>>227
ウォルトン医師が帰ったあと、ハビシャムは食堂へ戻ってきて
再度テーブルに座った。
ハビシャム「ああ、そうだ。明日以降の予定だけどドリンコート城へ帰って
アールスコートの増築書類作成するんだったな。…だが御前があの様子では
私、一人で行くしかないかな?」
セディ「え?ハビシャムパパ、一人でお仕事?」
オリヴァー「若君はお父様をパパって呼んでいるんですね」
セディ「はい、そうですけど…?」
オリヴァー「じゃあ若君は私の弟ということになるなw」
セディ「そうですね、オリヴァーさんとは僕、兄弟ですね。ウフッ」

ハビシャム「アニー、君はどうする?一緒にくるかい?それともここへ残って
御前の回復を待ってからセディと一緒に来るかい?」
アニー「お父様も心配だけどあなた一人で行かせるのも心苦しいわ」
セディ「お祖父さん、大丈夫かなあ〜?」
アニー「それであなた、いつドリンコート城へ戻るのですか?」
ハビシャム「できれば明日の午後に発って夕刻にはドリンコート城へ行って
泊まるつもりだよ。明後日の朝から建設会社や役所の職員と会うことに
なっているのでね」
ハビシャム「あなた一人で行かせられないわ」