「ネタがない」のはアニメ雑誌にもいえたことで、
徳間のアニメージュ、学研のアニメディア、
当時は創刊からまだ新しかった角川のNewtypeと、
今なお続いているこの3誌を除いて、他社のアニメ雑誌が廃刊してしまっていた頃。

アニメージュの公式サイトで自誌の歴史をふりかえるコラムが、
2年前に中途半端なところで終わってたり、
バックナンバーすら中途半端にしか残ってないんだけど、
1987年、1988年の分は残っていた。

ttp://animage.jp/column/col_07/col_07_25.html
ttp://animage.jp/column/col_07/col_07_27.html
ttp://animage.jp/column/col_07/col_07_28.html

ジャンプアニメはまだ他社アニメ雑誌で表紙になれなかった頃どころか、
扱うページ数にも制約があったのと、
自社関連の作品の分は置いておくにしても、
1987年1月号はエースをねらえ!、11月号はベルサイユのばらが表紙になり、
同年放送されていたテレビアニメで表紙になったのは、
2年目に入っていた宇宙船サジタリウスしかない。

1988年には2月号はうる星やつらと共に映画版のほうの扱いとはいえ、めぞん一刻、
3月号はアラミスでアニメ三銃士、7・9・11月号が超音戦士ボーグマン、
10月号が鎧伝サムライトルーパーと、半分が当時放送の作品が表紙になっている。

1987年10月30日の4話でアラミスが女性と明らかにされてから、3ヶ月ちょっとの1988年2月発売の3月号にて、
アニメ三銃士がアニメージュとアニメディアの両方で表紙になっており、
製作の学研のほうですら特集を組みだしたのがそれぐらいから。