慈愛に満ちた父のイメージをワレガラスに投影して幻想を抱いたメルモは、
彼になついた。しかしワレガラスは男性であって独り身、故郷を棄てて
日本にただ一人で亡命者として暮らす毎日の憤懣を幼いメルモたちに、。。。。
暴走すれば幼児虐待モノに転換する可能性もあったかもしれなかった。
そうなれば海外売りはイタリアと云えども不可能となる恐れがあったかもしれない
ねと思わざるを得ないと憂慮するだに恐ろしいものだにあるらむ。