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セディ「お祖父さん、可哀想…」
ブリジット「そうねえ。自分が撒いた種とはいえ、キャロルさんのお墓にまで
現れたのでは生きた心地しないわよねえ」

ブリジットはハビシャムの邸宅でゆっくりしようと考えた。
ブリジット「ねえセディ、このまま私の家に行ってもまたお母様が帰ってきたら
あなたを追い出すに決まっているので、今日一日私、ここに居てもいい?」
セディ「僕は構わないよ。何だったら夕食を食べて帰ったらどう?」
ブリジット「でもそれじゃあ、ハビシャムさんやローズィさんに迷惑がかかるわ」
セディ「じゃあ僕、パパやローズィさんに頼んでみるよ」

セディは早速、ハビシャムとローズィのところへ行った。
セディ「ねえハビシャムパパ、ローズィさん、今晩ブリジットも一緒に
ここで一緒にディナーを食べていってもらってもいい?」
ローズィ「いいですよ。一人増えるだけなので大丈夫」
ハビシャム「そうだね。帰りはマイクに馬車で送ってもらうことにしよう。
女の子一人で夜道は危険だ。そうするようブリジット様に言いなさい」
セディ「はい」
セディは喜んだ。