>>107
セディ「もし裁判で負けてもお祖父さんもメロンおばさんも一緒に暮らすと思う」
ブリジット「でも損害賠償の金額が尋常じゃなかったら?」
セディ「ううん。もしそれでお祖父さんが財産を失うことがあってもお祖父さんも
僕や母さん、ハビシャムパパと別れ別れになるわけじゃないし、メロンおばさんと
小さな家でもいいからみんなで楽しく暮らすよ」
ブリジット「ドリンコート家が没落してもいいの?」
セディ「別にいいよ。もしお屋敷とか離すようなことになっても家族で楽しく
暮らせればそれで幸せ。エヘヘ」
ブリジット「あなたって強いのね」
セディ「強い?言っていることがわからないんだけど…僕はね、アメリカで
父さんと母さんと僕、3人でアパートで暮らしていたけど家族がみんな一つの
家で暮らせればお屋敷だろうがアパートだろうがどこでもいいんだ」
と言ったが、あることを思い出した。
セディ「あー!もしお屋敷に住めなくなったらジェーンやウィルキンス、そして
ジェファーソンさんとお別れになっちゃうんだ!それでだけはイヤだな」
ブリジット「そこまで心配しなくても大丈夫よ。お屋敷を離すまで慰謝料を
取られるないから。…そんなどうなるかよりも明日は早いんだし、もう寝ましょう」
セディ「そうだね」
そう言ってセディは電気を消した」
ブリジット「おやすみ、セディ」
セディ「おやすみ」
2人は寝ることにした。