>>346
伯爵「レスリー、突然じゃが明晩、パーティをしようではないか?」
レスリー「どうしたんです?突然…」
伯爵「まあ、話を聞け。今、この城にいる身内だけで…。わしはもう高齢じゃ、
いつあの世に行くかわからん。それに早ければ明日、あさってにでも
ウェリントン夫人が法的手段に出てくるだろう。それをうまく処理できればじゃが
もし不測の事態が起こったらそなたとこうして話すこともママならないかも知れん。
この気持ちを察してくれ。頼む」
伯爵が深刻に悩んでいた姿をみたのはミンナがセディの後継者問題で乗り込んで来て以来だった。

レスリー「そこまで言うのならジェーンやウィルキンスに頼んで早速、準備させましょう。
ただ、これはあくまで私とジョニーのためだけのパーティではなく、ドリンコート家の身内全体の
ためにやりましょう。ぜひそうしてください」
伯爵「いつもわがまま言ってすまんな」