内容が劇画っぽく成りすぎていると感じられたこと、(義眼の)目玉が落ちたり、
手が落ちたりするのでスポンサーが驚いてしまって(スポンサーや広告代理店は
原作の漫画を観てなかったんかい?!)それで社長の手塚治虫が監督の
杉井ギザブローに2クール目からの方針転換を指示した結果、杉井氏は監督を
降りてしまったという。
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*ゲゲゲの鬼太郎(初代):1968年1月3日 - 1969年3月30日
*どろろ(虫プロ,初代):1969年4月6日 - 9月28日
この時期的関連を観れば、打ち切り漫画作品だったどろろのアニメ化は
東映のゲゲゲの鬼太郎に対抗したことがうかがえると思う。
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なお、どれだけ本当に描くつもりだったかわからないが、原作漫画の
連載時に構想としては以下のような妖怪・魔神も出すつもりがあった
ようだ(怪獣ブームに対抗して妖怪退治物の漫画にするつもりだったの
だろうか???)。
  未登場の妖怪」;ウィキペディアの「どろろ」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/どろろ
の記述より(くわしくはWikiの該当部分を読むこと)。
>以下に、『特別大画報どろろ百鬼』で紹介されている妖怪13体と、
>手塚治虫文庫全集どろろ2巻の表紙などに使われている手塚治虫
>が描いたイラストの妖怪2体、手塚プロダクション所属だった
>井上智が描いた妖怪7体を記載する。
ごりん童子、水かけ女、伊勢の大腕、まっしろ怪獣、山がくれ妖怪、
バンモン、水牛怪獣、半魚人妖怪、火ごたつ妖怪、きちきち女、
からかさ小僧、ビックリ妖怪、かんこ鳥妖怪、名称不明、名称不明、
ヘラヘラさん、ヌラリ、シイラ怪魚、三目ムカデ、ナメハゲちょうちん、
金火箸、カガ
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