ・・・」
コッキー「もう、2人とも好きね」
セディ「コッキー、何を変なことを言うんだ?」
セディ「あら、勘違いしちゃ困るわ。私は伯爵さまとメロンオバサンのことを言っているのよ」
ブリジット「あなたたち、とにかく静かにしなさいって!」
ブリジットは2人をなだめるのが精一杯だった。 >>549-550
その頃、ロンドンでは・・・
ウェリントン夫人「何だか嫌な予感がするわ。あのメイド頭がジョニーをそそのかして
子供でも作れば大変なことに・・・いいえ、あのおばあさんに限って子供なんかできるものですか」
やはり心配になったので独り、ドリンコートへ乗り込み決意を固めた。 >>551
その頃伯爵はメロン夫人の側に付いていた。
レスリー「あなたごめんなさい」
伯爵「その話はもうよい。それより気分は大丈夫か?」
レスリー「大丈夫ですわ。それよりあなたは子どもを望んでなかったのに」
伯爵「最初はな。しかし誰よりも愛するお前との間に子どもが生まれることは、素敵なことではないか。ただずっと男ばっかりだったから今度は女がいいのぉ…」
レスリー「まあ、あなたったら」
メロン夫人は伯爵に抱きついた。
伯爵「おいおい、いきなり動いたらお腹の子に毒じゃぞ」
レスリー「だって…」
伯爵「仕方ない」
伯爵はベッドに入った
伯爵「こっちへ来なさい」
レスリー「はい」
レスリーと伯爵が抱き合いながら寝た
伯爵「お楽しみはしばらく先じゃな」
レスリー「ええ。でもこれだけでも充分楽しいですわ」
伯爵「そうか。ハハハ」 >>552
セディ「それにしてもさあ、そういうことってあり得るの?高齢妊娠って」
ブリジット「まあ、確率はゼロじゃないわねえ」
コッキー「ああ、ほんといやらしいわ」
セディ「コッキー、不満なの?」
コッキー「不満じゃないけど、でもねえ・・・」 >>553
伯爵の部屋へ慌てて駆け込むジェーン。
ジェーン「ご、御前、大変でございます!」
伯爵「どうしたんじゃ、騒々しい・・・」
メロン「そうですよ、はしたない」
ジェーン「それどころではありません。間もなくここへウェリントン子爵夫人がいらっしゃられます。
オリヴァーさまからハビシャムさんへ連絡があったようです」
伯爵「なに!?・・・いよいよ来たか」
メロン「あなた・・・」
伯爵「案ずるな・・・」
とは言ったものの、伯爵の心中は尋常ではなかった。 >>554
ハビシャム「アニー、大変なことになったぞ。ウェリントン夫人が乗り込んで来る」 >>555
セディ「何だか外が騒がしくなってるよ」
ブリジット「嫌な予感がするわ」 >>557
コッキー「おばちゃん、何で大丈夫って言い切れるの?」 >>559
その意味がわからん
もっとくわしく説明してくれ , ィ¨ ̄ ̄ ̄ ¨丶、
/ \
/ \
/ ヽ
,ハ ヘ
/ LL_{ ノ ノ ',
/ 、 !-‐ ニ_‐ヘ _,イ | } i
/ ヽ| t===//:'ミミノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二ー二 ー
,' r‐ 、 ハ U"-'^/ミ/ ´`ヽ _ 三,:三ー二ー二
. { /| `ヾ.j '''' /ミノヽ--/ ̄ , ` ̄ ̄ ̄ ̄
V / ! ヘ ヽ:'} ...| /!
