空手なんかと違ってクラブマガの場合は拳を鍛える必要は無い
固いモノを叩く必要は無いし、拳立てとかも無駄だからやらないように
そもそも空手家だって意図的に拳を鍛えてるわけじゃないんだ
老人の空手師範なんかがゴツい拳をしているのは、長年の稽古よりも
老齢・加齢によって拳にできた傷が治癒しなくなった結果として、あのゴツい拳の状態になっているんだ
40代以下でまだ代謝能力が衰えていない人がやっても、すぐに元の綺麗な手に戻ってしまう

そもそも拳立てや巻藁突きなんてのは、空手バカ一代で有名な梶原一騎が流行らせただけで
それ以前は本場の沖縄ですら廃れていたんだ
考えてみればわかるが江戸時代や戦前までの沖縄で
意図的に擦過傷を作るような稽古をするのか否か
医療制度もないような時代、抗生物質も無く感染症にかかったら死ぬ時代
まして気温が高く病原菌が繁殖しやすく破傷風や琉球脳炎の猛威が吹き荒れる沖縄でやるのかどうか?

そんなわけで拳を作るために素手でサンドバックやミットを叩くような荒行モドキなんか無駄なのでやらないように