【交響詩篇エウレカセブン】について語るスレ [無断転載禁止]©2ch.net
十二話から急に神がかった展開になっていったな
OPも神だったし
馬鹿にしてて悪かったな、謝るぜ / ̄ ̄'' -、
( / ) ヽ ジャーパネットー ジャパネットー 夢のジャパネットたかたー♪
i r-,,,, /,,,, )
( >| ● ●//
`‐| U /ノ 高田社長が>>2ゲットだ!!
\ ━ /
((Οっ V> オラお前ら!ウチの商品買えウンコども!
\ 'oヽ
|,,,,,,∧|
/ ∧ \ >>3 型落ちのパソコン使ってんじゃねーよw(プ
/ / ヽ ヽ >>4 電子辞書使って日本語覚えろよw(プ
ト-< |_/'.'.┐ >>5 今どきカセットテープなんて使うなよw(プ
. >>6 >>30万画素のカメラでプロ気取りか、おめでてーなw(プ
. >>7 VHSより時代はDVDレコーダーだよ、>3倍ヲタク君w(プ
>8 まだ「じゃぱねっとたかだ」だと思ってんのか?「たかた」だよw(プ
. >9-14は金利手数料は自分で負担しとけw(プ
>15-1001は送料も自分で負担しとけw(プ /| /:::::::::::::::::::::::::∠_____
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ノ l ___ <, ---、::::::::::::::::::::| ハッハー! 遅いぜ!
ヾ=。'l`| cロ ュ T : 日|:::::::::::::::::::| このラディッツ様が
∠,「 ラ ヽ__√ ̄| : 日|:::::::::::::::< >>3ゲットだ!!
/::::|く、 _,、 `ー、‐'::::::::::::::::::::| 喰らえ!
∠-::::::::l、  ̄ // \:::::::::::::::::::| ダブルサンデー!!
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>>4 今度は俺がプレゼントしてやる!!
>>5 くだらん技だな…ただホコリを巻き上げるだけの技か…
>>6 戦闘力…たったの>>5か…ゴミめ…!
>>7 こ、こいつ、戦闘力を一点に集中させて高めることができるのか!!
>>8 せ…せ…戦闘力>1307………!?
>9 きっ、貴様…!!!ま…まだそんな力が…!!
>10 ぐ…ち…ちくしょおお…!! /| /:::::::::::::::::::::::::∠_____
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| /::::::::::::::::::| |::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::\\| | | エウレカセブンの話題は昭和板でいいの?
平成板には無かったんでこっちでスレが立ってるならこっちで書くけど。
今週、ちょっと思い出したようにエウレカセブン見てみたんだわ。
2〜3年に1回くらいは見てるんだけどね。
今回はじめて気が付いたこと。
月光号の翼の下に砲台ついてるじゃん?
あれ何で翼の下にでかい砲台ぶらさげてんだ?
メカデザイン的に理にかなって無いし格好良いわけでもないんじゃね?ってずっと不思議だったんだけど、
あの3門の砲台って鳥の足をモチーフにしたんだな。
気が付かなくってすまん。 エウレカセブンのいいところは脚本がべらぼうに出来が良いところなんだわ。
脚本の佐藤大氏が降りた映画とAOがゴミってところで証明されてる。
無論初代の脚本も、佐藤大氏が全話やってるわけじゃなくて、
6、20、26話は大河内一楼氏が担当してるけど、それがまたたまらなく上手い。
才能あふれる脚本家が結集してたんだなあと思う。
映画とAOで監督の株は下がっちゃったけども。
才能あるスタッフをちゃんと束ねてエウレカセブンを世に送り出した功績だけは評価しないといかんね。
あと、近年の萌えキャラハーレムじゃなくておっさんのドラマばっかりで構成したという硬派路線も良かった。
今後はもうこんなアニメは出てこないだろう。 佐藤大氏が構成したであろう脚本の基本ロジックは、
キャラがそれぞれ大切な思いを抱いてるんだけど、それを上手く他人に伝えられないことで生じる軋轢、すれ違い。
そこから生まれるドラマ。
20話、ホランドは高僧を救出に行くが、理由は金のためだと誤解するレントン。
ホランドはエウレカのために高僧の力を借りたいという動機だけど、それは諸所の理由で説明がでない。
そのもどかしさが、レントンへの暴力として出てしまう。
タルホは事情をしってるからレントンをかばう立場になるはずが、
これまたエウレカへの愛憎から、レントンにビンタをかましてしまう。
