カラーで制作されていれば、再放送でもっと人目に触れるチャンスがあったかと
思うと惜しいね。絵柄はとっても良い感じ(特にキャラクターの)だったのだから。
真一があまりにもご立派な少年になっているのは、当時の悪書追放運動とアメリカ
輸出に対する偽善工作だったろうけれども。
なんといってもボッコ(アニメーターは中村和子)がすばらしかった。

モノクロ映画へのコンピュータ着色が流行ったころに、外国で本作の映像にも
色を付ける計画があったというような噂を聞いたことがあるが。(1990年頃か)。
もしも今やるなら当時よりもずっともっと上手くできるだろうな。
もっともそれで絵が作品がオリジナルよりも良くなるかといえば疑問だけれども。
モノクロにはモノクロなりの美学とか映像の構成に対する考えがあるようだから。