V | {ヽ. ‐}`ー‐し'ゝL _
/ | ,=ヽ ヽ、 ヘr--‐‐'´} ;ー--------
ノ ヘ / `ヽ ¨´ ヾ:::-‐'ーr‐'"ー二ー二ー
. / _',___}__zュY_Y´ィz |__- ー二ー二ー二
/ ,ィ´ ̄ /´ _____`二ニヽ.ノ‐-=、‐- |
./ r/ , -‐ ''¨ ̄ } \ |
{ //ノノ r、 ,、 ,ノ } >>558
アニー「大丈夫って信じていたら、きっとなんとかなるわよ」
ハビシャム「そうだよコッキー、信じるんだ」
そうは言ったが、二人ともこの後ただじゃ済まないことを予測していた >>563
セディ「大丈夫。僕が追い返してやるから」
ブリジット「無理しないでね、相手は子爵夫人よ。出かたが悪いと裁判沙汰になるからね」
セディ「わかったよ、心配しないで」
そうは言われたものの、セディの言動についてブリジットは心配でいっぱいだった。 >>564
ジェファーソン「遠くに馬車が見えましたよ。恐らくウェリントン子爵夫人でしょう。」
伯爵「いよいよか…レスリー、そなたは奥で控えていなさい。」
メロン夫人「私なら大丈夫ですわ。」
伯爵「よい。ウィリアム準備を。」
ハビシャム「はっ。アニー、メロンさんに着いててさしあげなさい。」
アニー「分かりましたわ。」
アニーとメロン夫人は奥の部屋へ行った。 >>566
セディ「ブリジットとコッキーは僕に着いてるんだよ。なあに心配ないよ」
ブリジット「あなた、ウェリイントン夫人を刺激しちゃあダメよ」
そう言われてものの、セディはあえてウェリントン子爵夫人に面会しようとしていた。 セディはドリンコート家の後取りだしな
ウェリントン夫人には意見してもいいと思うぞ >>567
セディ「ウェリントン子爵夫人、ようこそドリンコートへ」
ウェリントン夫人「これはこれは若君じきじきにお出迎えですか?」
セディ「はい。それにしても今日は良いお天気ですねえ」
ウェリントン夫人「そうですわね。・・・でも私の気持ちは曇天よ、伯爵はどうなさったの?」
セディ「お祖父さんは痛風の加減が悪いのでお部屋にいます」
ウェリントン夫人「あらまあ、それは大変ねえ」
セディは嘘を言った。嘘も方便と言ったところであろうか。
そのやり取りを玄関先で聞いていた伯爵は表へ出てきた。
伯爵「ダイアナ、わしはここじゃ」
ウェリントン夫人「あら、心配したわ。思ったよりお元気で何より」
セディ「ウェリントン夫人、ダイアナさんって名前だったんだ」
そこへブリジットがやってきた。
ブリジット「ウェリントン夫人、お久しぶりでございます」
ウェリントン夫人「あら、あなたもここへいらっしてたのね」
ブリジット「はい。・・・あなた、ここは子供の出る幕じゃないわ。行きましょう」
そう言ってブリジットはセディを呼びに来たのだった。
セディ「うん。あ、でも・・・」
ブリジット「伯爵が出て来たようだし、あなたの役割は終わったわ」
そう言って2人は部屋に戻って行った。 >>569
部屋に戻る途中、こんなやり取りをしていた。
ブリジット「あなた、いったい何をしようと思って出ていったの?お出迎えならジェファーソンさんがやるでしょ?
