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【惑星改造】 クラッシャージョウ 3 【海賊退治】 [転載禁止]©2ch.net

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0001名無しか・・・何もかも皆懐かしい
垢版 |
2015/05/22(金) 18:18:52.45ID:7c7hYXYU
安彦アニメの最高峰はこれでしょ!

原作:高千穂遥
監督:安彦良和

「映画」
バンダイチャンネル(2015年5月現在 7日間324円 決済方法多数あり)
 劇場版 クラッシャージョウ
 ttp://www.b-ch.com/ttl/index.php?ttl_c=173

「最新刊」(2015年5月現在)
 美神の狂宴
 高千穂 遙(著)
 ISBN:9784150311827
 刊行日:2015/02/20
ttp://www.hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000012612/

クラッシャージョウ (ウィキペディア)
 ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A6

前スレ
【惑星改造】 クラッシャージョウ 2 【海賊退治】
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/ranime/1361453167/
0863名無しか・・・何もかも皆懐かしい
垢版 |
2017/05/07(日) 01:17:28.98ID:???
意識を取り戻したマチュアが最初に感じたのはひどい倦怠感だった。
いつの間に眠ってしまったのか覚えがない。
とにかく起き上がろうとしたものの身体に力が入らない。
ぼんやりした視界をはっきりさせようと何度かまばたきをする。
むきだしの腕や胸にコードが取り付けられているのが見えた。衣服は全て無くなっている。
何なの…これ、どうなってるの…?
羞恥で頭に血が上ったおかげで意識は明瞭になっていた。だが身体の方は覚醒していない。恥部を隠そうと腕や脚を動かそうと試みているのに筋肉が反応しないのだ。
身動きが取れない以上、今は自分が置かれている状況を把握することに集中するべきと判断し、マチュアは周囲に視線を巡らせた。
このコードを見るにこれは何らかの医療機器かしら。ガスの噴き出し口らしい開口部があって、上部には厚いガラスの蓋。
今は開いた状態のガラス蓋が閉じられると装置内部がガスで満たされていく様子が想像できた。
冷凍睡眠装置。
それが自分が横たわっている物の正体だと分かった。
そうなると何故自分が冷凍睡眠装置の中にいるのか?という新たな疑問が生じる。
自ら進んで(それも自分で服を脱いで)この中に入ったとは到底思えない。だとすると誰かに無理矢理?
マチュアは記憶の糸を懸命にたぐり寄せる。
研究所が武装した男たちに襲われる。射殺される研究員たち。
ドクター・バルボスの元へ向かう途中で声をかけられた。「こっちです。こちらでドクター・バルボスがお待ちです」
声をかけてきた男に促されて入った部屋でいきなり薬を嗅がされた。
あの男は一体?白衣を着た格好から研究員だと判断したのは思い込みだったのかしら?いや、研究所内で見たことがある顔だ。
不意に扉が開閉する音が聞こえてマチュアの思考は中断された。
0864名無しか・・・何もかも皆懐かしい
垢版 |
2017/05/07(日) 01:18:09.57ID:???
足音がこちらに近づいてくる。一人だけのようだ。
冷凍睡眠装置の中にいるマチュアからは死角になっていて近づいてくる者の姿は見えない。
これが何者か分からない以上、意識が戻っていないと装って相手の様子を見ようと判断したマチュアは目を閉じた。
足音が止んだ。装置のすぐ傍に来ているのが気配で分かる。

いきなり男に両膝を掴まれて驚いたマチュアは思わず目を開いてしまった。
男が上半身を装置内に突っ込みマチュアの下腹部あたりに覆い被さっている姿が目に飛び込んできた。
男はマチュアの膝をゆっくり曲げさせると大きく股を開いた状態にさせた。身体に力を入れられないマチュアは全く抵抗できない。
予想もしていなかった事態にマチュアは息を呑んだ。
男の顔を見て更に衝撃を受けた。ドクター・バルボスの元に向かう途中で会ったあの男だ。そしてこの男が何者か思い出した。ジェイスという名前の研究員だ。

マチュアの下腹部にジェル状の液体を塗りたくられた。
ジェイスはポケットから折りたたまれた剃刀を取り出す。それを開くと刃がきらりと光った。
剃刀が下腹部に当てられる。剃刀の刃が肌の上を滑る感触が伝わる。
耐え難い羞恥と恐怖がマチュアを襲った。
0865名無しか・・・何もかも皆懐かしい
垢版 |
2017/05/07(日) 01:19:09.97ID:???
ジェイスはある取引をしていた。
先方はドクター・バルボスが開発中の新型ワープ装置の技術が狙いだという。研究所を襲撃しバルボスの拉致するのに協力を要請された。
報酬として莫大な金額を提示されたが、更にマチュアを貰うことを追加条件に取引に乗った。
彼は前金を貰う代わりに先方に二つの頼みごとをした。
一つは冷凍睡眠装置の入手。もう一つは二人分の偽造書類の作成の手配だ。
彼の望みは美しいマチュアを自分だけの”もの”にすることだった。
平の研究員の自分に高嶺の花であるマチュアをどうにかできるとは思えない。だから彼女を手に入れる為には眠り続けてもらう。
研究所が襲われれば多数の死者が出るという。そのどさくさに紛れて自分とマチュアの死を装い偽造書類で手に入れた新たな身分で生きていくという計画だ。
襲撃の日に合わせて研究所に装置を持ち込み、マチュアをここに誘い込んで気絶させ冷凍睡眠装置に入れる。万事計画通りだった。
あとはスイッチ一つを入れるだけで冷凍睡眠装置が作動するというところまできて、どうしても気になることがあった。
股間の茂みが彼女の美しさを損ねているのが気に入らないのだ。
ここの研究員は研究所に泊まり込むことが珍しくなかった。ちょっと探せば男性研究員が髭剃りに使っていた物が見つかるだろう。
ジェイスは一旦装置から離れて目当ての物を手に入れて戻ってきたのだった。

ジェイスは丁寧かつ慎重に剃刀を動かした。マチュアの身体に傷をつけるなどあってはならない事だ。剃り残しがないよう念入りに剃刀を動かす。
マチュアは目をきつく閉じ、悲鳴を上げそうになるのを必死に堪えていた。声を上げてしまってもし剃刀を持つ手元が狂ったらと考えるとそうせざるを得ないかった。
どうか早く終わって、と願うばかりだった。
やがて下腹部をタオルで拭かれる感触がした。
0866名無しか・・・何もかも皆懐かしい
垢版 |
2017/05/07(日) 01:20:02.85ID:???
そこでまた扉が開閉する音がした。足音からして今度は数人の集団のようだ。
誰がが「ドクター・バルボスが最後に一目だけでも娘に会いたいそうだ」と言うのが聞こえた。
お父様は生きている!それが分かってホッとした反面、その父親がここへやって来ていることに困惑していた。

ジェイスは立ち上がるとマチュアの脚を真っ直ぐに戻してやってから装置から離れてバルボスの方へ歩み寄ってきた。
マチュアは恐る恐る目を開けた。
こちらに背を向けて立っているジェイスが傍らのバルボスに何か話しているのが見えた。そして二人から少し離れた後方には短機関銃で武装した男たちがいた。
男たちの視線が自分に向けられているを感じる。こんな辱めにはもう耐えられない。
「助けて…ここから…助けて」ため息にも似た声が漏れていた。

バルボスは娘から目を離すことができなかった。ジェイスが話している内容など頭に入ってこなかった。
不意にジェイスがバルボスの手を掴むと手の中に何かを握らさせこう言った。
「どうぞこれを受け取ってください。寂しいときたまには娘さんをのことを思い出すこともあるでしょうから」
それは二つ折りにされれたタオルだった。開いてみると濡れそぼった縮れた毛があった。
娘の下腹部はつるりとした肌に一本の亀裂が入っているのみの状態なのを見れたらこの毛が何であるか簡単に想像がついた。
そのとき「助けて…ここから…助けて」と、微かにつぶやくような声だったがはっきり聞こえた。
娘が目を開けているのに気づいた。うつろな瞳だった。
バルボスのなかで何かが弾けた。バルボスはジェイスの襟首を掴むとそのまま体当たりした。ジェイスは振りほどこうとバルボスを殴りつける。
揉みあいになった二人の体が幾度も冷凍睡眠装置にぶつかると、弾みで起動スイッチが入ってしまう。
ガラス蓋がゆっくり閉じると、外へガスを漏れないよう装置内部が密閉状態になる。
0867名無しか・・・何もかも皆懐かしい
垢版 |
2017/05/07(日) 01:21:00.14ID:???
揉みあってるうちにバルボスはジェイスから目的の物を手に入れた。
それは剃毛に使った折りたたみ剃刀だ。それをポケットにしまうところをバルボスは見逃さなかったのだ。
バルボスは殴り倒されたふりをして床に倒れて体の下に剃刀を隠した。

床に倒れたままのバルボスを無理矢理立たせようと海賊兵士の一人が近づいてきた。
バルボスはその兵士の顔を切り裂いた。
バルボスは一突きで相手を絶命させ、そいつが持つ銃を奪うつもりで相手の首を狙っていた。
だが狙いを外した。人殺しの経験などないバルボスにそんな目論みがうまくいく筈がなかったのだ。
こうなった以上は闇雲に斬りつけまくった。なかなか致命傷をあたえられない。
焦ったバルボスは海賊兵士に突進しその胸に剃刀を突き刺した。兵士は絶命した。銃の引き金を引いたまま。
バルボスは弾倉に残っていた銃弾の殆どを浴びることになった。バルボスの胸が真っ赤に染まった。

血飛沫が冷凍睡眠装置のガラスにも飛び散った。
銃撃の轟音は外界と隔てられたマチュアの耳にもはっきり聞こえていた。
白い冷凍ガスが噴き出した。むろん催眠ガスも含まれている。
バルボスはよろよろと冷凍睡眠装置に近づくと、装置に体を預けて中を覗きこんだ。
マチュアと目が合った。それから数秒でバルボスは力尽き、ガラスに血の跡を残して崩れ落ちた。
ガスが視界をさまたげ何も見えなくなった。
0868名無しか・・・何もかも皆懐かしい
垢版 |
2017/05/07(日) 01:21:52.30ID:???
肉親との最期の別れがこんなかたちで訪れるなんて信じられなかった。
あたしのせいだ…。
兵士たちは何らかの目的があって父を殺さずに捕えていたに違いない。にもかかわらず父は殺されてしまった。
あたしを危機から救おうとして無謀な行動をとってしまったからだ。
マチュアは自分を責めた。
父の顔が見えなくなったとき、心のどこかでホッとした自分がいた。
血まみれの父の姿は見るに忍びなかった。いや、それだけが理由じゃない。
今のあられもない姿を父に見られたくなかったのだ。
父は命にかえてもあたしを救おうとしたのに…。父は…命懸けで…あたしを守ろうと…冷凍睡眠に…。
催眠ガスの影響で意識が混濁していた。それに加えてマチュアの精神は深く傷つき、現実を受け止めるのを拒んだ。
忌まわしいジェイスに関する記憶は隅へ追いやられ、父の事しか考えられなくなっていった。
マチュアの頬を一筋の涙が伝った。その涙はマチュアの身体とともに凍っていった。

冷凍睡眠装置の外では兵士たちがドクター・バルボスの亡骸の周りに集まっていた。
「まずいことになった」
兵士たちのリーダー格の男が想定外の出来事に呆然としているジェイスに訊いた。
「この女はバルボスの代わりになるのか?」
「マチュアはバルボスの助手をやっていた。俺たち平研究員が知らないことでも彼女なら分かる。
ちょっと待ってくれ。まさか約束を反故にする気じゃ…」
銃声が一発響いてジェイスを永遠に黙らせた。
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