漫画連載時にはフーテンの寅さんシリーズのように長期シリーズ化を
夢見てたんだがな。サンリオの雑誌や映画部門の大赤字により、
方針を転換してしまったんでな。
 海外に日本発の少女漫画を発信し、劇場用アニメで(当時停滞していた)
ディズニーを凌ぐという意気込みはすばらしかったが、それは当時の
社長が業績のうなぎ登りの状態を前提としてのワンマン経営ができたからで、
そういった急成長はいつか限界に達するから、果たしてそうなってしまった。
未来への投資としての製作に赤字を垂れ流すことができなくなった。