若君がじきじきに出ていって何か交渉しようと思ったのでしょうけど8歳の子供では歯が立たないぐらいわかるでしょ!」
セディ「それはそうだけどさ、何でウェリントンさんもわざわざドリンコートへ乗り込んで来るの?」
ブリジット「しびれを切らしたんでしょ?時間切れってやつよ。あなたはしゃしゃり出ていくし、おまけに
コッキーはコートロッジに帰らないでここにいる。こんな状況なら伯爵の立場も不利ね。あなた、そろそろ
コッキーを見送っていった方がいいわよ。ウェリントン夫人の出かた次第ではこのお城も修羅場になりそうだから・・・
あなたもコートロッジで待機していた方がいいかもね」
ブリジットはセディがお屋敷に居たのでは火に油を注ぎかねないと思っての発言だった。
セディ「だったらブリジットも行こうよ。僕が”おばさんは嘘つきだ!”と言うとでも思っているんでしょ?」
ブリジット「あら、ものわかりがいいわねえ。成長したのかしら?w」
セディ「あ、バカにしたな!・・・じゃあ母さんに言ってからコートロッジに行く準備をするね」
ブリジット「(相変わらず母さん発言に対し)そのへんは変わらないわねえ・・・」 ここ最近、名劇関係スレで嘘情報を意図的に流しまくる自称26歳のキチガイが沸いてるから気を付けとけ >>570
伯爵「ダイアナ、よく来たな」
ウェリントン夫人「ねえ、立ち話もなんですから、お茶でも飲んでゆっくりお話しません?」
伯爵「ああ、そうだな…」
ウェリントン夫人はジェファーソンに指示した。
ウェリントン夫人「あなた、お茶の準備をしてくださらない?メイドにでもお願いして」
ジェファーソン「は、はあ」
わざわざ言う必要がない、メイドという言葉をウェリントン夫人が発したため、伯爵もジェファーソンも何も言えなかった _,, 、--─--──-- 、_
/ \
/ ヽ
/ ヽ
/ ., l , i
( ( 乂 .l .ハ l
ヽ、__て,,、__,,ゝ丶-ヘ,,___、,,( l
/´ ヾ ,,==、 ´,,==、゙゙┬ .人
!/ l (゚;。); .('';.).! ゝ、_ .フ
.( l. ~ / ''゚'' ´ /´ マ
ヽ/ .! ヽ ' ( )
( ヘ ー-─' ゝ、. ゙ヽノ ロシア版の映画「小公子」を観たい。
ヽ、,, \  ̄ 人 丿 アレクセイ・ベゼルキンという子役が演じているそうだ。
ゝ、`'' 、_ _,, .イ、 ` ,__..ノ
`アy  ̄ ン ヽJ'''`
┌''~ \,, - ' ´ ゙'.,ゝ、_
γ'' ゙ i''' ̄ ̄T''T ̄ ゙゙゙̄フ ./ ゙''ヽ、
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ジェーン「お茶をお持ちしました」
ウェリントン夫人「あら、ありがとう。今日はメイド頭ではないのね。大切なお客様のときはメイド頭が出るものだと思っていたものかと思っておりましたわ。それとも私はそれほど大した客ではないってことかしら?w」
ジェファーソン「メイド頭のメロンは少々体調が優れませんので、本日は休ませております。大切なお客様の手前、お茶を溢しても大変ですから…」
ウェリントン夫人「あらそうなの。残念。」 >>574
そこへセディがやってきた。
セディ「ウェリントンさん、僕が代わりにお茶を入れてあげましょうか?」
ウェリントン夫人「ありがとうと言いたいところだけど・・・あら?若君がお茶を入れるなんて
ここの伯爵家はどうかしているわwオッホホホホ」
伯爵「ああダイアナ、こいつはおまえが考えているイギリス貴族の子息と違ってな、変なプライドを
持っていないのじゃよ」
ウェリントン夫人「アメリカ育ちだったかしら?だからイギリスのしきたりを知らないのね」
セディ「それが悪いのですか?貴族の跡取りでもお茶ぐらい入れてもおかしくはないと思いますよ」
伯爵「そうじゃぞ。最初はそんなこと、下僕や下女がやればいいことだとわしも思ったが、アメリカのように
大統領だろうが使用人だろうが、無礼講も悪くはないと思い始めてな」
ちょっと間を置き、続けてこう言った。
伯爵「そのへんのプライドだけ高いイギリスの子供と違ってな。だがその一方で高貴な方に対しての対応も
よく弁えて折る。この間も皇太子殿下がいらっしゃったときも殿下にはお褒めの言葉をいただいた。
今では自慢の孫じゃぞ」
