【交響詩篇エウレカセブン】について語るスレ [無断転載禁止]©2ch.net
十二話から急に神がかった展開になっていったな
OPも神だったし
馬鹿にしてて悪かったな、謝るぜ ガゼルが、エレナとミラーが同一人物じゃないかと調べているが、
これが、大いにピントがずれてて変なのだ。
エレナとミラーが同一人物かどうかなんてのは、
ガゼルが社長に資金を仰いでまで調べなければいけないことではない。
ゲネラシオンブル内に居るのだから、二人をすぐ呼び出すだけで結果がわかる話だ。
社長が「ミラーとエレナが同一人物とは信じられない。」なんて台詞をごちゃごちゃ言っているが、
それは当然だ。視聴者だってそう思うだろう。それ以前にどうでもいい話題だ。
社長がガゼルの調査を拒む場合、
”エレナがミラーのふりしてスパイ活動をしていることを、社長は承知して泳がせている。”
というシナリオの伏線となりうるが、現状のストーリー上、何の意味も無い。
また、現状だと、ミラーが本当にスパイだったかどうかは、
客観的にゲネラシオンブルの人間は誰も知らないということになる。
ガゼルは、「ミラーは敵のスパイではないか?」と疑って調査を開始するのがスジではないか?
そして、ミラーが連合国軍と接触していた事実をガゼルが掴み、社長に報告するも、
「すでにミラーは灰になった」と伝えられ、調査は打ち切りになる。
ガゼルは調査結果を握りつぶし、
「ミラーはスパイなんかじゃなかった。俺達の歌姫さ。それでいいじゃないか。」と、つぶやく。
こうすれば多少ガゼルにもドラマが生まれる。 ミラーはゲネラシオンブルに招かれて大人気だったという設定なのに、
ミラーが死んでも誰も悲しんでないって、おかしいんだよ。
ミラーは、エレナの不思議ちゃん属性の、単なる記号でしかない。
人間の感情を無視して、話が進んでいくから、
何が起こってるのかさっぱりわからない、変なアニメになってしまってる。
エレナが「敵のスパイが潜入しました」ってミラー(微粒子)の乗った車を撃ってるけど、
ここ、どういう感情で見たらいいの?
劇中のミラーは、殺されるほどの悪いこと何もしてないよね?
ミラーはエレナと話してただけなのに、
エレナのほうが急にミラーに掴みかかって、「わたしは誰?」って言われても、ミラーは困ってるだけじゃん。
で、いきなり、「敵です!」で殺すのは無いわー。
もっとちゃんとミラーのドラマを作れよ。 ナルの位置づけについて。
全体を通して見てから、改めてナルがこのストーリーでどう機能していたか検証してみる。
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ナルは、アオの幼馴染。
10年前のスカブバーストで、ウミキョンチュに助けられた。(と、思ってる)
同時に呼吸器疾患に陥った。(スカブのせいとは思ってない?)
ナルは、アオがゲネラシオンブルに就職したのを見て、自分も飛びたいと思う。
トゥルースと出会って、騙されるフリをして、トゥルースを導いて世界を変えたいと思う。
スカブとの対話で、スカブとの共生を目指す決意をする。
医者から、ナルはスカブに寄生されて、トラパーが濃いと死ぬと教えられるが信じない。
スカブを守るため、トゥルースの力を与えようとスカブに与えるが、トゥルースに拒否されて攻撃される。
トゥルースのいない別時空では、スカブを守ろうとしてアオに攻撃される。
ナルは、アオが新しい彼女ばかりつくるので嫉妬してる。
そんなナルだが、アオからは、「大切な人」と思われている。
アオはナルを助けるため、アオの親子喧嘩の原因になる。
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これが、ナルのストーリーなんですよね?
最期まで主人公の気持ちを一切考えないヒロイン(?)って、見たこと無いんですが。
普通は、主人公の気持ちを理解して、「私のために争わないで」くらいは言うものなんですがね。 では、アオの理解者というのは存在するのか?
アオの気持ちをまっすぐに受け止めて、アオと一緒に行動すると決めたキャラはいるのか?
フレアがそこに一番近い存在のはずだったのだが。フレアの気持ちはこんな感じ。
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アオは年下で幼馴染を気にしてるので男と見てない。
呼び捨てにされるのを嫌う。
アオが成層圏から墜落しそうなときは、なんとかしてよと、パパに懇願。
エウレカが現れたことが、何故か気に入らない。
アオがエウレカを未来に返そうとするのを、止めようとする。
エウレカが現れてから、アオがおかしくなった、と思う。
アオが、クォーツガンで世界を変えてしまったことを信じない。
アオが連合軍に寝返ったけど、気にしなかったので、エレナに説教される。
エレナがアオの本心を確かめるが、フレアは自分からアオの気持ちを確かめようとはしない。
社長は、娘のフレアが行動を起したと思って、会社をフレアに譲って、トゥルースを殺そうとして死ぬ。で、アオの胸で悲しむフレア。
社長になったフレアは、アオがトゥルースとバトルしても見てるだけ。
アオがエウレカのところに行こうとすると、涙目で止めようとするが、思いは届かない。
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これが、フレアのストーリーなんですよね?
最期まで主人公と気持ちを通わせないヒロイン(?)って、見たこと無いんですが。
普通は、主人公の気持ちを理解して、「アオと一緒なら、死んでもいい」くらいは言うものなんですがね。 エレナのストーリーはこんな感じ。
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エウレカに抱かれて、月にハートマークのある不思議な世界を見る。(記憶はここから)
エウレカに岸辺に捨てられた事を恨んで、月にハートマークのある世界に戻りたいと思う。
身分証をひろって「エレナ・ピープルズ」になる。
孤児院で育つ。(たぶん、アニメばっかり見て過ごす。)
ゲネラシオンブルに保護されて訓練を受ける。
新入りのアオには興味がなさそう。
自分とよく似てるミラーにいいがかりをつけて殺す。
幻覚を見たエレナは、ミラーがスパイだと言って、もう一度殺す。
エウレカが来たと知るが、腹が立つだけ。
クォーツガンが世界を変えると知ったエレナは、アオの理解者を自認して接近。
アオが連合軍に行っても普段通りの生活。
エレナとミラーの墓を作って、フレアと話すきっかけが欲しかったのに無視されて逆切れ。
腹立ちまぎれにアオを連れ戻しに行く。
アオにクォーツガンを撃って欲しいと頼むが断られたので、脱走して連合軍に加わる。
唐突にエウレカに真実を告げられ、ショックを受ける。
エウレカ親子にバカにされ、アオを威嚇して、アオにクォーツガンを撃たせようとする。
実はアオが好きだったと自分の気持ちに気が付くも、思いは届かない。
再度エウレカが出現するも、まだ、エウレカを恨んでて困らせる。
フレアがアオの後を追いかけるが、もうどうでもいい。
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基地外キャラなりに、わかりやすいキャラとは言えるが、ラストで成長が見られない。
AO23話でエウレカと再会した時など、まだ憎まれ口をたたくのはおかしい。
エレナはエウレカに感謝すべきだった。「この世界に連れてきてありがとう。アオと出会えたから。」
ストーリーを通して、キャラがどう成長したか、「思い」を描かないと、視聴者の心には届かない。 アオのストーリーはこんな感じ。
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母さんと会いたい。父さんと会ったら、殴ってやる。
(なんだかんだで、宣言通りに父さんとバトル。)
レントン「おまえのためだから」
アオ「ありがた迷惑だから」
(アオは両親を未来に帰して、世界をリセット)
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アオは、最期まで父親の意向を汲まずに、我を通して対決しただけなんですよ。
で、「子供がそこまで言うなら」と、親のほうが折れただけ。
親子喧嘩のドラマとしても、面白くない。
基本的に、親が子供の心配をするのは、「孫の顔が見たいから」と思っていただいて間違いありません。
だから、ラストでは息子に彼女が出てきて、それを見た親が安心して帰る、
というのが、基本的な親子のドラマのあり方です。
すると、理想的なラストはこうなります。
アオが光の柱に飛び込んだら、フレアも続いて飛び込む。
アオを心配する両親の前で、アオはフレアのことが好きだと告白し、フレアも同じ気持ちだと答える。
レントンはフレアを見て「ちゃんと子供産めるのか?」と聞き、
気の早い話に慌てるアオをよそに、思わずフレアは「産めますから!」と、答える。
これで、フレアの体の問題も解決する。 一応、話題にしておくか。
AO7話のラストとか、AO20話のBパートで、
ゲネラシオンブル本社地下にあったの、ジエンドですよね?レプリカかも知れんが。
最初はその設定をしてて、初代ファンを釣ろうとして、
「最終話近くで、ジエンド登場か?」と期待させて裏切るいつもの作戦だったのかな?
