小公子セディ・11 [無断転載禁止]©2ch.net
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>>232
セディは伯爵の枕元まで行った。
伯爵「どうした?わしのことが心配できたのか?」
セディ「ええ。お祖父さん、苦しそうな声を出していたみたいなので
トイレに来たついでに立ち寄ったんです。
伯爵「あ…、おう、そうであったか」
熱は下がらなかったがことメロンになるとついついベッドインを
要求してしまうのであった。
伯爵「でもな、案外わしはしぶといぞw。お前が心配するほどではない。
だから今日は心配しないでもう寝ろ」
セディ「母さんは2、3日で良くなるといっていましたがでも心配です。
僕は一足先にハビシャムさんとドリンコートへ行っています」
伯爵「おお、そうか。それは良いことだな。あとからわしもメロン夫人と
追いかける。今日、あったことはまあ、何とかなる。そなたは何も心配する
ことはないぞ」
伯爵はセディが明日ハビシャムとドリンコート城へ行くとは聞いたがまさか
セディとハビシャムだけで行くとは思ってもいなかった。てっきりアニーも
一緒に行くものだと思い込んでいたのである。
伯爵「だから心配しないで、部屋に戻りなさい」
セディ「はい。メロンおばさんも無理しないでくださいよ」
メロン「おやさしいお言葉をかけていただき、ありがとうございます」
セディ「じゃあ、おやすみなさい」
伯爵「ああ、おやすみ」
そう言ってセディは自分の部屋へ戻っていった。 >>233
ハビシャムもアニーとともに自分たちの部屋で就寝の支度をしていた。
ハビシャム「アニー、メロン夫人が一人で御前の看病をしている。
メロン夫人も疲れてしまって倒れられたのでは御前と共倒れになってしまう。
夜中になってしまうかも知れなくて申しわけないが、途中で交代を
お願いしたいのだけど、いいかな?」
アニー「あなたのお願いなら、いえ、言われなくてもメロンさんの
お手伝いをしますわ」
ハビシャム「もし私がいない間にウェリントン夫人がここへ来ても私を通して
から面会に来てくださいとお断りしておいて欲しい。心配なら私の事務所の者を
ここへ来させるから」
アニー「わかりました。明日はあなたもセディと共にドリンコートへ行かれるし、
オリヴァーも仕事でブリストルへ行くのですものね。伯爵以外、女性だけに
なってしまうわ。あなたの事務所の方が来ていただけるのなら心強いわ」
ハビシャム「明日、一度事務所へ行ってドリンコートへ持って行く書類を
取ってくる。そのついでに連れてくるよ」
アニー「あなた、くれぐれも無理をなさらないでね」
ハビシャム「ああ、わかっているよ」
そう言ってアニーとハビシャムは濃厚なディープキスをした。 これはどうみても”ドリンコート=ハビシャム一家物語”だなw >>234
ハビシャム「早いとこ片付けて戻ってくるからね」
アニー「いいえ、ゆっくりで大丈夫ですわ…と言いたいところですが、なるべく早く戻ってきてくださいね」
ハビシャム「ああ、正直心配なんだよ」
アニー「ええ、御父様の体調もメロンさんのことも、なによりウェリントン夫人が…」
ハビシャム「勿論そのことは心配だが、私はアニーのことも心配だよ」
アニー「あら?どうして?」
ハビシャム「君はすぐ無理をするからね、誰かのために一生懸命になって」
アニー「無理なんかしてませんわ、それに今は私が頑張らなくちゃ」
ハビシャム「分かってるよ、だから私の前だけで良いから、弱音を吐いてもいいんだよ」
アニー「あなた…弱音なんて私は吐くのは嫌いですわ、貴方の気持ちだけで充分」
ハビシャム「そうか、それは失礼」
アニーがハビシャムに抱きついた
アニー「きっと大丈夫ね、きっと…」
ハビシャム「ああ、大丈夫だとも」
アニー「きっと…」
アニーは本当は不安で仕方なかった
でも口には出したくなかった
口に出すことでみんなを不安にさせると思ったからである
ウィリアムはそのことに気付いていた
だから何も言わずにただアニーを抱き締め、頷くだけだった アニーが不安な気持ちを言えなくても、ちゃんとアニーのことを理解して受け止められるハビシャムさん
マジで素敵だな >>236
ハビシャム「今夜はもう寝よう。明日もあるから」
アニー「そうね」
二人はそういうとキスを交わした
アニー「あなたっ」
アニーはまたハビシャムさんに抱きついた
二人ともどうしても離れられなかった >>240
ハビシャム「アニー今日はもう寝よう」
アニー「ええ」
ハビシャム「一緒にね」
ハビシャムとアニーは抱き合いながら眠ることにした >>241
そんな時、メアリーが突然、泣き出した。
「オギャア!」 >>242
メアリーの鳴き声が聞こえてきてセディは目が覚めた。
セディ「ん?なんだろう?やっぱりメアリーもお祖父さんたちの
ことが心配なのかな?」
そんなことを考えているうちに眠られなくなってしまった。 >>243
セディ「ああ、こんな時、ブリジットやキャサリンがそばにいてくれたらなあ〜。
明日ドリンコート城に帰るのにこれじゃあ寝不足になっちゃうよぉ」
セディは不眠症になりそうだった。 >>244
メアリーの鳴き声は伯爵にも聞こえていた。
伯爵「メアリーも今日はヤケに泣くのう〜」
メロン「夜鳴きかしらねえ?」
伯爵「ええい、だからわしは子供が嫌いなんじゃ!うるさくてかなわんわ」
メロン「ですがジョニー、ジョニーも子供だった頃があるでしょ?」
伯爵「それはそうじゃが…」
伯爵はようやく良くなりかけていた病状も悪化しそうだった。 >>245
アニー「あらまあ、どうしたのかしら?今晩に限って…」
ハビシャム「うーん、メアリーも私たちのおかれている状況を
察知しているのかも知れないね」
2人はしばらく様子を見ることにした。 >>246
その後…
アニー「眠ったようだわ」
ハビシャム「やれやれ、ようやく眠ってくれたか」
アニー「あなたも明日は早いから、もうお休みになって」
ハビシャム「ああ、君が起きてる間は私も起きてるよ。君こそ明日から御前やメロンさんの心の支えにならなくてはならないから、ゆっくりと休んで」
アニー「そうね、あなた…なるべく早く帰って来てくださいね」
ハビシャム「ああ、勿論」 ドリンコート屋敷とハビシャム宅はどのくらい離れてるのかな?