ウェリントン夫人「それは失礼しましたわ」
セディ「それではお祖父さん、僕はブリジットとコッキーと3人でコートロッジに行っています」
伯爵「コッキーを送って行くのか?今晩はウェリトン夫人も来ているのだから夕食までには屋敷に戻ってきなさい」
セディ「はい、わかりました。それではコッキーを送ってきます」
伯爵「うむ」 >>575
セディが伯爵の部屋から出てきたことろでブリジットが待っていた。
ブリジット「あなた、またウェリントン夫人のところへ現れたのね」
セディ「悪い?」
ブリジット「もう、ハラハラさせられることばかりするのねえ・・・」
セディ「大丈夫だよ、ウェリントンさんだって怒ってないし。さあ、コートロッジへ行くよ。
コッキーを送っていかなきゃ」
セディはコッキーの待つ自分のへ駆け出した。
ブリジット「ちょっと、待ってよ〜」
ブリジットは慌てて後を追いかけた。 >>576
ウェリントン夫人「今晩の夕食、あなたと私、それとフォントルロイ卿の3人でしましょう」
伯爵「ハビシャムとアニーもいるのじゃぞ?」
ウェリントン「どうして使用人と一緒に食事をするの?」
伯爵「でも少なくてもアニーは使用人ではない。セドリックの母親じゃ」
ウェリントン「じゃあ少なくてもメイド頭と同席するのはイヤよ」
伯爵「・・・。だろうな」
伯爵は大きなため息をついた。 >>577
ウェリントン夫人「将来はここであなたと私、そして後取りのフォントルロイ卿の3人で暮らすことにします」
伯爵「おい、そう結論を急かすでない」
ウェリントン夫人「今日、私はそのつもりで来たのよ」
伯爵「・・・」 >>578
伯爵はハビシャムの部屋に来てこう言った。
伯爵「すまんが今晩の食事はレスリーとハビシャムは外してくれんか?アニーはセドリックの母親として同席してくれ」
アニー「まあ、ウェリントンさんがウィリーと食事をしたくないといっているのですか?」
伯爵「すまん、使用人とは食事をしたくないというのじゃ」
アニー「使用人だなんてそんな・・・」
伯爵「とは言ってもハビシャムはセドリックとは血縁もないし、我が家の顧問弁護士だからなあ」
ハビシャム「承知しました。私はメロン様と一緒にここで食事を摂ります」
伯爵「すまんな」 >>579
コートロッジでは・・・
セディ「ブリジット、僕たちもう戻らなきゃ」
ブリジット「そうねえ。でも夕食に誘われているのはあなただけでしょ?」
セディ「ううん、ブリジットもドリンコート家の親戚だし、一緒に食事できると思うよ」
コッキー「ああ、2人ともいいなあ〜」
セディ「コッキー、また明日、来るよ。今晩だけ我慢して」
そう言って迎えに来たウィルキンスの馬車に乗った。 他のイギリスの児童文学と共に、初めてこれを読んだのは、子供の時、日本語で。
先日、英語のオリジナルを読む前に、覚えていたのは、セドリックが、はじめて、館で伯爵と
会う場面と、伯爵に野球の説明をする場面。燃える暖炉の前に座る伯爵、大きな犬が
セドリックに近づくのをセドリックは恐れずに、犬の頭を撫でる・・・というシーンでした。
また、当時は、イギリスではクリケットはやっても、野球をしない、というのを知らなかったので、
セドリックが野球を説明するというのに、2国の文化的違いが背景にあるのは全くわかって
いなかったです。伯爵は年寄りだから、スポーツに興味がないので野球のルールを知らない、
くらいの解釈でした。 バーネット夫人自身がイギリスで生まれながら、アメリカへ渡って生活していた人物なので、
登場人物の口からもれる、アメリカとイギリスの比較、お互いの国への偏見は、当時の一般的な
意見だったのでしょうか。伯爵は、アメリカとアメリカ人は、下卑で粗野、金儲け主義と息巻き。
また、伯爵は、セドリックのニューヨークでの友人が、イギリスで言う、いわゆる労働階級の人間達で
あるのにも、いささかびっくり。イギリスでは、貴族の子女と、下層の人間の子女は交流するべきではない・・・
わけですから。一方、自称リパブリカンのホッブスは、イギリスからのアメリカ独立宣言、独立の日を誇りとし、
セドリックが伯爵の後継ぎとなる前は、イギリスの貴族など社会に必要ない、そんなものがアメリカに
無くて良かった、のような感想をセドリックにもらす。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています