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朝になり、ローズィが各部屋を回り朝ごはんの準備ができたことを伝えに来た。
ローズィ「御前さま、メロン様、朝食の準備ができましたので食堂へいらっしゃってください」
メロン「ローズィ様、おはようございます。あら、私ったらお手伝いもしないで寝過ごしてしまったわ!」
ローズィ「お気になさらないでください。遠慮せずロンドンへ滞在中は私に任せてください」
それを聞いていたやっと目が覚めた伯爵
伯爵「おお、もう朝か。昨日はいろいろ考えてしまっていたのでようやく朝方に寝付くことができたわい。
ローズィ、すまんな。こんな年寄りのためにいろいろと世話になってしまって」
ローズィ「いいえ、とんでもないですわ。じゃあ、もし疲れが取れないようでしたら朝ごはんも後にしますか?」
伯爵「いや、大丈夫じゃ。すぐに支度して下に下りていく。レスリー、わしの着替えを出してくれ」
メロン「はい、承知しました」