あとメロン夫人の件だが、ジェファーソンはどうなったんだろう…? \ヽ
\ \ヽ
彡ミミミ ヽ ヽ \
(´・ω・`) i l ヽ
___.ゝ ∠_ i l l i もう来んな、スカトロジスト!?
/ _ ) l i | l
(___) / / ,,-----、
/ / |;:::: ::::|
⊂二(⌒ )二二二|;:::: ::::|⊃ /', ', ¨ ガン!
 ̄ ヽ∴。|;::::',ヾ,::::| /。・,/∴
-:'ヾ|!|!!,i,,!ii,!l,・∵,・、←>>250 >>247
そして、翌朝になった
ハビシャム「おはようアニー」
アニー「おはようございます、あなた」
ハビシャム「朝食をとったらすぐに出掛けるよ」
アニー「ええ、分かりましたわ」
ハビシャムがアニーを抱き締めた
ハビシャム「すぐに帰るからね」
アニー「ええ」
二人は朝っぱらからディープキスを始めた >>252
セディ「おはよう、母さん…あ〜」
セディは見てしまった。
アニー「あ!あら、おはようセディ」
アニーはディープキスをやめ、セディの方を向いた。
ハビシャム「入るならノックぐらいしなさい」
ハビシャムも見られてはいけない光景を隠そうと必死だった。
セディ「ごめんなさい。でも、もう見ちゃったものw。…それにしても
朝からはそれはないね、夜にこっそりやるべきだな。
それはそうとハビシャムパパ、お仕事、お仕事。僕、もう準備ができたよ」
ハビシャム「そ、そうだね。じゃあ早速、朝食を摂りに食堂へ行こうか」
3人は部屋を出て行った。 >>253
伯爵「あ〜、朝になってしまった…。それにしてもレスリーの寝顔がかわいいのう〜w」
そう言って寝顔に向かい、メロンの唇にキスをした。
メロンはうつらうつら目を開き、驚いた様子だった。
メロン「ま!まあ〜、ジョニーったら、、」
伯爵「驚かしてすまん」
メロンは微笑んでこう言った。
メロン「もっと若い時にあなたとこうできたら良かったと思うわ」
伯爵「レスリー、いろいろ気苦労ばかりかけてすまん。今からでも
やり直そうではないか。わしは徐々にではあるが、あいつ(セディ)に
我が家の運営を任せようと思っている。あと10年もしたらわしとお前とで
コートロッジに住もうではないか?」
メロン「でもあそこはケティさんやコッキーがいるではありませんか?」
伯爵「それでも構わん。ケティとコッキー屋敷に住まわせる。わしはそなたと
2人だけで暮らしたいのじゃ。誰にも邪魔にされない、2人だけの空間を
作りたいと思っている。ダメかな?」
メロン「異論はありませんが、ケティさんとコッキーは何と言うでしょうか?」
伯爵「じゃあケティとコッキーも一緒に住まわせよう。コッキーは孫みたいに
かわいいと思っている。セドリックも異論がないはず。
そうなれば事実上、あいつが当主じゃ。はっははははー(笑)」
メロンはそんな冗談を言う伯爵を愛おしいと思いつつ、ウェリントン夫人が
気がかりでならなかった。 >>254
伯爵「レスリー、愛しておる」
伯爵はメロン夫人にキスを始め、胸を揉み始めた
メロン「まあ、あなたったら」
伯爵「ずっとこのままでおりたいのぉ…」
メロン「ええ、そうですわね…」
メロン夫人はそっと伯爵を抱き締めた
そのうち伯爵はメロン夫人の服を脱がせ、乳房に吸い付いた >>255
セディ「ねえお祖父さん、朝ごはんだって!…あ、お取り込み中、ごめんなさい」
伯爵「セドリック!ノックぐらいしなさい」
セディはやっぱりこっちもか?wと思いながら不意を突いて入ってきた。
メロン「まあいいでわないですか?いずれはバレますよw」
伯爵を諭すように言った。
伯爵「だがなあレスリー、やはり子供の見るものではない。それにしても
そなたはいつからセドリックに甘くなったのじゃ?」
メロン「甘くなったのではなく、ドリンコート家の世継ぎとしてお慕い
いているからですよ」
伯爵「お主、なかなか上手いことをいうのぉ〜w」
しばらくイチャついている2人にセディはすっかりしびれを切らした。
セディ「もうそろそろいいんじゃない?じゃあ食堂で待っていますよ」
そう言ってセディは部屋を出て行った。
伯爵「レスリー、やっぱりコッキーやケティとは別に住もう。
今度はコッキーに見られては敵わないw」
メロン「2人だけの空間ってそういう意味だったのですか?」
伯爵「こういう姿は子供にだけは見させたくないだけじゃよ。そうじゃ、
コートロッジとは別に別荘を作ろう。但し、最低限の護衛だけは着けんとな」
メロン「まあ、またお金がかかりますよw」
メロンは笑った。
メロン「…それじゃあ、着替えて朝食を食べに行きますか?」
伯爵「うむ、そうしよう」 >>258
ウルセー、俺の弟の名前を呼び捨てするな! >>256
伯爵「でもその前にもちょっとだけ」
メロン「あぁん//ダメよ、みんなを待たせているわ」
伯爵「大丈夫じゃ、3分で終わらせる、先程セドリックに止められたから、余計にムズムズする」
メロン「しょうがないですね」
伯爵は軽くメロン夫人の胸を揉み、前戯は一切無しで、本番に入った >>260
伯爵「レスリー、本当に愛しておる。」
メロン「私も愛しているわ…」
伯爵「それにしても気持ちいいのぉ。」
メロン「あぁ、あなたもっと強く。」
伯爵「ほれほれ。」
メロン夫人は、誰か来るのではないかと心配していたが、あまりの心地よさに完全に身も心も伯爵に委ねていた。
伯爵「そろそろ行くぞレスリー。もうすぐ3分経つから一気に行くぞ、良いか?」
メロン「ええ…早く一緒に行きましょう。」
伯爵「よし。」
二人の喘ぎ声は下にも聞こえていた
ハビシャム「全く朝っぱらから…。」
セディ「お祖父さんたち大丈夫かな?様子見て来ようかな。」
ハビシャム「止めておきなさいセディ、もう先にいただくことにしようか。」
アニー「そうね、きっと御二人もその方が都合が良いと思うわ。」 >>261
伯爵の部屋のドアをノックした者がいた。
コンコン!
伯爵「誰だ?またセドリックか?」
伯爵はベッドから徘出て自らドアを開けた。
ローズィ「わたしです」
伯爵「何じゃ?朝ごはんなら今すぐ行く。…まったく、どいつもこいつも邪魔しおって…」
ローズィ「あ、それは申し訳ございませんでした。それにしても御前、ご気分は
いかがですか?昨晩はウォルトン先生がいらっしゃったばかりですし、まだ苦しいのかと
心配して参りました」
伯爵は怒りを抑えてこう言った。
伯爵「そうか、すまなかったな。ローズィ、すまんがわしとレスリーの朝食を部屋に
持って来てくれぬか?わがまま言ってすまん」
ローズィ「はい、わかりました」
ローズィは部屋を出て行った。
伯爵「レスリー、ちょっと度が過ぎたかも知れん。セドリックの情操教育上まずい。
昼間っから聞こえるように悶えるのは控えた方がいいかも知れん。ハビシャムと
セドリックが出発していなくなってから再開しよう。そんなことよりまずは
腹ごしらえじゃ」
レスリー「そうしましょう」
それからしばらく2人はおとなしくした。 伯爵もメロンおばさんも元気ねw
しかしスレ自体は2週間以上過ぎてるのに、ドリンコート城日記のストーリーは1日しか経ってないのねww >>262
セディ「ねえパパ、お祖父さんみたいに年から年中、ああやっていたら
ドリンコート家が破産してしまいますよ。人間、ちゃんと働かないと
食べていけないよね?」
ハビシャム「御前はもうお年寄り。放っておきなさい」
セディ「それはそうだけど以前、父さんが僕たちのために一生懸命会社に
行って仕事をしている姿をみると貴族って横暴だと思います」
ハビシャム「…」
セディ「ねえ母さんもそう思うでしょ?」
アニー「え?…セディがそんな心配をしなくていいのよw」
セディ「じゃあ貴族になるのはやめる。仕事をしないなんてそんなぐうたらな
堕落した人間になりたくないよ。ホッブスさんもそう言っていました。
貴族ってのはロクに働きもせず、貧乏人から吸いとって毎晩、愛人に貢いでいる。
そんな奴らはこの店に入れない!樽の上に座らせてやるもんかー!ってね。
僕、あの樽の上が大好きなのにもうあの樽に座れないなんてイヤだし…」
ハビシャム「だから今日はドリンコートに行って仕事をしに行くんじゃないか?
お年よりは労ってあげなさい。…もう何年も生きないんだから」
アニー「あなた!」
ハビシャム「あ、いや…言い過ぎた。セディ、早く食べて仕事に行こう」
セディ「うん」
その場は何とか収まったようだが…セディはしっくりいかなかった。 最近はあれなだけで、別に伯爵は仕事してないわけではないだろ >>264
セディ「うーん、パパもパパだし、お祖父さんもお祖父さんだよ。
もっと他人を労わったら?」
ハビシャム「言い過ぎた。悪かった。でも何でそんなに腹を立てるんだい?」
そこでアニーは言った。
アニー「あなた、やっぱり子供の前では大人の醜さを晒さない方がいいわ。
お父様にもこのことはきちんと話しておいた方がいいわ」
アニーはセディの将来が心配になった。というのもフランス革命以降、世間では
貴族への懐疑的な世論が高まっていたからだ。イギリスでも民主主義が
唱えられてからアメリカが独立し、自由と平等を謳った国で育ったセディには
イギリスでの出来事は考えられないことばかりだったからである。
ハビシャム「セディ、御前は仕事をしていないわけではないのだよ。本当は
今日だってドリンコートへ戻ってアールスコートの増設工事の打ち合わせや
書類作成でお戻りになるはずだった。昨日の出来事で熱を出し、変わりに
セディが仕事をすることになった。じゃなかったかな?」
セディ「あー、そうだった。変なことを言ってごめんなさい」
アニー「やっぱりお父様も昨日、あれだけ大変な目にあったのに朝からあれでは
示しはつかないわね。お父様とメロンさんに言っておいた方がいいわね」
ハビシャム「そうだね。お元気になられたのは結構だけど昼間からあれでは
セディが誤解するのも無理からぬことだしね」 >>266
そこに老カップルが降りてきた
伯爵「いや、その…遅くなってしまって済まぬ」
メロン「私も、皆さんに甘えていましたわ。申し訳ありません、これからしっかりしないと」
ハビシャム「いえ、いいんですよ。しかし我々はそろそろ御屋敷の方に向かいます」
伯爵「そうか、頼んだぞウィリアム」
ハビシャム「ええ、すぐに戻ってきます」
セディ「お祖父さん、僕も行ってくるよ」 >>267
ハビシャムとセディは馬車で駅まで行った。
その後、伯爵はふと気づいた。
伯爵「おやアニー、そなたは行かなかったのか?」
アニー「ええ、私はお父様が心配なのでお留守番をすることにいたしました」
伯爵「なに!?セドリックはそれでいいと申したのか?」
メロン「やはりそうでしたか…」
伯爵「レスリーも知っていてなぜそれを言わない」
メロン「ですがそれを言えば若君がせっかく御前の代わりに行かれることに
反対するかと。若君も御前のお加減もお考えになった上でお決めに
なったのですよ」
伯爵「…」
伯爵は黙ったままだった。
アニー「お父様、わたしもメロンさんと同じ考えです。
あの子にとっても良い機会ではないかと思います。…それにオリヴァーも
仕事、ローズィは大学に通学していますのでメロンさんとお父様だけでは
心配で…」
伯爵「はあ〜、いろいろ迷惑をかけておるな。まあハビシャムが同行しているのなら
セドリックも大丈夫じゃろ。わしも体調が良くなったらすぐにでもドリンコートへ戻る。
その時はわしとレスリーとそなた3人で参ろう」
アニー「ええ」
伯爵「ではオリヴァーはローズィももう出かけたのか?」
アニー「はい」
伯爵「しょうがないなあ〜。まったく…」
伯爵は気が気ではなかったが病み上がりの状況ではどうしようもなかった。
メロン「ジョニー、落ち着いて。まずは3人でお茶にでもしましょう」
そう言ってメロンはキッチンへ行った。
アニー「お父様、大丈夫ですわ。セディを信じてください。あの子なら
きっとお父様の代役を果たしてきますわ。ウィリアムも一緒ですものね」
そう言って伯爵を落ち着かせた。 >>268
伯爵「アニー、儂のことを恨んでいるか?」
アニー「何故ですか?そんなわけありませんわ」
伯爵「儂はお前がアメリカ人だからといって散々ひどい態度を取ってきた。そしてこのようなことに巻き込んでしまった」
アニー「ちっとも気にしていませんわ。それに私たちに休暇を与えてくださったり、お父様が心の優しい方だということは存じ上げております」
伯爵「アニーは可笑しなことをいうなぁ…。しかしな、アニーのお陰でセドリックと会えたし、儂の人生は寂しくなくなった。
それに、お前とウィリアムが再婚してから、儂も大切なことに気付くことができた」
アニー「大切なこと…?」
伯爵「色々あるじゃろうが、そなたは一人でコートロッジにいるときにハビシャムがよく心配して来てくれたと申しておったな」
アニー「ええ」
伯爵「つまり、ジェイムズが死んだ後、セドリックと離ればなれになった後はウィリアム・ハビシャムが心の支えになってくれておったわけじゃな」
アニー「お父様?」
伯爵「儂はな50年近くの間、側でずっと支えてくれた人がおった。儂が別の女性と結婚した後も。でも儂は去年までその事に気がつかなかった。なんてバカだったんじゃろうって」
アニー「そんなことありませんわ。中々気付くのは難しいことですわ。私もウィリアムが思いを伝えてくださったから気が付いただけかもしれませんし…」
伯爵「ハビシャムは気の遣えるやつじゃ。しかし思いを伝えるまでとは、よほどそなたのことが好きだったんじゃな」
アニー「そんな…」
伯爵「儂は先妻のことを愛していた。しかし幸せにしてやれたかどうかは分からぬ。だから今回ばかりは本当に幸せにしてやりたいんじゃ。人目を気にした結果一度は冷めて何十年もたったが、また気持ちがよみがえってきたんじゃよ」
アニーが伯爵の手を握った
アニー「大丈夫ですわ。そこまで御理解なさってるなら」
伯爵「今の儂にはレスリーしかおらん、レスリーが必要なんじゃ…」
メロン夫人はお茶の用意がとっくに出来ていたが、リビングに入れずにいた。
下を向いてずっと泣いていた。 >>269
いつまでもお茶が運ばれてこないことを心配した伯爵は
キッチンに行ってみた。
メロンは流し場で一人泣いていたようだった。
伯爵「レスリー、大丈夫か?」 >>270
メロン「ごめんなさい、大丈夫ですわ」
伯爵「そうか、儂とウェリントン夫人のことを心配しておるのじゃな…」 >>271
メロン「違いますわ」
伯爵はメロン夫人が何で泣いているのか分からなかった >>272
メロン「私は嬉しかったんです…」
伯爵「ん?」
メロン「私のことを思って下さってて」
伯爵「聞いておったか」
メロン「申し訳ございません、でも今の私もジョニーしかおりませんわ」 >>273
ドリンコートへ向かう汽車の中でこんなことを話していた。
セディ「ハビシャムパパ、僕も嬉しい!」
ハビシャム「何がだい?」
セディ「だってお祖父さんと一緒に仕事をしたことがあるけどこうやって
弁護士さんと一緒に仕事をするなんて生まれて初めてなんだもの。
こうやって2人だけで仕事をするのも悪くはないね。…僕も弁護士になろうかなあ?」
ハビシャム「爵位を持った弁護士ってどうなのかね?w」
セディ「え?どうって?」
ハビシャム「あ、いや、セディなら良い弁護士になると思うよ」
伯爵の肩書きを持った弁護士なんて仕事を頼みにくいのでは?と
言いたいところであったが、8歳の子供を相手にそんな話をしても
夢を壊すだけだと思い、言うのを控えた。 話が逸れてきてるなw
余談はちゃっちゃか進めていかないとウェリントン夫人が待ちきれずに乗り込んで来ちゃうよwww >>275
黙れ、ウェリントン夫人の一件はまだ昨日のことだぞ
翌日、ハビシャムがドリンコート城に戻ると言ったではないか? >>274
ハビシャム邸へ突然、お客さまがいらっしゃった。
アニー「あら、誰かしら?」
ドアを開けると一人の少女が立っていた。
ブリジット「おばさまこんにちは。学校の帰りに立ち寄ってみました」
アニー「あらブリジットさん、いらっしゃい。…でも残念ね。
セディはウィリアムと一緒に仕事でドリンコート城へ行きましたのよ。
ちょっとだけ寄っていってちょうだい」
そう言ってアニーはブリジットを家に入れた。 >>277
伯爵「レスリー、こうしてはおれん。明日にでもドリンコートへ参ろう。
お前もアニーも一緒にじゃ」
メロン「ですがお体は大丈夫なのですか?」
伯爵「もうそんなもの、どうでもよくなったわ。リハビリに丁度いいと思っておる」
メロン「どうしても行かれるのですか?」
伯爵「あそこはわしの領地じゃ。帰って何が悪い?」
メロン「ですが…」
メロンは引きとめようと思ったが伯爵の意思は固かった。
…というより、ロンドンにいるとまたウェリントン夫人が現れるのではないか、
だったらドリンコートに帰って仕事をしながら対策を練った方が賢明と考えた。 >>278
メロン「御前、誰かいらっしゃったようですが…」
伯爵はドキッとした。
伯爵「ウェリントン夫人ならわしはいないと言ってくれ」
メロンはそう言われると部屋を出て、玄関の方へ行ってみた。
リビングを見るとかわいらしい少女がそこへいたのだった。
ブリジット「メロンおばさん、お邪魔しています」
メロン「あら、ブリジットさま、いらっしゃいませ。わざわざ来ていただいて…
でも若君は仕事でドリンコート城へ行っているのですよ。…プフッw」
ブリジット「どうかしましたか?」
メロン「だってジョニーったら呼び鈴が鳴っただけでウェリントン夫人が
来たとばかり思って引きこもって出ようとしないのですよw」 >>279
伯爵はその様子をわずかばかりドアを開け、様子を見ていた。
そしてウェリントン夫人でないことを確認するとリビングに出ていった。
伯爵「何じゃブリジットか、わしをあまり驚かさんでくれ」
ブリジット「あ、伯爵さま、お邪魔しています。…驚かせてすいません」
アニー「本当ならセディを驚かせたかったんでしょ?」
ブリジット「そうなんですが、何か余計なことをしてしまいましたね」
しかし伯爵はうれしかった。数年前までなら自分を恐れて誰も近づかない、
近づかないとばかり思い込んでいたからである。ひょこり来られる経験など
何十年も経験していなかったからである。
伯爵「そうじゃブリジット、そなたもわしらと明日、ドリンコートへ行こう。
旅費ならわしが出す。どうじゃ?」
3人は驚いてしまった。
ブリジット「でも学校がありますので…」
伯爵「ほんの数日じゃぞ。たまにはそなたも田舎の空気を吸った方がよい。
ロンドンは空気が悪いw。都会の誘惑ばかりであまりいいことがない」
メロン「それはちょっと言いすぎかと…」
伯爵「いや、まあ都会にもいいところはあるが…でもな、せっかくの機会じゃ。
ブリジット、お前も来い。ハリス夫人ならわしがまた電話で説き伏せてやる」
伯爵にしてはかなり強引なやり方であった。
メロン「そこまで申し上げるのなら4人で行きましょう。アニーさま、ブリジットさま」
アニー「ええ」
ブリジットもうれしくなった。
ブリジット「いいのでしょうか?」
伯爵「黙ってついて来い。悪いようにはしない」
ブリジット「はい、わかりました」
さっそく4人は出発の準備をすることにした。 >>280
一方、ドリンコート城に着いた次期当主と弁護士
セディ「ごめんください…というのはおかしいよね?」
ハビシャム「そうか、セディにはもう2ヶ所も家ができたんだったね。
ただいまでいいと思うよ。…私もそれでいいのかな?w」
ドリンコート城へ入っていった。
セディ「ただいま」
ジェファーソン「お帰りなさいませ。若君」
ジェーン「お帰りなさいませ。若君」
セディ「僕ねえ、お祖父さんの代わりに仕事をするために帰ってきたんだよ」
ジェーン「まあ、それは頼もしいですわ」
ハビシャム「ただいま戻りました」
ジェファーソン「お疲れまさでした。今晩はゆっくりお休みください。
ジェーン、若君はお友だちではないんだぞ。早くお二人をお部屋へ
案内しなさい」
セディとジェーンは話しこんでいたが、ジェファーソンのその一言で
主従関係を意識し、ジェファーソンの見ているところではそんな姿を
見せないことにした。
ジェーン「では若君、続きはまたあとで話しましょう」
セディ「うん。ではジェーン、部屋へ参ろうか?」
セディも伯爵の口調を真似てみた。
ジェファーソン「ジェーンもジェーンなら若君も若君だ。
まったくもう成ってない!御前が帰ったら早速報告せねば…ブツブツ」
ハビシャム「ジェファーソンさんも相変わらずだなあw…あ、いや、ダメだ。
私も仕事で来たのだし、ジェファーソンさんの言うとおりにせねば」
そう言い聞かせ、ジェファーソンに案内され、部屋へと戻っいった。 >>281
ジェファーソン「それにしても御前とメロン夫人はいつまで旅行に行かれているのだろうか」
ドリンコート城の人たちは、まだ伯爵たちとハビシャムたちがロンドンで合流したこと
ウェリントン夫人にバッタリ出くわしたことを知らなかった >>282
セディは数週間ぶりに自室戻ってきた。
セディ「あ〜、久しぶりに自分の部屋に戻ってきた」
ジェーン「お掃除だけはしていましたよ」
セディ「ありがとう。…あ、そうだ。アメリカから帰ってくる途中、ロンドンで
お祖父さんとばったりあったんだ。それでハビシャムパパの家に居たんだ」