実際に地下から現れたのは、コードネーム・カノン。
これで製作者は、「ジエンドが出てくると思ったでしょう? そんな単純な展開にはしませんよ。」と、
嘯いてるわけだ。
でも、視聴者は誰も気にしてなかっただろうな。
7話がクソつまんないから、ラストに何か出てきても、こっちはウンザリしてるだけだよ。
こっちは気にもとめてないのに、製作者は、勝手にネタを小出しにして、違うネタを持ってきて、
「どうだ、騙されだろう!」と得意げな顔をすると。
そんなんばっかりですよ。 「デウス・エクス・マキナ 」
物書きなら絶対知っておかなくてはいけない作劇手法である。
こんがらがった話を、ラストで神様が降りてきて解決するという手法。
ようは、「夢オチ」。
古代ギリシャの演劇で生まれ、すぐさま批判され、現代では完全に否定されている。
主人公がどんなに困難な状況におかれても、「夢でした」ならば、全て解決できてしまう。
それまでのストーリーを無にすることでもある。
同じように、奇抜な伏線を張っても「勘違いでした」とやれば、その伏線は失われる。
推理小説なら、「主人公が犯人」とか「主人公以外全員犯人」とか、1回しか通用しない手法も使いどころが危険。
魔法を使って、一気に都合の良い世界にするというのも、童話の世界でのみ許される。
AOの場合、この禁じ手のオンパレードなのが失笑です。
クォーツガンなんてのは、SFのふりをしてますが、ただの万能の魔法です。
クォーツガンを一度撃った時点で、歴史がどう変わるかなんて、SFならコントロールできるわけがありません。
ナルが存在しないこともありうる。
が、劇中のクォーツガンは、主人公にとってぎりぎり都合の良い世界になるようにしが世界を変えません。
トゥルースがアーキタイプになるとか、都合がよすぎるわけです。
3回目のクォーツガンで、誰も主人公を知らない世界に行くわけですが、それは、「夢オチ」と、意味は同じです。
今までのストーリーで起きた問題が、何も解決されてないわけですからね。
「目が覚めたら世界が変貌した=夢でした」
AOそのものが、悪い夢だったと、忘れるしか無いでしょう。 「真実」というテーマ。
トゥルース曰く「おまえは、真実が見えてない」→自分の正体を忘れてる
エレナ曰く「なんで、知ろうとしないの?」→自分の素性を知りたくなかった
これ、一応、キャラのドラマとして成立してるんだけど、
なぜか、感動しない。
「あ、そうなの。ふーん。」で見過ごしてしまう。
なんでかなー?
と思って、理由を考えてみた。
両方とも、キャラが基地外だから、感情移入できなかった。
ということだな。キャラは大事だな。 「この世界は間違ってる」
よく、世紀末SFとかで、悪の帝国が世界を支配していて、
人民は奴隷のような暮らしをして、人々は苦しんでる様を見せる世界で、
主人公が救世主として悪と戦う、といった場合、
確かに世界は間違ってるのだろうけど、その世界観の作品そのものは不愉快ではなく、面白い。
AOは、現実社会とはちょっと設定が違ってて、確かにAOの世界観は間違った様相をしてる。
で、作品そのものは不愉快ではない、というわけではなく、AOの世界観は、ハッキリいって不愉快だ。
なぜだろう? 沖縄独立という微妙な政治ネタが絡んでるからか?
「ファイサルアラビアは反米国家だ」という設定も、カチンとくる。プロパガンダ臭が酷いというか。
純粋なフィクションとして、見れないというか、フィクションを用いた風刺ならよかったのだろうが。
政治問題を悪意を持って茶化されてるような、サブリミナルで刷り込まれているような不快感だ。
おそらく、リアルな現実社会から来た、(トゥルースみたいな基地外ではなく)まともな人物を一人設定して、
その人に「この世界はどうなってるんだ? 沖縄は独立なんてしてないのに。」と、
視聴者の立場で客観的に言わせておけば、多少マシだったかもしれない。 異世界ファンタジーでは、主人公が現実世界から異世界に飛び込んで、
おかしな世界を体験する、というのが王道だ。
やはり、現実世界を知ってるキャラを立てて、
現実世界との比較対照があって、「この世界は間違ってる」と言わせないと、
その世界の人が「この世界は間違ってる」と言ったとしても、
その世界では、何がどう間違ってるのか、視聴者は理解に苦しむということだろう。
現実に近い、パラレルワールドの異世界ファンタジーを描く場合は、
誰か、現実世界から来た人を登場させ、「この世界は、現実世界とは、こことここが違いますよ。」と、
ハッキリ説明させたほうがいいのだと思う。 エウレカを登場させてるのに、エウレカが設定を説明するだけというのも致命的。
初代エウレカセブンのエウレカとレントンは、
互いの交流で惹かれあい、人間性を深めて成長する。
AOのエウレカは、登場しても、一通り設定を説明して、終わったらさっさと居なくなってしまう。
その説明すら矛盾する。
AO13話で「シークレットは敵ではない」と言った後、AO14話でシークレットと戦うエウレカ。
AO13話の異次元エウレカが不要なのであるから、AO14話で「シークレットは敵じゃないから、戦ってはだめ」と言えば済むこと。
AO14話は、エウレカを未来に返すドラマなわけだが、
誰が脚本書いても、もっと盛り上がる話しに出来ただろう。
あそこまでつまらなくできるのは、この脚本家は心底エウレカに興味が無いってことなんだろう。
まず、エウレカの返し方にしても、
「あの光の柱に飛び込めば帰れるかもしれない」→根拠なし
「この世界にエウレカがいてもいじめられるだけ」→消極的現実逃避
これっていわゆる「この世界が嫌だから、他の世界に行きたい」という、
トゥルースやエレナと同じ自殺願望と同じですよね。
脚本家に自殺願望があるのか、心がひねくれてるからキャラを輝かせて生かしておけないのか。 AO13話の引きは、アオを守るためにトゥルースと戦うエウレカの決意。
AO14話は、エウレカの活躍と、アオとエウレカのドラマを絡めてエウレカが元の世界に帰る話しになるべきだ。
ところが実際のAO14話は、エウレカのニルバーシュが敵に奪われる話だった。
ニルバーシュの奪われ方も超酷い。
ニルバーシュは自分の身を投げ打ってトゥルースと対峙したのに、そのまま敵の戦力になるとか無いわ。
むしろ、どうやったらそういうストーリーが思いつけるのか知りたい。
AO19話のブランがトゥルースと対峙したのに、トゥルースがパワーアップしただけという、それと同じ構図。
キャラが自分の身を犠牲にしたなら、死に様はかっこよく、相応の結果を出そうや。
無駄死にみたいな展開を面白いと感じるのは、脚本家の心がひねくれてるからだよ。
キャラをかっこよく描こうという意志がそもそも感じられない。
主人公をに不利な状況にどんどん追い込み、無様におろおろさせれば、
それがドラマチックな展開で面白いと勘違いしてるのだろう。 そこで、本家エウレカセブン39話のサッカー回をもう一度検証してみよう。
>>140でも、指摘したことだが。
無様にゲームに負けたゲッコースティト。
ゲーム終了後、ホランドはこう言う。
「もう一度ここへ戻って来よう。もう一度やつらと対戦しよう。誰一人欠けることなく。ゲッコースティト全員で!」
たったこれだけの台詞で、今までのおふざけがウソだったかのように、急に盛り上がるのがすごい。
いかに主人公が無様な目にあっても、最後に主人公は明日への希望を見いだすこと。
これが、盛り上がる面白いドラマ作りの基本なんだよ。
現実社会に生きる視聴者へのメッセージにもなる。
AOみたいに、無様におろおろしてるだけじゃ、視聴者へのメッセージも何も無い。
だから面白くないし、見てても時間の無駄だと思うし、見た後もすぐ忘れられてしまう。
この視聴者への熱いメッセージが作れるかどうかが、一流の脚本家かそうでないかの分かれ目なのだ。
本家エウレカセブンのサッカー回はバカにされることが多いけど、
それでもAOより遥かに面白いということがわかったろう。 AO19話でブランが死んで、AO21話でフレアが社長業をついで仕事をしている。
ここで、レベッカと、ガゼルが言う。
「父の死を無事に受け止めた?」
「ま、そうは見えるかもな。」
笑わせるよまったく。
この脚本家が無能で、フレアの心情を描写できないから、わかったような台詞で誤魔化して見ただけってのは、
こっちはお見通しなのよ。今まで延々そのパターンで手抜きの脚本書いてたでしょ。
本家エウレカセブンの45話で、
ユルゲンスがゲッコースティトと共に戦うと決意し、部下に訓示を述べるシーン。
あのユルゲンスの力強いスピーチと、それを受けてユルゲンスについていくと決めた部下達。
それと同じことがなぜ出来ない?
フレアが父の死を乗り越えたかどうかは、
フレアがゲネラシオンブルに残った社員に対して、スピーチすることで示すことが出来るのである。
「私は父を恨んでいました。だからこんなことを言う資格は無いかもしれない。
でも、父がやろうとしていた事、父がやりのこした事の全てを、
会社を引きついだ私の責任として、ゲネラシオンブルの業務を遂行していく覚悟です。
父は、世界を救い、人の命を守ることを常に考えていました。
父の人命救助への思い、その始まりは、娘の命を生かして未来を与えることでした。」 AO14話は、いきあたりばったり感がすごくて、何も評価すべき点も無いんだけど、
同じBパートの中の話しなのに、
病院で隔離されたり逮捕されたりしたナルやアオが、
なぜか埠頭まで行って、拘束具も手錠もかけられず、ふらふら歩き回るとか、手抜き以前の問題なんだよね。
そこは、誰が考えても、護送車に乗せられたままのアオやナルがいて、
ニルバーシュ(マークワン)が現れて、護送車を破壊。アオとナルは脱出。
ニルバーシュ(マークワン)に乗ってるのは誰かと思ったら、トゥルースだった。
ナルはトゥルースと共にニルバーシュ(マークワン)に乗って去る。
追いかけるアオは、埠頭に止めてあった自分のニルバーシュを奪って追撃するも間に合わず、
燃料切れになり、迎えに来たトリトン号に収容される。
ここまでは、ただの前フリで、描くべき本当のドラマはここから。
燃料を補給して、早くナルを連れ戻したいアオを、イビチャが諌める。
アオ「俺は、ナルを連れ戻すんだ!」
イビチャ「許可しない。ゲネラシオンブルに帰還する。」
アオ「ゲネラシオンブルなんて知るか! あんたは何もかも知っていて、今まで俺を利用してきたんだろ?」
レベッカ「そう思いたいなら、それでもいいわ。話しは終わり。」
フレア「アオ、辛いのはわかるけど、一人じゃ何もできないから。私じゃ、力になれないかな?」
エレナ「アオは一人ボッチじゃない。私も仲間だからね。」
ガゼル「母ちゃんを送り返したこと。俺は、おまえのこと、えらいなと思ってるんだぜ?
