>>277
伯爵「レスリー、こうしてはおれん。明日にでもドリンコートへ参ろう。
お前もアニーも一緒にじゃ」
メロン「ですがお体は大丈夫なのですか?」
伯爵「もうそんなもの、どうでもよくなったわ。リハビリに丁度いいと思っておる」
メロン「どうしても行かれるのですか?」
伯爵「あそこはわしの領地じゃ。帰って何が悪い?」
メロン「ですが…」
メロンは引きとめようと思ったが伯爵の意思は固かった。

…というより、ロンドンにいるとまたウェリントン夫人が現れるのではないか、
だったらドリンコートに帰って仕事をしながら対策を練った方が賢明と考えた。