ジェーン「そうだったんですか」
セディ「そしてみんなでハビシャムパパの奥さんのお墓参りしていたら
ウェリントン夫人がお墓参りに来てもう大変だったんだ」
ジェーンは驚いた。
ジェーン「それで、御前はどうなったの?」
ジェーンは深刻な表情を浮かべた。
セディ「その後、ウェリントン夫人と電話で連絡を取ってホテルで会ったみたい。
あ、でも別におかしなことをしようとしたわけじゃなくて断ろう言ったんだけど
かえって怒らせたみたい…。お祖父さんはショックを受けて熱を出して
明日、仕事があったんだけど僕たちだけ先に帰ってきたってわけ」
ジェーン「御前のお加減が心配ですよねえ…」
セディ「うん。僕もお祖父さんのそばにいたかったけどでもアールスコートの
みんなのために仕事しなきゃならないしね」
ジェーン「じゃあ汽車に揺られてお疲れでしょう。明日から御前に代わって
お仕事なら今晩はゆっくりしてくださいね。それでは夕食ができたら
また呼びにきますから」
セディ「うん」
ジェーンはセディの部屋から出ていった。 ジェーンはセディから”伯爵がロシアから帰ってきたこと”をセディから
さりげなく聞いたのだがそれはドリンコート家にとって重要な発言だった。
にもかかわらずジェファーソンに報告することを忘れてしまっていた。
このことで後でジェーンはジェファーソンにお叱りを受けることになった。 >>284
ローズィは大学での授業を終え、帰ってきた。
ローズィ「ただいま」
アニー「お帰りなさい」
ローズィ「それでは早速、夕食の準備をしますね」
アニー「ローズィ、今日はいいわ。私がやりますから」
リビングからブリジットが出てきた。
ブリジット「ローズィさん、お邪魔しています」
ローズィ「あら?まあいらっしゃいませ。来ていらっしゃったのね。
セディはお父様とドリンコート城へ仕事で行っているのよ」
ブリジット「それは聞きました。私も明日、ドリンコートへ行くことになったんです」
ローズィ「え?」
アニー「ローズィ、急な話で悪いんだけどお父様が明日にでもドリンコートへ
お戻りになるって言ったの。それでちょうどブリジットさんも来ていらっしゃって
お父様が一緒に来なさいってお誘いしたんですよ」
ローズィ「御前、お体は大丈夫なんですか?」
ローズィは驚いた。 >>285
伯爵「大丈夫じゃよ、儂にはレスリーがおれば大丈夫じゃ」 >>286
メロン「でもそれで死んでしまってはなんにもならないわよ」
伯爵「それでもわしは本望じゃ。今や後継者もおる。余計な心配はせんで
明日の準備をしなさい」
そう言ってまた部屋に戻っていった。
メロン「ローズィさん、見てのとおりジョニーを止めることはできないわ」
アニー「明日、同行するのは私たち女性ばかり。心配ではあるけど全力で
お守りするしかないわ」
ブリジット「私も協力させていただきます」
ローズィは何もないことを祈るばかりだった。 >>287
その頃ドリンコート屋敷では
ジェファーソン「ところで若君、アニー様はどうなさったのですか?」 >>288
セディ「母さんはお祖父さんと一緒にロンドンのハビシャムさんの家でお留守番です」
ジェファーソン「お留守番ですか?御前と?」
セディ「はい。僕たちがアメリカからイギリスに帰ってきたらロンドンで
お祖父さんとばったり会ってその後、お祖父さんたちと一緒にハビシャムさんの
奥様のお墓参りに行きました…。あ〜、そうだ!ジェファーソンさん驚かないで
くださいね。突然、ウェリントン夫人がお墓参りに来たんですよ。
僕もすっかりびっくりしちゃって…」
ジェファーソンはうなづいてセディの聞いていたがウェリントン夫人の話を
聞いてただ事ではないとつい大声を出してしまった。
ジェファーソン「何ですと!?それで御前はロンドンに居られるのですか?」
セディ「はい。その後、ウェリントン夫人と大切な話があるとホテルで大事な
話合いに行ったのですが、どうも失敗したみたいでその晩、熱を出して
寝込んでしまったんです。それで今日は僕がお祖父さんのピンチヒッターで
ハビシャムさんとお城へ帰ってきました」
ジェファーソン「若君、どうしてそれを帰ってきたらすぐに報告して
くれなかったのですか?」
セディ「え?僕は帰ってきてすぐにジェーンにお話したよ」
ジェファーソン「そうですか」
そう言ってジェファーソンは持ち場に戻って行った。
ジェファーソン「若君がお戻りになられてから何回もジェーンとすれ違って
いるが私に何も言っていなかい。ジェーンのやつ、そんなことを私に何も
報告していないじゃないか?まったく…」
ジェファーソンはジェーンを探し始めた。 >>289
セディはベッドに寝転がりながらこんなことを言った。
セディ「ハビシャムパパもお祖父さんのことをジェファーソンさんに
言わなかったのかなあ?」 >>290
その頃
伯爵たちは、ドリンコート屋敷へと向かっていた
伯爵「レスリー、儂はどんなことがあってもソナタと一緒じゃ」
レスリー「まあ」
伯爵はずっとメロン夫人の手を握っていた ウェリントン夫人の件もそうだけど
伯爵とジェファーソンのメロンさんの取り合いはどうなったの?
ジェファーソンに勝ち目はなさそうだけど >>291
前の晩、ハビシャムはベッドで一人こんなことを呟いていた。
ハビシャム「ああアニー、今日はさびしい。私ひとりで夜を過ごすなんて考えらない」 >>293
一方、執事の部屋では…
ジェファーソン「メロンさん、私は御前なんかよりずーっと前から
お慕い申し上げていたのに…くやしい!」
伯爵とメロンがいない間、ずーとこんな感じだった。 >>291
セディ「ねえお祖父さん、僕の前で汽車の中でメロンおばさんと
ラブラブなところを見せないでよw」
伯爵・メロン「…」
2人は恥ずかしそうにしていた。
アニー「こら、セディ」
セディ「えへへw」
ブリジット「あなた、ヤキモチやいているの?」
セディ「ヤキモチだなんて…。ただ僕は…」
ブリジットは伯爵と同じようにセディの手を握った。
セディ「あああ…。こう客車が狭いと何かとはずかしいことが多いね」
アニーはそんな二人を微笑まし眼差しで見ていた。
伯爵「セドリック、そう言っているがわしは中でも一番広い個室を取ったんじゃぞ」
セディ「そうですね。よーし、がまん、がまん」
メロン「それはそうと道中、長いので昼食にとサンドイッチを作って参りました」
そう言ってメロンはバスケットの中からお弁当を出した。
セディ「うわあ、美味しそう」
伯爵「レスリーはもっと美味いがなw、ほっほっほー(笑)」
伯爵はウェリントン夫人のいるロンドンから遠のいているのか、上機嫌であった。 >>295
いや、セディはお祖父さんと同行するはずがないぞ! すいません m(_ _)m
>>295は無かったことにしてください。 ところで小公子セディだけど今度はいつ再放送するの? >>294
そして早速セディとハビシャムさんは仕事を始めることにした
ジェファーソンとジェーンは心配していたが、二人を見守ることにした >>300
玄関先に馬車が準備された。
ハビシャム「さて若君、アールスコートに出かけましょうか?」
セディ「はい。それではジェファーソンさん、ジェーン、行ってきます」
ジェファーソン、ジェーン、その他使用人「行ってらっしゃいませ」
2人は馬車に乗り、仕事先に出かけて行った。もちろん伯爵やアニーがドリンコート城に
戻るため、汽車に乗ったことなど知る由もなかった。 >>301
セディ「ハビシャムパパ、今日はハートルたちと久しぶりに会える。
お祖父さんも一緒に来れればみんなも喜んだと思うけど」
ハビシャムはイヤ、かえって御前がいたら皆、かしこまってしまうだろうなと思った。
だが、
ハビシャム「そうだね。ましてアールスコートの増改築工事となれば住人の人たちに
とってもうれしいことだしね」
そう言って伯爵がアールスコートの人々に敬遠されていることを伏せておいた。 >>302
一方、汽車の中では
伯爵「まだ着かんのか?」
メロン「ジョニー、焦っても仕方がありませよ」
ブリジット「こんな時、セディがいたらお爺さまも退屈しないでしょうね」
アニー「そうでもないみたいよ」
ブリジットはもう一度、振り返ってみた。
伯爵とメロンは抱き合っていた。
ブリジット「邪魔しない方がいいみたいですね」
アニーとブリジットは2人(伯爵とメロン)をそっとしておくことにした。 >>303
伯爵「もうすぐ着くぞ。そうしたらまず一休みしようかレスリー」
メロン「そんな。長い間休んでいたのに、それは他のメイドや遣えている方達に申し訳ありませんわ。」
伯爵「いいだろう、儂は疲れた。のぉレスリー、儂の疲れを癒してくれ」 へへへっ セディグッズをおいてけよ
けがしないで すむぜ
はい おいていきます
ざけんじゃねえよ→エンカウント
ショウワノート製、下敷(180円)出せ。版権シールは10枚パックに添付 多分マゼンタ >>305
メロン「もう、家につくまでは我慢してくださいね」 【トランプ政権】オバマケア改廃案撤回…ビジネスで培った「交渉術」に疑問符 共和30人造反、分断露呈
http://news.livedoor.com/article/detail/12847615/ >>307
伯爵「もうすぐ屋敷に着くぞ。着き次第すぐに部屋に向かうぞレスリー」 >>309
ブリジット「おばさま、お爺さまも随分、お元気になりましたわねw」
アニー「そうねえ。心配していたお加減もすっかり良くなって何よりね。
連絡しないで来たのでウィルもセディも多分、びっくりすると思うわ。
今回はブリジットさんも一緒なんですものね」
馬車は城下町を通過し、ドリンコート城のある山道にかかろうとしていた。 >>310
一方、そんなことも知らずセディはハビシャムとアールスコートに行っていた。
セディ「ハートル、今頃何をしているかなあ?」
ハビシャム「セディ、ハートルって誰だい?
セディ「アールスコートに住む僕のお友だちだよ」
ハビシャム「へえ、セディは誰でも友だちになるんだねえ…。御前だったらあり得ないな」
そんな会話をしているうちに馬車はアールスコートに着いた。 >>311
伯爵一行を乗せた馬車がドリンコート城に到着した。
ジェファーソン「お帰りなさいませ。御前」
メロン、アニー「ただいま帰りました」
ブリジット「お邪魔いたします」
伯爵「うむ。ジェファーソン、元気でおったか?」
ジェファーソン「はい、特に病気もなくピンピンしております」
伯爵「それは良いことじゃ。ところでハビシャムとセドリックはどこじゃ?」
ジェファーソン「お仕事でアールスコートへ行っております。
…御前、帰っていらっしゃるなら前もってご連絡いただければよろしかったのに」
伯爵「こういうのをサプライズとでもいうのかのうw。まあセドリックらを
びっくりさせたくてな。たまたまロンドンのハビシャム宅にブリジットも連れて来た。
あいつ、びっくりするじゃろうなw。のう、ブリジット」
ブリジット「ええ」
メロン「さあ、今日から職務に戻らなくっちゃ」
伯爵はそんなことはジェファーソンたちに任せておけ。といいたいところであった
がジェファーソンやジェーンたちの手前があったのでそうは言えなかった。 >>312
伯爵「取り敢えず儂は一休みさせてくれ。レスリー、帰ってきて早々済まんが儂の部屋までお茶を持ってきてくれぬか」
メロン「かしこまりました」
伯爵はメロン夫人の耳元で囁いた
伯爵「部屋で待っておるからな。」 >>313
メロン「御前、お茶をお持ちしました」