大人の身勝手さでボコボコにされるレントンを見て、
レントンを哀れみながらもよく出来たドラマだと大人の視聴者は感心する。
でもレントン世代の視聴者には面白さは理解し難いだろうな。
終盤、レントンが出撃してホランドをピンチから救う。
ハップが「レントン、よくやった! タルホ、間に合ったぞ、あいつ。」と言い、安堵するタルホ。
これがもっと能天気なロボットヒーローアニメなら、ブリッジは「レントン、グッジョブ!」と歓喜にわくところだが、
そうしない演出がエウレカセブンなんだ。
表面的な喜びをそのまま描写するのではなく、
心の深くに刻みこまれるような人間同士が信頼の絆で結ばれていく様を、
ハップのひかえめな台詞で表現している。
こういう脚本が出来上がると、声優はそれに応えられる力量を求められる。
声優さんも、こういう脚本だと本当に演じ甲斐があると思う。
そして見事に演じきっている。
で、ここで終わりじゃなくてレントンが壊れていく様も描いていく。
こういうふうに毎回毎回ただじゃ終わらないんだよな。 6話
正直言って、初見では、6話の前半までは、こみいった世界観についていくのがやっとで、
エウレカが可愛いというくらいしか見るところがなく、そろそろダルイと思ってたところだった。
で、レントンが3人の子と出撃して和解する。
月光号に戻ると、規則違反で独房入り。ここまでは、まあ、お約束だ。
並みのアニメなら、レントンが一人独房に入れられて、グチを言って終わるところだ。
しかし、エウレカセブンは違った。ここからが本番だったんだ。
3人の子も自分から独房に入って、レントンに謝罪する。
そしてレントンが一人で罪をかぶった理由を「わからない」と言ったエウレカもまた独房に入る。
それは「あの子達の母親を演じる」と同時に、レントンの気持ちを理解したいと思ったから。
いままで関心の薄かったレントンに向かってエウレカの気持ちが動いた瞬間だった。
同時に、レントンとエウレカのボーイミーツガールというそれだけの軽い話じゃなく、
「家族」しいては「人類愛」を描いていくんだという、このアニメの壮大なテーマの本気度と決意を感じて、
見終わったあとで、しばし考え込んだものだ。このアニメは見続ける価値があるなと。 28話
レイ&チャールズ夫妻の、死をいとわない激しすぎる愛の形に打ちのめされるレントン。
エウレカはレントンを励まそうと
「私は何があってもレントンを信じてる。だから何でも話して。私もっとレントンのことが知りたい。」という。
すかさずレントンも「エウレカのことがもっと知りたい。」と答える。
普通の恋人同士ならハッピーな空気になるところ、エウレカは、はたと気付いてしまう。
本当の自分を知られたらレントンに嫌われるかもしれない。
今自分で口にした「何があってもレントンを信じてる。」という台詞がいかに空虚なものだったか思い知る。
「何があっても、相手は自分のことを好きでいてくれるのか?」それは信じられないことなのだ。
好きという気持ちが強いほど不安も大きくなるということ、エウレカは初めて知った。
今後、エウレカに常につきまとう不安だ。
そしてこのアニメでは、最も美しい形で答えを出してくる。 作劇用語でクリフハンガーというものがある。連続活劇のことだ。
毎回、ラストで主人公がピンチになるところで「続く」となる。
昔は、(1話ラストのように)主人公が崖から落ちそうになるなど、物理的な要因でピンチにさせ、
視聴者の心を次週に繋ぎ止めようとしていたものだが、それは早晩飽きられてしまうものだ。
エウレカセブンでは、心理的に主人公を追い詰めて視聴者の気を引いている。
28話のラストを見たら29話を見ずにはおれないだろう。
で、29話でついにエウレカの正体が明かされるわけだが、
「エウレカの正体はコーラリアンだったけど、それでもレントンはエウレカが好きなんだ!」と、
並みのアニメなら、エウレカの過去を語るエピソードで1本作るだろう。
しかしエウレカセブンは贅沢なことに、あらゆる階層のキャラを一度に登場させ、
「他人の評価より、ありのままの君を見てる。」という主題を語る。
交響詩篇の名にふさわしい手法だが、脚本家の力量が無ければ絶対成功しない。
この回のハップもいい味出してて、料理を食べてた皆が気を使って席を離れようとするところで、
手際よく作戦行動の支持を出していく。
きばってエウレカの正体を暴露したものの後始末できずに逃げていくタルホのフォローを買って出てる。
誰もエウレカを追及しようと思ってないのは当然としても、不自然にならない形で人払いし、
エウレカとレントンを二人だけにする。
同時に仲間達がどういう気持ちでいるかを言外に込めて、その場の空気を和らげつつ部屋を出て行く。
1秒の無駄も無い的確な演出に恐れ入る。 今日は1日かけてエウレカセブンAOを見直してみた。
なにこれ?
エゴが世界に争いを起こし、エゴを捨てても、自分を含めて誰も幸せになれない、
それでいいんだ、て、酷い話だよね。
エウレカセブンは世界を信じることで世界が応えてくれる、
好きな人を信じることで幸せになれるってハッピーな話しだった。
でも、50話ラストでエウレカとレントンが帰ってこなかったというオチを持ってきたことで
一番世界を信じてなかったのは監督自身だったってことだよね。
AOの悪いところは、ラストでアオが自分ひとりの判断で物事を決めて、
結果を受け入れて、誰もその結果に良し悪しを語らないこと。
それじゃあ視聴者は「よかったね、アオ」という感想を言えないってことだよね。
ここ重要だよ?
人に見てもらう物語なんだから、最後には視聴者が「よかったね、アオ」と
祝福できるようなラストを用意しないとだめなんだ。
アオ自身が親への反抗から自暴自棄になって他人の思いをふみにじり世界をぶっこわしたってことじゃん。
監督がエウレカセブンの世界をぶっ壊したかったようにも思える。
誰かが誰かを好きになって、正面からぶつかるということも無い。
AOのラストで、フレアとかがアオが大好きだからアオと同じ世界にいたいと、アオと一緒に別時空に飛ばされたなら、
はるかにハッピーなラストになったろう。
でも、幼馴染のナルというキャラ設定が中途半端に邪魔してて出来なかったんだ。 17話
地味だけど好きな回だ。
「笑う門には福来る」という名言を
エウレカとスカイフュッシュのドラマを織り交ぜてさらりと描いてる。
「笑顔でいることで物事がうまくいく」と、エウレカが気付くと同時に視聴者もテーマに気付くという、
話し運びがたまらなく上手い。
ロボットアニメというより脚本の上手さで毎回唸らせてしまう。
ケンゴーとハップの会話とか、エウレカとヒルダの会話とか、日常的で生っぽい台詞のやりとりが、
キャラに親近感をもたせ、異世界の設定に説得力を与えている。
他に、面白そうなアニメを見ようと思っても、キャラ同士の会話に入っていけなくて断念することがすごく多い。 18話
この回も脚本が素晴らしい。
ラストでエウレカがドアをキックするのが驚かせる。
今までレントンは、父が残した阿弥陀ドライブを使い、ニルバーシュを操り、
憧れの女の子だったエウレカを救出したり、完全にヒーローの座を得ていた、と思い込んでいた。
その自信が揺らいでるときに、エウレカからニルバーシュを任されても困惑する。
エウレカも思いつめた上での相談をレントンにしたのに拒絶されたと感じてしまう。
こういう人間関係のドラマを丁寧に描くことができたのは、エウレカセブンが最後だったろう。
視聴者も人間ドラマが好きという人じゃないと次週までついてこれないだろう。
この後何週も憂鬱な展開が続くというのはTVシリーズではもう描けないだろうな。
しかしエウレカセブンにとっては、どれも外せない重要な回なのだ。
エウレカがひとつひとつ人間的な感情を得ていく過程でもあるから。
次回、エウレカは様々な感情が整理統合されるまえに、人格が壊れていくことになる。
ちなみに、喜・怒・憂・思・悲・恐・驚の七つの感情をエウレカが得ていく話しと思っていたが、
それを明示的に示唆するようなエピソードは無かった気がするな。
脚本家の頭にはあったと思うのだが。 44話
ワルサワを訪れたイズモ艦長とドミニクのやりとりがとてもよい。
部下との短い会話の中でも、互いの人間性がものすごく感じ取れて見ごたえがある。
ワルサワ上空で着陸許可を待つイズモのコクピットで、
ドミニクが着陸を急ぐよう艦長を呼んだ時、艦長がドミニクを無視して着陸要請をするくだり、
台詞には無くても互いにどういう感情を抱いてるか、演技で伝わってくる。
車で研究所に向かう途中、雨の中、車を降りる艦長と、それにイラつくドミニク、
艦長を思い測る部下と、短いシークエンスの中で濃密な人間関係が描きだされている。
緊張感にぞくぞくして、何度も見直してしまう。
シリーズ終盤でスケジュールもきついだろうによく丁寧に作ってると思う。
最近のアニメは絵が綺麗だけど、台詞はただきどってるだけで人間ドラマを感じさせるものは少ない。
いくらスタイリッシュに決めてても、ドラマに見ごたえが無いと緊張感が無いし印象に残らない。
AOなんて、エレナに複雑なキャラ設定をしてるわりに、ドラマが薄いから感情移入もできない。
ただ水着見せたりのサービス要員がわちゃわちゃやってるだけで。
キャラが背負ってるものについて共感できない。 AOが大変面白くないので、どのへんが面白くないか具体的に書いてみる。
まず、沖縄を舞台にして独立話を持ってきたこと。
ウヨサヨ関係なく、沖縄独立を設定した場合、そのオチとして、
「独立して本当によかった」か、「独立したのは失敗だった」か、
必然的にどちらかの結論を作品内で導かなくてはならない。
どちらの結論を出そうと、気分を悪くする視聴者がいるはずだ。
企画段階で想像できなかったのか、あえて問題提起しようと思ったのか。
あえて問題提起したんだろうけど、結果的に誰からも褒められた評価を得てないんだから、
エンタメとしては失敗なんだよ。
だいたい、沖縄独立で揺らぐ島民の心情を描いたとして、主人公には何の関係もない設定でしょ。
主人公が沖縄生まれだから「沖縄で生まれ育ったから、沖縄が好きなんだ。沖縄を守りたい。」って言わせてみても、
そうとう無理がある。しかも差別されて育ってる設定なのに。
これが、「沖縄で生まれ育ったナルと、一緒に過ごした楽しかった島の思い出を守りたい。」というなら、
そこには他者との”愛”があるので、主人公の行動原理になる。
しかし、本編では、早々にナルを主人公から引き離して、再び和解させるでもなく、愛し合うでもないままラストを迎えてしまった。
物語を作るという意味を理解してないバカの思いつきが、
どういうわけか企画会議で通ってしまったということ。
「作品世界を壊していけば目新しくて面白いアニメになる」というのが、そのバカの思いつき。 AOのダメなところ。
アオとナルの関係が意味不明。
まともなストーリーなら、
差別されてる外人のアオを、幼い頃からナルがかばって、大切な友達になったという、
具体的な回想エピソードを1話から入れるべきところを何もなし。
台詞だけで友達だと説明してるだけ。
後になってナルの病気の原因が過去のスカブバーストだとわかったところで、
アオと関係のないエピソード。全くありえない設定。
そのとき、ピンチのナルをアオがたすけた、とやるのが普通のストーリー。
もっともアオとナルがカップルになるわけでもない、ただの幼友達らしいので不要かもしれんが、
それならナルの存在自体が不要。
劇中のアオの視点が、バラバラになって定まらなくなるだけ。
ナルがトゥルースとカップルになるなら、まだ二人の存在意義はあるが、
それも中途半端。
ストーリーの先に何が起こるか視聴者に期待させなければいけないところを、
期待もさせずに、いや、期待もしてない方向にストーリーを運ぶという愚かさ。 「この世界は間違ってる。自分はこの世界の住人じゃない。本当の世界を探したい。」って、
キャッチーなテーマをAOのスタッフは思いついたかもしれないが、
なんでその台詞を主人公じゃなくて、脇役にしゃべらせてるの?
1話からその台詞を主人公がしゃべってたなら、
沖縄独立ネタも「間違った世界の話し」として納得できたはずだ。
でもそれじゃ、ネタバレになるとでも思ったのかな。
レントンは1話から「まだ生まれて14年しかたってない。この世界を何もしらない。」と、
くどいほど言ってるが、それは「このアニメの設定は謎が多いからそのつもりで」という説明でもある。
なんらかの説明があれば視聴者も納得できるのだ。
なんの説明もなく奇妙な世界観を提示されたら、困惑してイラつくだけ。
主人公が自分を取り巻く環境(沖縄独立・外人差別)をどう感じてるのか、それをまず1話から説明しよう。
モンスターが襲ってきてから「うそだうそだ」と言わせても、
それはその場の状況説明であって設定の説明になってはいない。 AO2話のダメなところ。
1、アオが戦闘中にピンチになったとき、ナルの「アオ、泣かないの」
2、アオとフレアの出会い。
3、アオ「島を守ったつもりなのに、俺が外人だから、バケモノが現れたのは俺のせいなのか?」
4、ナル「夢でみた。アオがウミキョンチュで戦ってくれた。10年前、ウミキョンチュが守ってくれた時と同じ。」
意味深な台詞が全部浮いてる。
まだ2話なのに、どうやったらこんな酷い脚本が書けるのかわからない。
1、アオは戦闘中に島にいるナルを守るということを少しも考えてないので、ナルのうわごととリンクしない。
2、フレアと出会ったアオが、頬を赤くしたくせに、アオがフレアにどういう感情を抱いたか何も描かれてない。
3、自分は外人だから疎外されてるとアオが感じてる描写が、1話から何も描かれていないので唐突。
4、ナルは、アオよりウミキョンチュに興味があるらしい。
レントンがエウレカに一目ぼれしたことに比べて、
AOは舞台設定となる土台がぐずぐずで、軸足をどこに置いたらいいかわからない。
展開がいちいちいきあたりばったりで素人くさくてイラつく。 感情移入というのは、
登場人物の誰かの目線に立って、この人の行動を応援しようと視聴者が応援すること。
AOは、視聴者が応援したいと思える人物が全く登場しない。
アオにしたって、これからどうしたいのか、ナルやフレアとどういう関係になりたいか、
全く描かれないのでどうしようもない。
ありとあらゆることを「謎」にして、視聴者に「展開」や「オチ」をわからせないようにする作戦なのだろうか?
あらゆることを曖昧にすれば、そりゃあ視聴者は展開を予想できないし、オチもバレずにすむだろう。
では、物語として面白いのかというと面白くは無いわけよ。
AO2話ラストで、レントンみたいに、アオにこんな台詞を言わせてみたら少しはドラマチックになったかもしれない。
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ナルは、俺にとってかけがえのない幼友達だ。
外人の俺は、なにかにつけて島の大人達から冷たい目で見られていた。
でも、ナルだけは、いじけそうになる俺を支えてくれていた。泣いたらダメだと教えてくれた。
ウミキョンチュを見つめるナルの瞳の奥に、今まで俺に見せたことのない何かを感じた。
なんだか急に、ナルが遠い存在になったような気がした。
そういえば、フレアって名乗ったあの女の子、
フレアが俺を見つめていた時の瞳の奥にも、今まで感じたことのない何かを感じた。
その何かを確かめるのが怖くて、俺はフレアの手を握り返すことが出来なかったんだ。 AO3話のひどいところ
フレア達が車で移動中、瓦礫に埋まってるママを助けてと女の子がかけよる。
「チーフが行って来い」というまではいいが、
その後フレアは、「アレルヤ取ってくる」と走り去ってしまう。
大の大人二人は、肩を組んでどこかへ歩いていってしまう。
場面転換してレベッカひとり自衛隊と会合。
ここで言いたいのは何なの?
ゲネラシオン・ブルは臨機応変に民間人を救助するヒューマニズムあふれる人達、じゃなくて、
自分勝手に行動するクルーに振り回されるかわいそうなレベッカ?
で、エレナともどもカラオケ歌って帰るおちゃめな人なの?
肝心の、ママを救助したのか描写は一切無し。
ここまで殺意がわく脚本って滅多に無いよ。