少しの間、離れ離れでさみしいと思うけど、また会える日が来る。そう信じるんだ。」
アオが苦境に立たされたなら、アオを支える仲間達を描いて締める。
それが人間ドラマだよ。 AO14話で、アオがエウレカや自分にまつわる秘密に気付き、ナルに逃げられて思い悩むというシークエンスは、
本家エウレカセブン21話の、レントンが人殺しをしていた真実に気付いて落ち込む話しに相当する。
で、レントンはエウレカにも拒絶されたと、思い悩んだ末に家出する。
本家エウレカセブン21話の、レントンに対してのギジェット、マシューの思いやり、
ミーシャの事務的な対応、みんなの前に現れたレントンへのハップの自然な声かけの気配り、
どのシーンも、どうということのない台詞なのに、なんでこんなにドラマが濃密なのか?
キャラひとりひとりの芝居がしっかりしてるから、何度見ても飽きないし見応えがある。
ここで視聴者は、自分が落ち込んでたら、他人からどう接してほしいか、
誰かがおちこんでたら、どう接してあげたらいいのか、いろいろ考えさせられる場面なんだよ。
その答えが、レイ・チャールズ夫妻のレントンへの接し方に現れてる。
敵であると同時に、レントンの保護者でもあり理解者でもある人物として登場させる。
こういう神がかったストーリーテリングを見せられると、いちいちコメントするのも無粋なわけで、
ただ物語に身を投じたくなる。
AO14話で、アオはそのままゲネラシオンブルを逃げ出して連合軍に合流してもよかった。
でも、軍の大佐がAO18話みたいなチンケな感じでは意味は無い。 本家エウレカセブン21話でレントンが家出したあと、
それをしったゲッコーメンバーは、レントンを探して連れ戻すか話し合う。
家出少年をどうやって連れ戻すか、思案にくれる。
結局、ホランドが連れ戻しに行くわけだが、
ここで、ホランドがそのままレイ・チャールズを見つけて、一緒にいるレントンに、
ホランド「エウレカをほっとくのか? 月光号に帰って来たくないのか?」と、レントンに問いかけ、
レントン「うん、俺はエウレカに会いたい。一緒に帰るよ、ホランド!」と、そもまま帰ったら、
何か、面白いですか?
面白くないですよね。
でも、それをやっちゃったのが、AO18話。
なぜかアオのドラマではなく、フレアとエレナの意地の張り合いがメインで、アオはダシに使われただけ。
で、ガゼルはフレアに向かって「けしかけたのは俺だ」とか、アオを蚊帳の外に置く。
この、外しっぷりは、逆に見事ですよ。 つまり、家出少年が主人公である場合は、連れ戻すのではなく、自分の意志で帰ってくるべき、というのが、
本家エウレカセブンの主張でありドラマの核。
AOでは、仲間が迎えに来たから嬉しくなって一緒に帰ったと。
AOのほうが軽いノリでドラマは明らかに薄い。
なぜかというと、主人公はアオではなく、連れ戻しに来たフレア・エレナになってしまったから。
そういう、主人公が誰だかわからないようなシナリオになった理由は、
「ゲネラシオンブルが米国空母に奇襲をかけた」として、「世界の敵になった」という展開にしたいため。
最初から決められたストーリー展開の都合で、ドラマが犠牲になったわけです。
AO14話は、その酷さが全開で現れています。
ストーリーの都合で、キャラを右往左往させるのではなく、
主人公中心のドラマ主体で、ストーリーを牽引していくようでなければならない。
それが、シナリオライターが求められるテクニックです。 本家エウレカセブン26話と、AO18話を比較すると、どこがダメなのかよくわかります。
どちらも家出した主人公が戻ってきますが、本家のほうは、最期まで主人公にスポットを当て、
レントンとエウレカの会話に、ゲッコーメンバーが聞き耳を立てているという構図。
この脚本がよく出来ている理由は、本家エウレカセブンを見てるだけでは、なかなか気がつきません。
AO18話と比較することで、ああ、なるほど、本家26話は、よく出来てるな、とわかるわけです。
AO18話は、アオが戻ってきたのに、アオには焦点を当てず、フレアに焦点を当ててしまってます。
そして、さっきまでハッピーだったのに、深刻な展開を起して終わります。
すると視聴者は、「あれ? これ、なんの話しだっけ?」と、
ストーリーを追う前に、アニメの内容が頭に残らず、簡単に記憶から忘れられてしまいます。
視聴者が気にするのは、家出したアオが戻ってきたその後のゲネラシオンブルでの立場です。
フレア「どういうこと? お咎めなしだなんて」という台詞だけで終わらせてはいけません。
アオの居場所が、ゲネラシオンブルの中にちゃんとあることを示す必要があります。
もし、AO18話のラストで、ガゼルや社長など余計なキャラを登場させず、
最低限、アオ、フレア、エレナの3人で明るくパーティでもしていれば、
もっと心地よく見られるアニメになっていたでしょう。 本家エウレカセブンのレントンの家出のプロット。
1、レントンは、居場所を無くし傷心で家出。
2、外の世界で、自分より大きな人物と出会い、傷を癒し、成長し、自分で、元の場所に戻る決意をする。
3、レントンは、エウレカを助け、自分の戦い方を示して、けじめをつける。。
4、レントンは、皆に認められ迎えられる。
AOのアオの家出のプロット。
1、アオは連合軍に包囲されたので家出。
2、フレアに対し、エレナが「アオを心配しろ」と煽って喧嘩し、勢いでエレナがアオを迎えに行く。
3、アオのいる空母に、フレアとエレナが迎えに来たので、アオは一緒に帰ろうと決めた。
4、フレアの行動が、ストーリーを動かしたことにアオはショックを受ける。
レントンは、自分の行動を自分で決めているが、
アオは自分の行動を、自分では何も決められていない。
ゲネラシオンブルに戻っても、社長はフレアを褒めるだけ。
ガゼルは、自分がストーリーを動かしたと、自分に酔ってるだけ。
主人公を立てないで、他のキャラが、「俺が俺が」とか言ってたら、やっぱダメなんだよなあ。 AO20話。
社長が死んで、ゲネラシオンブルが連合軍に包囲され、盛り上がりそうな気配なのに、何故か盛り上がらない。
ここでも、主人公は何も決断していない。
たまたま自分のスマホにゲオルグがあったので、それをコピーさせ、
地下のクォーツガンを取りに行ったまでは良いものの、
クォーツガンを連合軍に向けて撃つかどうかの決断は、アオにはできなかった。
で、無能な脚本家はどうしたかというと、空から現れたハーレクインによって、その場を収拾した。
えーとですね、これが、>>192で説明した「デウス・エクス・マキナ」の、わかりやすい例ですね。
ここで、ハーレクインは神の立場で、事態を収束させてしまった。
しかも「連合軍に寝返ったというのは、ウソでした」という、掟破りを重ねてくる。
こんなことばっかりやってるから、面白くならないんですよ。
主人公に何か決断させて、ストーリーを動かしてごらんよ。
Bパートでもアオは何もしてない。
泣き崩れるフレアに、一言も声をかけることもしないんですよ。
ありえなくない? クォーツガンを手にする前のアオは、それなりに決断してストーリーに関与していた。
しかし、クォーツガンを手にしてからは、クォーツガンを撃つ決断が出来ないまま、状況に流されていくだけ。
ドラマに有効に機能しないような武器を主人公に渡したのが間違いの元だったんだ。
クォーツガンが、「デウス・エクス・マキナ」そのものだからな。
そりゃあ、簡単には使えないだろう。
ラストで親父にクォーツガンが奪われたら、「撃つな」って言えばいいだけだから楽だよね。
べつに、主人公がクォーツガンを持ってたからって、
他のドラマで主人公を決断させるような問題を起せば盛り上がっただろう。
その、「他のドラマ」が無いのが問題なんだよ。
初代エウレカセブンで、レントン一家が単独で真の約束の地に行ったように、
アオが単独行動に走るとか、アオが何かストーリーを動かすような行動をしないと。
クォーツガンを撃ったら、世界が変わって、ストーリーが動いた、というのは、
それまでのストーリーや伏線やらをシャッフルするわけで、問題があっても無視できるから楽だよ。 主人公が決断することで、ストーリーが動く。
本家エウレカセブンのレントンは、どんな時でも決断してたな。
一番の決断は、本家エウレカセブン42話。
レントン一家が、真の約束の地へ向うさなか、
ホランドがジエンドと戦い、撃墜され、
レントンは、真の約束の地へ向かうか、ゲッコーメンバーを助けに戻るかで迷う。
皆の命か、自分達の使命か?
そして、使命を果たすことで皆の命を救うのだと、真の約束の地へ向かう決断をする。
操縦桿を握るレントンの手が、レントンの迷いを表現し、力強く握り締めたことで決断を表現するのが良い。
アオの、クォーツガンを撃つか撃たないかの決断なんて小さいよね。撃たなくても問題無いんだから。 一瞬ボットと思ってしまうが何気に楽しく読んでるぞ、頑張れ そういや、マギーというキャラが、改変前のゴルディロックスのメンバーで、
改変後の連合軍パイロットなのをさっき知った。
なんで、連合軍パイロットがゴルディロックスの幻覚見るんだよと、
文句言おうと思ったけどごめんね。
もうちょっと、わかりやすくキャラ立ててね。 初代エウレカセブンは名作であることに変わりないですが、
50話もある中で、ちょっと雑な回もあったりすることはあります。
個人的に、「アレ? 今回は錬りこみ不足だな。 スケジュールが押してたのかな?」と、
思った回としては、35話。
ホランドがデューイと対話し、デューイが勝ち誇ってるところにニルバーシュが現れるシーン。
「でも、ちょっと残念だぜ。 あんたが全然俺に追いついていないことがな。」
と、ホランドが言った直後にニルバーシュ登場。
いや、これ、演出雑ですよ。脚本は問題ないんですけどね。
これじゃ、ホランドが負け惜しみ言ったときに、偶然ニルバーシュが現れただけに見える。
ホランドは、デューイに侮辱され、(ニルバーシュはまだ来ないのか?)と焦りながら耐える。
しかしニルバーシュが必ず来ることだけは信じてる。
レントンのやつ、少し、寄り道して遅れているだけなのだと。
ここで、ニルバーシュが現れるわけですが、急に現れてはいけません。
何か「前触れ」があり、それにホランドが気付き、
「でも、ちょっと残念だぜ。 あんたが全然俺に追いついていないことがな。」
と、言わせるべきでした。
ニルバーシュが現れる「前触れ」というのは、何でもいいのです。
トラパーの風を頬に感じたとか、スカイフィッシュが1匹通りすぎたとか、そういう静かな予兆ですね。
「来た」という確信を込めて、ホランドにキメ台詞を言わせないと、ただの強がりになってしまいます。
全編通してみて、そこだけ勢いでコンテ切ったように見えてしまいました。
細かい指摘ですが、逆に、それくらいしか非の打ち所が見当たらないという。 本家エウレカセブンで、脚本、演出が飛びぬけてる回は多いですが、
26話のハッピーな回との対比で、なんともいえない絶望感をかもし出してるのが43話。
43話ラストの、エウレカとレントンの冷ややかな会話からのエウレカの体の異変。
ホランドは命がけで戦ってて、タルホに「レントン達もがんばってるはず」と言わせてからのこの展開。
酷すぎる。(褒め言葉)
ほかにも、アネモネやドミニクの失恋、デューイの過去やホランドを産んだときに母親が死んだことなど、
沈鬱なエビソードを並べていきます。
宇宙での戦闘シーンでは、逆に華やかな舞踏会の音楽をかぶせてきます。
演出がノリノリですね。
きっと、この回を担当したスタッフ全員、完璧な仕事が出来たと満足していたはずだ。
放送時には、徹夜明けの眠い目を擦りながら、
自分達の仕事ぶりに手応えを感じつつ、次の仕事に打ち込んでいたことだろう。
うん。
同じ絶望感を演出するにしてもAO14話との差はなんなんだという。
ただ酷いだけ。 本家エウレカセブン43話は、
脚本だけ見ると、デューイが延々設定を説明してるだけ。
AOの設定を説明するだけの脚本と大差無い。
AOとの差は、そこに幾重も映像でドラマをかぶせている。
AO14話は、ナルの視点で見てきたようにスカブやエウレカの説明をしてるが、
アオがナルの説明を聞いてショックを受け、ナカムラがちょっと絡んでくるだけ。
内容はぺらぺら。
エウレカセブン本家43話は、欺瞞に満ちた舞踏会、デューイの独白、宇宙のバトル、アネモネの失恋、
これら全てが、「作り物」というモチーフによってドラマチックに描かれている。
舞踏会は、音楽も出席者も寄せ集めの作り物。
デューイは、王の家系の作り物の儀式を信じて父を殺した。
アネモネは、コーラリアンに似せて作られた偽者。だから本物志向の気位の高いデューイから愛は得られない。
ホランドは、「スカブは人類の敵だ」という、作り物のスローガンを掲げる軍部・デューイと戦う。
いや、朝のアニメに、こんなに濃い内容詰め込む必要ないだろと。
半分くらいに薄まってても、十分作品の質的に文句は無いと思いますよ?
これで全部じゃなくて、他にもレントンとエウレカのドラマだってあるんですからね。
さらにドミニクが辞令をデューイから受け取り、そこに書かれてる内容から、
間接的にデューイがアネモネを見限ったことがわかる仕掛けです。
アネモネに振られたばかりのドミニクにとっては、アネモネを救うチャンスが訪れたという意味でもある。
なにこの2重3重のドラマ?
辞令を受け取った、という、たったひとつのシークエンスで、ここまでドラマを作れるものなのか。
解析するほうの身も考えて欲しいものです。 本家エウレカセブン46話でエウレカに羽根が生えます。
これに呼応するのが、AOのナルの頭の角。
両者は似ているようで非なるものです。では、比較してみましょう。
およそ、人の体から何か違うもの(羽根、角、しっぽ)が生えてるキャラというのは、
「人間ではありません」というキャラ設定を明示しています。
人間では無いゆえに、人間とどう関わるかでドラマが生まれます。
エウレカは、心は人間性を有していますが、体はスカブのまま。
羽根が生えたことで、けして人間にはなれないという過酷な現実をエウレカにつきつけました。
エウレカ本人は当然深く傷つきます。
では、羽根の生えたエウレカを、レントンはどう見るのか? どういうドラマが成立するのか?
子供たちは多少驚くかもしれませんが、レントンはあの性格ですから、もちろん何も動じることなく、
「エウレカがどんな姿になっても、君は君だ。俺はエウレカが大好きだ。」と、言うでしょう。
エウレカも、心のどこかでそれを期待してるはずです。
なので、簡単に羽根の生えたエウレカの姿をレントンに見せるようなシナリオは、いまさら書けません。
羽根の生えたエウレカを見て、レントンがどう対応するか?
ドラマチックに演出するために、逆算して、一度レントンとエウレカに溝を掘ろうとしたのが、43話ラストからの流れ。
この構成は見事としか言いようが無いです。
何がすごいかなんて、とても三行では書けません。それくらいすごいです。
レントンの「綺麗だ」の一言に、シリーズ通してどの場面よりもズッシリと重みを持たせたことに成功しています。
本家2話からレントンはエウレカを大好きだと言ってますが、重さが1千万倍以上も違います。
一方、ナルはというと、自分の頭から角が生えてても気にもとめません。
AO22話で、アオから「なんかついてるし」と指摘されると、
ナルは自分で頭から角を取り外して、ただのアクセサリーであることを示しました。
ナルは、スカブ側ではなく、さらりと、人間の側に戻ってしまったのです。
アオはリアクションすることもままならず、話をそらしたりお茶を濁したりするだけです。軽いです。 ナルが頭からひょいと角を取り外した行為。
ドラマ作りを完全に放棄したという宣言に等しい。
文法的には、「ナンセンスギャグ」の作りですね。
そこに何か深い意味があるのでは?と、視聴者に緊張感を抱かせておいて何も無いことを見せて緊張をほぐす。
視聴者、ニガ笑い。
そうか、AOはギャグだったのか。
全ては笑いをとるための前フリで、しかしギャグとしても面白く無く、ただすべってただけか。と、わかります。
これをエウレカセブンへのアンチテーゼととるなら、この監督はそうとう本家エウレカセブンが嫌いなんだな、とわかるのですが、
たぶん、何も考えて無いだけだと思いますが。
会議でも何も思いつかないときは、くだらないギャグで逃げますものね。 羽根の生えたエウレカを見て、レントンがどう対応するか?
ここで、レントンにナチュラルに「綺麗だ」と言わしめた脚本家が考えたのが以下の2点であると思われる。
”エウレカを慰めてはいけない”
”心の底から、エウレカを受け入れる”
本家29話で、「エウレカはコーラリアンだ」と、告げられたときはまだレントンに戸惑いがあった。
だが、これからは、レントンに戸惑いなど感じさせず、
エウレカといつまでも一緒にいたいと、強い愛の絆で結ばせなければいけない。
43話。レントンとエウレカの間がぎくしゃくする。
どんなに仲が良くとも、一緒に旅などするとちょっとした不満から相手に嫌味を言ってしまうことがある。
これは自然な流れだが、さらにエウレカの体に変化が現れたことを見せて追い討ちをかける。
44話。いよいよ、エウレカの体の変化が隠しきれなくなる。レントンや子供たちから驚きと困惑の目を向けられる。
体のどこかを火傷して水ぶくれを作った人なら、エウレカの気持ちがわかるだろう。
水ぶくれなんて、自分でもキモチワルイし、人には絶対見せられない。人目につく場所なら買い物にも行けなくなる。
さあ、キモチワルイ姿となったエウレカを見て、レントンはどうするか?
45話。エウレカの傷を癒そうと気遣うレントン。レントンの今までの性格なら、この行動は当たり前だ。
しかし、今のレントンは「エウレカはコーラリアンだ」ということまだ受け入れられず、エウレカを慰めようとする。
その、やりきれない悔しさから、「これで一緒だね」と、自分の腕を傷つけてしまう。
エウレカは、レントンの優しさは理解できても、このままのシナリオではまずい。子供たちとの関係はどうするか?
そこに銃を持ったモーリス登場。ついに、今まで溜め込んでいた言ってはならない暴言をエウレカに言ってしまう。
エウレカは、レントンの盾となって、自分を撃てばモーリスもエウレカが背負った同じ悲しみを負うと語る。
そして家族はひとつになる。 シナリオとしては、45話ラストで、エウレカに羽根を生やして終えても問題は無いと思う。
が、このままでは、まだツメが甘いと思ったのか、レントンを病気にさせる。なんというストイックな脚本家だ。
そう、45話は、家族が一つになったとしても、エウレカが人間ではないという問題はまだ残されたままなのだ。
”あなたの好きな人が、人間で無くてもいいのか?”