伯爵「おお、済まんな。ところでその御前というのは二人きりの時はやめてはくれぬか」
メロン「ですが、誰かに聞かれても困りますし、飽くまでもこれは職務ですからね」
伯爵「そうか、それならば今からしばしの休憩じゃ。近うよれレスリー」
メロン「もう、しょうがないですね」
メロン夫人は伯爵のベッド(伯爵のとなり)に座った
伯爵「レスリー、愛しておる」
メロン「私もよ、あなた…」
伯爵とメロン夫人はキスを始め、伯爵はフラストレーションが溜まりすぎていたため、早々にメロン夫人の胸を揉んだ
メロン「あぁん//あなたったら」
伯爵「可愛いのぉレスリー」
伯爵はメロン夫人を押し倒し、乳房を弄り、身体中を舐め、そして子作りを始めた >>314
ジェファーソン「もう御前ったら真昼間から何しているんだ。ハビシャム様も若君も
仕事だというのに…メロン夫人もメロン夫人だ。まったく、、」
ジェファーソンは2人の行動をドア越しにこっそり覗いていたのだった。 >>315
セディ「ねえハビシャムパパ、お祖父さんとメロンおばさんが結婚したらどこで結婚式をするの?」
ハビシャム「そうだねえ、やはりモーダント司祭の教会だろうね」
セディ「じゃあ村の人たちにも来てもらおうよ。みんなでお祝いした方がいいしね」 >>316
そして、二人はドリンコート家に戻ってきた
セディ「あれ?母さん?母さんだ」
アニー「セディ、元気にしてた?」
セディ「やだなぁ、昨日お別れしたばかりでしょ?今日もウィリーパパと二人でアールスコートに行ってたよ」
アニー「そうなの。あなた、お帰りなさい」
ハビシャム「ああ、ただいまアニー」
二人は軽く抱き合った >>317
ブリジット「あら?セディ、私にはハグしてくれないの?」
セディ「…。ブリジット?ブリジットだ!ヤッホー」
そう言ってブリジットに抱きついた。
ブリジット「セディ、私も会いたかったわ」
セディ「僕もだよ。…でもそれにしてもどうしてここに?母さんはともかく、
お祖父さんやメロンさんならここに帰ってくるのは当然だけど
まさかブリジットが来るとは思っていなかったよ」
そこへ伯爵がやってきてこう言った。
伯爵「セドリック、ブリジットを誘ったのはこのわしじゃよ。
お前をびっくりさせたくてな(笑)」
ブリジット「昨日、私があなたに会いたくてハビシャムさんの家に行ったら
あなたがいなかったの。そうしたら伯爵様が出てきて”ブリジット、お前も
一緒に来い”って言われたのよ。お陰でお母様には渋い顔されたけどねw」
伯爵「まあ、そういうわけじゃ。ほっほっほーw」
セディもブリジットも伯爵と一緒に笑った。 それにしてもイギリスでは金髪でない子が金髪に染めると学校では罰則を食らうんだね
金髪にした10歳男児 学校の行事に参加できず
http://news.livedoor.com/article/detail/12883328/ >>318
セディ「それより、おじいさん。僕、パパと一緒にしごとをしたんだよ!」 >>320
伯爵「ほう、ではわしはレスリーと別宅で隠居するとするかのうw」
メロン「まあ、あなたったらw」
ヒシッ!
そう言って2人は抱き合った。 >>321
ジェーン「御前、夕食の準備ができました」
伯爵「おお、そうか。では食堂へ行くとしよう」
セディ「ちょっと待ってください!お祖父さん、隠居なんてヤダ」
伯爵「う、ま、まあ、まずは食事じゃ。詳しいことは食事をしながらしよう」
そう言って伯爵一家は食堂へと向かった。 >>322
その頃、ロンドンでは…
ウェリントン夫人「ジョニー、私を忘れちゃったのかしら…?
そろそろまた連絡してみようと思う」
ウェリントン夫人は弁護士に相談しようとロンドンの某法律事務所に行こうとしていた。 もうすぐウェリントン夫人が乗り込んでくるのか
楽しみだ >>323
食事の前に各々部屋に戻った
ハビシャム「アニー」
アニー「あなた…」
二人は抱き合った
アニー「たった2日でも寂しかったわ」
ハビシャム「私もだよ」
アニー「でもあなたの顔を見て安心したわ」
ハビシャム「ああ、アニー愛してるよ」
ふたりはキスを始めた >>325
セディ「母さん、食事の用意ができたんだって。あっ…」
セディはまたノックをしないで入ってきた。 >>326
アニー「セディ、いつも言っているでしょ?ノックぐらいしなさい」
セディ「ごめんなさい。僕、お腹空いたから早く夕飯が食べたくてつい…」
セディは申しわけなさそうにしていた。
ハビシャム「まあいいだろう。アニー、隠し立てしたってしょうがない」
アニー「でもあなた…」
ハビシャム「それよりアニーはニューヨークにいたとき、ジェイムズ様と
どう接していたんだい?セディが寝静まったあと、こっそり抱き合って
キスをしていたのかな」
アニー「いや、それは…」
セディ「ねえ、早く食堂へ行こうよ」
ハビシャム「そうだな。アニー、御前がお待ちだ。食堂へ行こう」 >>327
その頃おんなじようにメロンと伯爵も抱き合っていた >>328
ジェーン「まあ御前ったら…w」
その様子を遠くで眺めている初老の男性がいた。
ジェファーソン「メ、メロン夫人…お〜、何ということだ!私のことなどもう眼中にないのか…」 >>329
ドリンコート城の玄関に一台の馬車が到着した。
オリヴァーだった。ジェファーソンは取り乱していたがすぐさまお出迎えに出た。
ジェファーソン「いらっしゃいませ」
オリヴァー「お父様はいらっしゃいますか?至急、お伝えしたことがございます」
ジェファーソン「中へどうぞ」
ジェファーソンはすぐに客室へ通した。
オリヴァー「ジェファーソンさん、大変なことになりました。今日お昼前に
ウェリントン夫人の弁護士秘書が事務所に来て御前が話し合いに応じなければ
法的手段に出ると言ってきたのです」
ジェファーソン「な、何ですと!?…わかりました。ハビシャム様をすぐにお連れしてまいります」
そう言って部屋を出ていった。
オリヴァー「とうとう恐れていることが起きてしまった…」
外は見る見る悪天候となり、雷鳴が轟き、大雨が降って嵐になってきた。 いい加減、終わらせてもいいだろ?
ロイ「バーロ。お前ら、それより今年も再放送あんだろうな?」 もしかして折笠さんがセディでなかかったらバーロがセディやっていたとか?w
いやいや、結果論だが合わないと思う ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています