普通は1つのチームに変な奴が1人は存在する
青銅一軍は主役だから別格としても、黄金ですらアルデバランとか微妙だし
作者の扱いで言えばデスマスクやアフロディーテなども良くない

そこへきて変な奴が1人もいない神闘士は凄い
キャラ作りの観点から言えば、これでもかと言うくらい格好つけさせている
しかもそれが全く嫌味にならないところが素晴らしい
アスガルド軍雑兵ですらどこか人情味がある

そういう印象が強いのは、アスガルド編の初登場キャラがシドだった点が大きいのではないか?
奴は物分かりが良く、道理をわきまえていて、妙にフレンドリーな面もある…
そいつが城戸邸に”殴り込んだ”のではなく”訪問した”

しかもその役をミーメのような、見るからに上品な家庭育ちっぽい奴にやらせるのではなく
プロレスヘアーのシドにやらせたのが吉と出たのだろう
良くできた話ですわ