その問いの答えが、46話だ。
高熱でうなされるレントン。レントンを助けたいと思う気持ちと裏腹(?)にエウレカの体の変化が頂点に達し、
エウレカの背中から羽根が生える。呆然と見守る子供たち。
エウレカは、やっぱり自分が皆と違うことを、子供たちに詫びる。子供たちはどう答えたらいいかわからない。
嵐が強くなり、テントが飛びそうになる。エウレカが必死にテントを押さえる。
すると子供たちも一緒になってテントを押さえる。
「皆と何も変わらない」ということを、シンプルに描いている。
嵐の夜を共に生き抜くこと、高熱で生死の境をさまようこと、そしてさわやかな朝を迎えること。
これら全ての演出は、いままでのドラマで起きた軋轢の何もかもが浄化されたというサインだ。
浜辺で戯れる子供たちとエウレカの姿を、体調を戻して目覚めたレントンが見つける。
ここまでドラマを押したら「エウレカ、なんで羽根が生えてるの? やっぱりコーラリアンだから?」とか、
ごちゃごちゃした台詞は全く必要無くなる。
エウレカが人間じゃないからうんぬんかんぬんのドラマは、もう意味を消失している。
苦難を乗り越えて、同じ星に生きてる者同士だから。
羽根を生やしたエウレカをレントンに会わせた時、何の違和感も無く「綺麗」だと言わせるため、
ここまでドラマを仕込んで来た。見事というかなんというか。理論とかじゃない。神業としか表現できない。
これでもう、レントンとエウレカは離れることなく、ラストまで行くのだろうなと思ったら49話ラストだから、
本当にあなどれない脚本だ。 AO22話のアオとナルの食卓の会話が全然解析できない。この脚本家は、何が言いたくてこのシーンを作ったのか?
通常、女子が男子にご飯をあげるのは、好意の印。お弁当をつくってあげるのも同じ。ナルはアオとの関係を修復したいらしい。
それに対してアオは、ナルのよそったご飯に口をつけようとしない。外では、ナルがおかしくなったと大人達が会話。
アオはナルに「変わったよな」という。アオはもう、ナルのことが信じられず、ナルの好意を素直には受け止められない。
そんなアオの態度に、ナルは逆切れする。アオはここで自己防衛に走る。
「もう、ナルのことは興味ないから、ここで愛の告白とか止めてよね。」と、「ナルは姉さんみたいだ」と話をそらす。
ますます苛立つナル。そこにハンナママが現れ、トゥルースとの戦いにアオを招く。
それを止めるナル「まって、アオ。あなたはスカブコーラルと人から生まれたんだよ。トゥルースだって同じでしょ?」
トゥルースと一緒にされてキョトンとするアオ。
ハンナママはナルに、スカブが人に寄生して危険だと諭す。ナルは、スカブで力が与えられたと信じている。アオと対等になれると。
しかし、スカブと人は違うと線引きされ、考え込むナルを、アオは励まそうとするが、ナルは不機嫌だ。
アオはナルに言う。「おまえ、ずっと変わってないんだな」と、ナルの真意に気づいたように語りだす。
「ナルは俺を差別から守ってくれた。世界がスカブコーラルでいっぱいになれば、もう俺は差別されない。」
「だったら、わかってるよな? 俺も変わってないって。」
つまり、アオは「島の人を守るために、トゥルースと戦うよ」と言っている。アオがそういうキャラだったかはともかく。
ナルは「あんたは、トゥルースには勝てない。アーキタイプが無いから。」と、拗ねる。
アオ「ソーキじゃなくて?」と、ボケる。
家の外で覗き見する子は「チューまだかな?」と、無邪気な発言。
このシーンの意図は、ヒロインとしてアオと対等になれる見込みを失ったナルの焦燥感と世間の無理解からの絶望?
この、けだるさ感は、エウレカセブン本家47話に相当すると言えば、そうかもしれない。
もし、ダイアンがレントンの敵として戦う展開になってたとしたらと思うと恐ろしい。 ナルはアオにご飯をご馳走した。
ここで、アオと接近すれば、失われかけているヒロインの座を少しでも取り戻せるかも知れないという賭けだ。
しかし、アオの態度はそっけないものだった。ここで、アオが、
「ナルのご飯、すごくおいしいよ。じっちゃんのは酒のつまみだもんな。島に居た頃を思い出すよ。」
と、二人の思い出を語ったなら、ナルは、もっとアオに心を開けたはずだ。
ナルの角を見て、アオは、ナルがトゥルースの彼女になったと思ってる。ここで、アオが、
「ナルの決めたことなんだから、俺は反対するつもりは無いよ。」と、言えば、
ナルも、素直に、全てはアオのためだという理由を告白できただろう。
トゥルースと戦いに行くアオを止めようと、ナルがアオに言う。
「まって、アオ。あなたはスカブコーラルと人から生まれたんだよ。トゥルースだって同じでしょ?」 ここで、アオが、
「トゥルースは大勢の人を殺してきた。俺はこれ以上の犠牲は出したくないんだ。」と言えば、
ナルももう少し聞き耳持ったのではないか?
「スカブは、私にアオと対等になれる翼をくれたの」ここで、アオが、
「俺を外人扱いするやつらから守ってくれたのはナルじゃないか。」と、ナルを持ち上げれば、
ナルも、惨めな空気のままで、ただの変な子だと好奇の目にさらされ続けることもなかっただろう。
「アオのニルバーシュには、アーキタイプが無いから」
ここでナルは、アオにストーリー上の重大なヒントを投げたつもりだった。ここで、アオが、
「ナルのニルバーシュにはそれがあるなら、俺と一緒にトゥルースと戦おう! 思い出のつまった島を守るために!」
と言えば、ナルは心動かされて、「トゥルースを止められるのは、私だけ。」と、
ストーリーが動いたかもしれないが、肩透かしだった。
スタッフから、ナルはもう人気無いし、役目終わったから、もう出番無いからと言われてるようなもの。
ヒロインのはずだったのに、こんなに粗末に扱われることになるとは、なんという不憫なナルたん。 ナルがヒロインから降格した原因は、主人公のアオが、周囲を巻き込んで行動するような、
アグレッシブさが足りないために、ヒロインも輝けるチャンスを失ったということだね。
ナルを島に置き去りにして、自分だけゲネラシオンブルに入ったのが、
そもそもシナリオとして悪手だった。
アオが周囲を説得するなり、密航するなりしてでも、ナルがゲネラシオンブルに入り、
テストパイロットとしてIFOを操縦できるようになるまで成長したなら、
(それが普通の展開だが)ずっと面白みが増したことだろう。
あるいは、連合軍パイロットにスカウトされるでもいい。
敵キャラとしてもちっとも面白く無いトゥルースとペアになったのがさらに敗因。
スカブの巫女にするとか意味わからん。
ギャグの世界ならともかく、リアル路線で教祖とか気持ち悪がられるだけなのに。
収拾つかない展開になぜ向かう。 私は元創価の会員でした。
すぐ隣に防衛省の背広組みの官舎があるのですが、
自分の家の窓にUSB接続のwebカメラを貼り付けて、そこの動画を撮影し続け、
学会本部に送っていました。
別に大したものは写っていません。ゴミだしとか奥さんが子供を遊ばせている所とか。
官舎が老朽化して使われなくなってから、
今まで法人税(うちは自営業です)をほぼ払わなくても済んでいたのが、
もう守ってやれないのでこれからは満額申告するように言われました。
納得がいかないと言うと、君は自業自得で餓鬼地獄へ落ちる、
朝夕南無妙法蓮華経と三千回ずつ唱えて心をきれいにしなさいと言われ
馬鹿らしくなって脱会しました。
それ以来、どこへ行くにもぞろ目ナンバーの車につけまわされたり大変な日々です。
全部自分の出来心から起きたことで、どこに訴えるわけにもいかないのですが、
なんとかあの人たちと縁を切って新しい始まりを迎える方法はないんだろうか。 AO15話で、
シークレットとの戦いでブルーノを死なせたクロエがアオに言う。
「シークレットは敵だよね?」
答えられないアオ。
AO16話で、
副社長とビッグブルーワールドの会話。
「ゲネラシオンブルは、クォーツのために作られた組織」
立ち聞きするクロエ。
「どういうこと?」
この後クロエは伏線回収することも無く退場。
おそらく構想として、ゲネラシオンブルはクォーツを軌道上から地上に打ち込み、
シークレットを呼び寄せて融合爆裂させるという超兵器を開発していたのだろう。
裏で糸を引いていたのは、ビッグブルーワールドとなるわけだが、
そのあたりの設定はなぜクロエと共に捨てられてしまったのか?
クォーツはクォーツガンという兵器になってしまって、ゲネラシオンブルのものになったから、
世界を操る黒幕がビッグブルーワールドと言ったところで無意味になったのだろう。
クォーツガンが登場するまえに、クロエによってビッグブルーワールドの悪事を暴く寸前まで行くべきだった。
暴く寸前にクォーツガンの兵器としての威力が示されれば、
ビッグブルーワールドよりもゲネラシオンブルが世界の敵として認知され、
ビッグブルーワールドが世界の敵かと思ったら、自分が世界の敵になっていたという展開になり、
AO17話のアオの葛藤はもっと明確になっただろう。
そういうシリアスな展開よりも、パイパイアニメのほうが重要だったのだろうか? 普通、アニメの考察と言ったら、アニメの中の世界観を考察するものだが、
AOの場合は、どうしてこんなにシナリオが適当なのか?という原因の考察になってしまう。
いったい、この差はどこから来るのか?
根本的に興味がもてるような世界観じゃないということかもしれない。
現実とはちょっと違う政治状況の世界で、スカブが突然現れて、スカブバーストが起きて、
シークレットがやってきて大爆発が起きるというので、
大爆発を阻止するための国際レスキューが民間で発足して、シークレットと戦ってたけど、
シークレットは悪くなくて、スカブが侵略者だのなんだの。
そんな説明されるまでもなく、スカブは最初から危険な異世界からの侵略者に見えますよ?
シークレットが敵じゃないと言われてびっくりするより、トゥルースの存在がうざったいわけだし。
劇中の重要度が、視聴者の感じてる重要度と齟齬があると思うんですよねえ。 初代エウレカセブンは、「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん」と、
主人公が自分で運命を勝ち取る物語であることを強調していた。
世界観が複雑であるほど、主人公は、世界観にふりまわされないように能動的に動く必要がある。
AOが根本的に面白く無い理由は、自分の信念で運命を切り開いたキャラの不在にある。
アオ
運命に翻弄されるまま、父親と対峙し、
父親の敷いたレールにやみくもに反抗して自立した気になっただけで誰も幸せになってない。
ナル
自分や世界を変えたいと願いながら、自分では何も出来ず。
フレア
父親を恨んでいたが、父親の愛を悟るのみ。アオとは何の関係も出来ず。
エレナ
勘違いしていたことを知っただけで、何にもなれず諦めただけ。
トゥルース
勘違いしていたことを知り、クォーツガンで自殺しただけ。
エウレカ&レントン
アオのために戦うも、アオに迷惑がられる。
ガゼル
クォーツガンによる棚ぼたで、沖縄独立に向けた偉い人になる。 運命の歯車をずっと狂わせていき、
ラストの収拾の仕方をどうするかという難題を、
クォーツガンによってチャラにした。
クォーツガンによる世界の変化(主人公に都合よくリセット)を、
錬りこまれたシナリオによる大どんでん返しとでも考えていたのだろう。
カレーを作ろうとあれこれスパイスを投入したが、失敗し、
新しく味噌汁を作ったようなものだ。
ケーキ屋のガラス越しにパティシエがケーキを作ってる様を見た客が店に入ったら、
たいやきが出てきたようなものだ。
味噌汁やたいやきがいくら美味くても、客はそれを望んではいない。 これから信念を持って何かを成し遂げたいと思ってる視聴者は、
AOを見ても何も感じないだろう。
すでに、何かに失敗し、「人生なんてこんなものだ」と諦観した人間だけが、エレナなどに感情移入できるのだと思う。
そういう人には、AOは琴線に引っかかるものがあるのかもしれない。
なんにせよ、ロボットアニメでやるようなネタじゃない。
ロボットアニメを好むような視聴者には、
主人公は希望と未来と情熱を信じ、信頼できる仲間が主人公を支えるような、
熱く力強いドラマを見せるべきだ。 AO22話で、
>>219のような台詞の言い回しがなぜ出来ないのか?
どうしてもシナリオの意図が解析できなかったのだが、
脚本家の頭に、「自分を高めて、自分で難局を乗り越え、運命を切り開こう」という意識が無いから、
キャラの台詞も、覇気が感じられないものになってしまうのではないか?
普段の人間関係でも、口が悪くて、友達無くしたり上司の信頼を得られなかったりしてるんじゃないか?
AO16話のラストに17話予告で、
「少年に差し出された救済は、すべての歯車を狂わせていく」という言葉を聞いたとき、ちょっとびっくりした。
なんで、こんなに、面白く無さそうな予告を作ってるのか?
これまた理解に苦しんでいたのだが、全てが順調に行くことは無いにしても、
「アオの難局を救うのは、かけがえのない仲間たちだった」
という予告を作ったほうが、面白みは感じると思うんだけど、
脚本家の頭に、仲間が助けてくれる、信じられる仲間がいる、とかいう発想が無いってことなんだろうな。 AO20話
アオのスマホからゲオルグを再インストールするように、ガゼルとイビチャがレベッカを説得するシーン。
なんか、キャラがいろいろしゃべってるけど、ドラマの意味がわからなくて頭に入ってこなかったんだけど、
解析すると、こういうことだろう。
ガゼルがレベッカを惚れてて、愛の力でレベッカを説得しようとしたけど、失敗。
次にイビチャがレベッカを説得すると、レベッカがそれにあっさり応じる。
つまり、レベッカはイビチャに惚れてるから、惚れた弱みでイビチャについていくことを決めた。
そして、ガゼルはレベッカに振られたことが決定して、やけくそでノアの飼育係をやることに。
というドラマなんですよね?というかドラマかこれ?
惚れた弱みにつけこまれてレベッカが利用されてるだけじゃん。
イビチャとレベッカが愛し合ってるという結末があるならともかく。そういうの無いみたいだし。
本家エウレカセブンにも似たような3角関係がある。
ホランドを愛するタルホは、ホランドと敵対するデューイの女だったという設定で、
そのドロドロさが、本家エウレカセブン35話で描かれてる。
デューイは、自分の捨てた女を、ホランドが拾ったことを指摘して、ホランドを負け犬として心理的に追い詰めていく。
このあたりの人間関係の描写は上手い。ホランドのやりきれない思いが伝わる。
第三者的にノルブを絡ませたのも上手い。他人に聞かれたくない話だからな。
それに比べてAO20話はドラマとしては酷い。
3角関係ですら無いから、レベッカがただ利用されてるだけにしか見えない。 他人を説得するという行為には2種類ある。
1、「俺を愛してるなら、俺に従え」→二人の愛のに絆に訴える
2、「おまえ自身の気持ちに従え」→相手の人間性に訴える
ガゼルは1で失敗した。レベッカはガゼルをなんとも思っていないから。
イビチャは2で成功した。しかし、レベッカ側としては1のつもりでイビチャの説得に応じた。
このイビチャの考えと、レベッカの思いにズレがあるから、
AO20話のこのシーンは、いまいち気持ちよく見れないし感動もしないのだ。
そういうズレを利用してドラマを作ることはあるが、
このシーンは、もっと感動的に盛り上げないといけない。
イビチャとレベッカの気持ちがすれ違ってるような感じで、レベッカの気持ちが動いてはいけない。
針は大きく振れたほうが、カタルシスは大きい。
レベッカの針は、ふらふらふらついてるだけで、気持ちの動きにメリハリが無い。 レベッカがイビチャに特別な思いを抱いてるかのような前フリをしてるのがよくない。
むしろ、レベッカはイビチャを冷酷に監視するだけにしておくべきだった。
やがて、レベッカは、イビチャの人間性を認めるようになり、
レベッカはイビチャを信用してないのに、イビチャはレベッカを信用したことで、
レベッカ自身の人間性が問われるように追い詰められ、
自分の負けを認めてイビチャの指示に従うことを決めたほうがすっきり見れるのではないか?
重大な決定に愛憎を含ませると、焦点がブレてしまう。
レベッカは、愛に翻弄されたのか、自分の人間性を確立したのか、わからなくなる。
愛に翻弄されてる場合は、また敵になる展開も考えられるわけだし。
そういう余計な心配事を視聴者に与えてはいけない。 AOを通して見てると、結構な頻度で「え?」とかいう台詞が聞こえてきて、
そのたびにイラっとくる。
キャラA、Bが会話をしてて、キャラAが話しの流れをぶったぎるような台詞を言って、
キャラBが「え?」とかいう。
AO22話の、
ナル「おなかすいてない?」
アオ「え?」
が、その最たるもの。
「え?」とか言う台詞が出てくるということは、その脚本がどこかおかしいんじゃないか?
その場にいるキャラA、Bが同じ世界観、考えを共有してないってことだよね。
ギャグの文法なら別だが。
何かに立ち向かってるとき、キャラA、Bが同じ状況におかれていたなら、
キャラAが何か提案したとき、キャラBが「え?」なんてとぼけた聞き返しをしちゃいけないと思う。
肯定するなら、「ああ、わかってる。」「まったくだ。」
否定するなら、「バカを言え。」「どうかしてる。」
まったく予想できない台詞を相手が突然言ってきた場合に限り「え?」となるだろう。
それはストーリーの流れをぶったぎってることを意味するのではないだろうか? AO23話、トゥルースとアオが戦ってるとき、ハーレクインが降りてくる。
チーム・ハーレクインがトゥルースを抑え込んで「撃ってアオ!大砲を!」という。
で、アオがここでも「え?」とか言う。
うん、やっぱり変だ。
アオは、ずっとクォーツガンを構えてトゥルースと戦おうとしてるのに、
クォーツガンを撃てないから、全然バトルをしていない。
アオはクォーツガンを構えながら、ずっと他のキャラと会話してるだけなのだ。
ナルは、アーキタイプが無いからアオはトゥルースに勝てないとか言うが、
クォーツガンを撃てば勝てるのだから、ナルの台詞もおかしい。
クォーツガンを撃てばトゥルースを倒せることを見越しての、
チーム・ハーレクインの「撃ってアオ!大砲を!」という台詞であり、
それを受けてのアオの「え?」だ。
ただ、アオは世界を変えたくないから、クォーツガンを撃たないだけ。
の、はずなのに、アオはここで「君たちをまきこむなんて」と、
チーム・ハーレクインを犠牲にすればトゥルースに勝てるという前提の会話を始める。
で、すぐに、チーム・ハーレクインははじき飛ばされて、アオとトゥルースのバトルになる。
なんだろう、この無意味なシークエンスは。 そしてトゥルースはクォーツガンを自分に向けて撃つ。
世界が変わったあと、トリトン号から連絡が入る。
レベッカ「アラタ・ナルのニルバーシュも行動不能になったそうよ。」
アオ「え?」
ほら、やっぱり変だ。
ナルが敵キャラになってやられるシーンなんてのは、
ストーリー上無意味なお遊びであって、必要の無いものだ。
必要の無いシークエンスを適当に挟むから、脚本の都合上、
キャラに「え?」と、言わせないといけないわけだ。
キャラが「え?」などと言ったら、そのシーンはストーリー上無駄である可能性が高い。 その後、ナルが反撃するも、
アオのニルバーシュが華麗にかわして、ナルを逆に撃墜してしまう。
ここでナルが「え?」という。
これは、完全にギャグの文法。
脚本家がドラマ作るのめんどくさがってるのがよくわかる。
「え?」って、便利な台詞だよね。
突拍子も無い展開が起きても、いちいち理由を説明しなくて済むから。
キャラに「え?」って言わせておけば、
台詞が思いつかなくても、とりあえず最低限の話しは成立するわけですよ。
重要度の低いシーンなら、いちいち台詞の言い回しを考えるまでもなく「え?」で十分ですしね。 AO25話で、アオがポールライトに飛び込んでエウレカに会いに行く。
エウレカは、アオの姿を見て、アオの名前を呼んで飛びつく。
アオは、どうして自分のことを知ってるのか、不思議がる。
エウレカ「アオなのね?」
アオ「どうして俺がアオだって、まだ俺、2歳のはず。」
エウレカ「前に教えてくれたじゃない」
アオ「え?」
初見ではすっかり勢いに流されて騙されて見過ごしてしまったが、おい、脚本家。なんだ?この脚本。
時系列的に、この時点でエウレカとアオは互いに自己紹介が済んでいて名前は知っている。。
ここで、アオが驚くことがあるとしたら、「エウレカがアオを自分の子だとわかってること」だろ。
それは、この後、ボロボロのニルバーシュにエウレカが拾われた回想で明かされる。
ともかく、ここでもアオが「え?」とか言ってるが、案の定、このシーンは変だ。
アオがエウレカに会いに来たのだから、アオから「母さん!」と呼びかけるべきだ。
バリア(?)の外ではシークレットが攻撃仕掛けてるのに、
アオに「え?」とか言わせてたら、緊張感が損なわれるんだよ。 アオは、エウレカとレントンに帰ってもらおうとする。
アオ「父さんと行って!アンマ。」
エウレカ「だめよ!クォーツをこのままにしておいては」
アオ「辛かったよね。アンマ。」
エウレカ「え?」
このあと、アオは親に意見を始める。
子供を救うために、あれこれ戦ってきて、今、目の前のクォーツを処分しないといけないのに、
急に息子から意見されるのだから、親としては困惑するのも当然だ。
だが、エウレカに困惑させて「え?」と言わせるような脚本は、やはりゴミだ。
>>126でも指摘したが、ここでアオは親を困惑させてはいけない。
アオ自身が、速やかに「俺は大丈夫だから、信じて。」と、親を安心させること。
「クォーツは俺に任せて!」と、先にアオに言わせるべきだ。
ここでアオは成長した自分の姿を親に見せることが第一であり、
エウレカに「え?」などと、一瞬でも困惑させるような隙を与えてはいけない。 エウレカの「え?」は、
アオの真意が全く読めないで困惑しているという表現で間違いない。
これが他のキャラ同士の険悪さを表現するドラマで、
相手を困惑させるという意図を持っていた場合の会話としてなら有効だろう。
しかし、アオとエウレカの場合は、親子の絆、信頼関係を深めて確認するという重要なシーンだ。
相手を困惑させる前に、自分の真意を相手に伝える努力が優先されるべきである。
キャラが困惑すると、視聴者も困惑するし気持ちよく流れに乗れない。
この脚本家は、キャラに「え?」と言わせるような状況を意図的に作って、
話をぶったぎって展開させるのが好きなようだが、結局、話がぶつぎりになって
わけがわからないという結果にしかなってない。
初代エウレカセブンでは「え?」なんて台詞はほとんど無かったと思う。
キャラが聞き返したとしても、もっとストーリーの流れに絡み合った台詞として表現されていたはずだ。 基本的にキャラに「え?」と言わせる状況というのは、
○○という状況だったのに、急に××の状況に変わったことを意味し、
視聴者をおいてけぼりにする危険をはらんでいる。
新しい状況に対してキャラが困惑したり、警戒したり、疑ったりすることだ。
キャラが困惑すれば、視聴者も困惑して身構える。
たまに使うならアクセントにもなるが、多用するのはよくない。
キャラが困惑ばかりしている話というのは、
キャラがストーリーを牽引していないということであり、面白いわけが無いのだ。
逆につまらない作品ほど、キャラがストーリーに振り回されるから、
キャラが「え?」と発言する頻度も増えることだろう。
AOがまさにそれだったのだ。 初代エウレカセブンで、「え?」という台詞を探してみた。
2話、セブンスウェルを起したレントンは、ホランドに、「何を信じたんだ?」と聞かれて、答えるシーン。
レントン「俺はあのこを助けたいと思った。信じることで彼女を助けられると思ったんだ。それが、その証明になると思ったから。」
ホランド「本当に証明したければ、一緒に来い」
レントン「え?」
ここで、レントンを取り巻く状況は大きく変化する。
レントンは「え?」と言うしかないだろう。
しかし、不安、困惑、疑念などのマイナス要素はこの「え?」には含まれていない。
なぜなら、ここに至るまで、レントンがストーリーを動かし、
ホランドの心を動かしたことで、ホランドに「一緒に来い」と言わせたという結果なのだから。
もともと、レントンはゲッコースティトに憧れていたので、
ホランドから「一緒に来い」と言われたのは、願ったりかなったりだ。
ここでは、レントンの願いがかなったことによる、希望を感じさせる「え?」となっている。
なので、レントンが「え?」と言っても視聴者は困惑したり不安になったりはしない。
ここが微妙にAOの「え?」と、使い方が異なる。
AO9話Aパート最後で、シークレットが日本軍を攻撃したとき、ナカムラが「え?」などと言う。
状況は大きく変化したが、ナカムラの求めていた結果とは期待ハズレだったという意味の「え?」だ。
AOは、期待はずれを意味する「え?」が多くて耳障りになっている。
視聴者も、この先のストーリーが気になっているのに、期待を裏切るわけだから、
ストーリーが面白くならない要因になっている。 初代エウレカセブン3話
ここでも「え?」が何回か出てくる。
ホランドが何を考えてるのか読めないような行動を取ることで、
タルホやレントンが「え?」と言っている。
そう、3話ではホランドの魅力、人間性が描かれている回だ。
次のエウレカの台詞ではっきり表現されてる
エウレカ「ね、ホランドって不思議でしょ。」
レントン「え?」
エウレカ「ほんと、何をするかわからない。でも、だから信じられる。」
3話での「え?」は、視聴者に対して、
「ホランドってヤツはヘンなやつだ」と戸惑わせつつ、
「ホランドは、なんだか自分勝手で行動が読めないヤツだけど、エウレカからは信頼されている頼もしい男」であることを提示してるのだ。
だから「え?」という言い回しも、きちんとストーリーに生きている。だから耳障りに感じない。 レントンは、空から巨大なクレーターを見下ろす。
セブンスウェルで出来た跡だが、レントンは覚えてない。
エウレカ「覚えてないの?」
レントン「え? 覚えてないって何が? 何かあったの?」
エウレカ「覚えてないんだ。じゃあ、いいの。」
ここのレントンの「え?」も、ただ呆けた台詞じゃない、重要な意味がある。
レントンに、自分が気が付いてない現実をエウレカからつきつけられ、
それが何かもわからない。
自分の身の回りの状況が一変したことを、レントンは悟るべきだったが、
今はエウレカのことで頭がいっぱいで、それ以外のことは考えたくなかった。
だから「え?」と聞き返すしか、言いようが無かった。
クレーターの原因について、エウレカとディスカッションをするのは、明らかにおかしいので、
「え?」でやりすごすのが正しいシーンだ。
で、レントンはこれからエウレカと親睦を深められると思いきや、エウレカが子持ちだと発覚。
レントンは困惑の面持ちで「え?」と言う。
そして視聴者もエウレカのキャラに困惑させつつ次週への引きとなる。
きちんと計算された上での「え?」でぬかりない。 初代エウレカセブンで使われる「え?」は、
ストーリー上の重要なターニングポイントとして機能していることがわかる。
意外性のあるキャラ紹介や、今後のストーリー展開のトリガーにもなっている。
ただ視聴者を困惑させるだけではない。
主人公の状況が変わった場合の「え?」であっても、そこで終わるのではなく、
どのように主人公をとりまく状況が変わったのかを、きちんと説明している。
説明が面倒だからと「え?」で、逃げている脚本では無いということだ。
シナリオの中に、なにげに現れやすい「え?」という台詞も、
使い方次第で面白くもつまらなくもなるというわけだ。 初代エウレカセブン4話
ゲッコースティトに加わったレントンが理想と現実に悩まされる話。
ストーリーもどうということはない、キャラ紹介の回だ。
登場人物は、おっさんとおばさんばかりで、エウレカの出番はちょっとしかない。
とても今の時代のアニメとしたはウケる話では無いだろう。
しかし、見てみると見ごたえがあるのは、キャラがみんな立っててドラマがあるからだろう。
賢人キャラは、なんだかよくわからなくてもそういう雰囲気のキャラが世界に存在することを示すだけでいい。
ゲッコースティトのキャラは、それぞれのキャラの役割を描きつつ、キャラを立てている。
世界観の設定の説明だけに終わらず、人物造形をしっかり作ってる。
アニメに登場してくる場面だけでなく、ゲッコー号の中で生活してる感じがしっかり出てる。
では、AOでは、どうか?
AOで出てくる沖縄のおっさんは、二言目には沖縄独立ばかりで、
その人個人のドラマを感じさせない。
舞台装置でしかなく、生きている感じがしない。
キャラにドラマが無いと、いくら萌えキャラを出そうと、見ごたえがなくなってしまう。
一言で言って、初代の脚本家には哲学がある。AOの脚本には哲学は無い。 ただの詩篇アニアのAO批判にしか聞こえんな。テメーの考え押し付けんなって レスがついてることを予知したのか知らないが、昨晩寝る前にふとAOを思い出した。
驚いたことに、AOがどんな終わり方をしたのかすっかり忘れていた。
去年、さんざんバカにしてはいたが、それでもAOを何度も見返していたというのに。
どういうふうにオチがついたのか、思い出せなかったんだよ。
結局、スカブはどうなったのか?
スカブが無い世界なら、ラストでアオはボードに乗って墜落死するはずだが?
で、今朝見直してみたら、どうやら、スカブはそのまま残る世界をアオは選択したらしい。
シナリオのロジックがどうなっているか再確認すると、こうだ。
1.レントンは、沖縄に現れた最初のスカブをクォーツガンで撃って、スカブの無い世界をつくりたい。
2.なぜかというと、スカブを追ってシークレットが現れ、攻撃の余波で未来が荒廃するから。
3.さらに、トラパーが濃いと子供が死ぬから。
4.だから、いっそのことスカブをこの宇宙から消し去ったほうがいいと、レントンは思った。
5.エウレカはレントンによって、トラパーの薄い過去に送られ、アオを産む。
6.アオ3歳のとき、沖縄でスカブバースト発生を防ぐため、エウレカはスカブからクォーツを持ちさり異次元へ。
7.アオは14歳でパイドパイパーにスカウトされ、シークレットと戦う。
8.シークレットと和解した後、レントンがスカブを破壊しにきたので、親子対決。
9.アオは、この世界に友達がいるから、スカブを守りシークレットを攻撃し、親を未来に送り返す選択をする。
10.アオはクォーツガンを撃った衝撃で時空をさまよい、アオの存在しない宇宙に身を置くことになる。
ということで、いいかな? プロットだけ見れば、それほど破綻しているようには見えない。
ポイントは、2つ。
A.敵だと思われていたシークレットは、スカブという異物を排除するため宇宙が作り出したもの。
B.コーラルキャリアの友達であるナルが消滅するかもしれないので、アオはスカブを消滅させたくない。
この2点の描き方がいいかげんなためにストーリー全体が破綻している。
Aを描くために、第3の敵としてトゥルースを出したが、
トゥルースがただの基地外チートキャラなこともあって、
ストーリーがどこに向かおうとしてるのか視聴者にさっぱり伝わらず散漫な印象を残しただけ。
結局、アオは、シークレットにクォーツガンを撃ったが、
スカブバーストの起きない世界にして未来は平和になったということなのか?
描かれていないのでよくわからない。
Bを描くために、コーラルキャリアの幼友達のナルというキャラを設定したが、
恋人でもなさそうだし、好感も持てないし、敵になって戦ったりで、
「コーラルキャリアの友達を守るため」という説得力を完璧に無くしてる。
親子で戦うことになるほど、アオにとってはナルが重要な存在であるようには、全く見えない。
レントンは、子供のアオのために、スカブの無い世界を作ろうと戦う。
アオは、スカブのある世界を守るために、親のすることは余計なお世話だと戦う。
基本ロジックは悪くは無いが、結果的には、未来のレントンとエウレカに子供は出来ないし、
AOで作られたスカブバーストという設定を無いことにするために、アオは犠牲になった。
結局、「未来のレントンとエウレカに子供は出来ない」という設定だけが残った。
これがおかしいと思わないエウレカファンはいないと思う。 意味不明なのは、最終話で、アオがレントンと対決する理由として、
「コーラルキャリアの友達がいるから、スカブを消滅させたくない」と言わせる予定だったにも関わらず、
ストーリー中盤でアオとナルを敵対させたこと。
全く理解できない。
ナルがトゥルースに取られて敵対した後で、アオをよりを戻す感動的展開にしたかたのか?
だとしてもストーリー構成は破綻しすぎている。
ナルはコーラルキャリアの患者として保護され、
あるいは、アオと一緒にパイドパイパーの一員としてシークレットと戦い、
アオは、トゥルースからナルを守るという、素直なプロットで何も問題なかっただろう。
一度、ナルがトゥルースに取られたら、後で仲直りなど不可能だということが理解できなかったのだろうか? では、どうすればよかったか?
最低限、
「未来のレントンとエウレカに子供は出来ない」という設定を解消させればよかったんだよ。
最後にアオが改変した宇宙では、トラパーが濃くても、
人とコーラリアンとの子供は生きられるという設定にすれば全て解決だった。
それなら、アオの活躍にも意味を持たせることが出来た。
本編ではそうしたご都合主義的エンド(?)ではなく、
「子供の側は自分でなんとかするから、親は子供の心配ばかりしなくていいよ。」という話しにした。
それで、子供がどういう運命になるかは、知らないというわけだ。
刹那主義的エンドというのは、当時流行したのかね? AOで描かれたことと言うのは、こうだ。
初代で、エウレカとレントンが結ばれたために、くだんの限界回避のため、
スカブが過去に逃れて、それによってスカブバーストで地球が崩壊した。
エウレカとレントンの子のアオが、スカブバーストの無い世界にした。
地球は平和になったが、エウレカとレントンには子供はできない。
エウレカとレントンが結ばれなければよかったかのような結論。
つまりは、初代の全否定。
それだけならまだしも、沖縄独立というプロパガンダのおまけつき。
この物語って、誰がどのように感銘受けて欲しいと思って作られたのか、さっぱりわからない。
エウレカセブンってアニメの設定があったけど、それを使って沖縄独立ネタをやってみた、というだけでしょ。 一応新エピソード始まってるのにガンスルーでわらける AOがゴミ過ぎて1度も見返さなかったけど
劇場版三部作って金ドブにしか思えないんだが まじか。
監督は、ポケットとAOの反省したんだろうな?
脚本家が戻ってきたなら、期待してもいいんだろうな? しれっと男前なレントンが出てるけど、
なんだ?
10年前のサマーオブラブと、最初のTVシリーズの時系列と連動させて描くのかな?
まさか、また別時空のネタで、レントンとエウレカの出会いからやるのかな?
公開前の作品については、あれこれ予想や意見はしない主義なんで、
静かに公開日を待つことにするわ。
期待はしておくぞ。裏切るなよ。 新作カットと映像を再構築って・・・
ポケット・・・
これはあかん >>256
特技監督:村木靖/メカニック作画監督:阿部慎吾
メインアニメーター:柿田英樹、金子秀一、大塚健、横屋健太、長野伸明、工藤糸織
中田栄治が参加していない件について
中田栄治不在のエウレカなんて価値ないだろ エヴァの劇場版みたいに基本設定だけ共通で中身はTVシリーズとは別物になるのでは? チャールズ「年頃の息子を持つってのは」
レイ 「悪くない、でしょ?」
チャールズ「ああ、悪くねぇ・・・」
この辺ぐうすき UMDの13巻パッケージってエウレカとレントンの子供?片方髪が金髪なのが凄いひっかかるけど ハイエボで期待されてるのはレントンとエウレカのハッピーエンドということでよろしいか
AO酷かったもんな ☆ 私たち日本人の、日本国憲法を改正しましょう。現在、
衆議員と参議院の両院で、改憲議員が3分の2を超えております。
『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。国会の発議は
すでに可能です。平和は勝ち取るものです。お願い致します。☆☆ ハイエボもごみ
もうこういう再編集映画は止めたら? と思う
視聴者舐めてるだろ いや、パチンコ、パチスロのためにあるアニメ。
新機種用の画像が必要なんだよ。
エウレカセブンのクオリティーは偶でたまたまきてしまったもの。故にまた同じクオリティーが出せない。
歌謡曲の一発屋みたいなもん。 昭和の成金のように自宅のPCがお金を運んでくれる情報
グーグル検索⇒『稲本のメツイオウレフフレゼ』
TA0YJ アニメのように自動的に収入を得られる情報とか
グーグル検索⇒『稲本のメツイオウレフフレゼ』
385AM スロットエウレカセブン2のエアリアルラッシュでオールリプレイしたらなんかあるの?上乗せ0で終わるだけ? 誰でもできる確実稼げるガイダンス
一応書いておきます
2chまとめで副業できる方法とは?『立木のボボトイテテレ』
2L3 映画「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」亡くなった辻谷耕史さんに代わり、藤原啓治さんがデューイ役に [668970678]
https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1540893108/1 385 名前:見ろ!名無しがゴミのようだ! (ガラプー KKd6-rJhi)[sage] 投稿日:2018/09/25(火) 08:18:31.79 ID:oloPmOeeK
TOKYO MX
2018.10.1(月)19:30〜
交響詩篇エウレカセブン #1 TVアニメ「エウレカセブンAO」BD-BOXが発売!なぜあんな誰も喜ばない展開にしてしまったのか… [668970678]
https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1542192252/1 アマプラで見初めて3話まで見たけど6から12話くらいまで見ないと面白くならない感じ?