>>299
確かに突然すぎますね。
この作品は、放映当時には見てなくて、DVDで通して見ましたので、45話が最終回と言うのは最初から分かっていたけれど、
それでも、違和感と言うか不自然さを強く感じたよ。
だから、放映当時にリアルタイムで見ていた人は、相当面食らったはずだと思う。

お邪魔大王に付け狙われている事を唐突にチックルがチーコに語るシーンは、余りにも不自然過ぎる。
最終回の前に複線的なエピソードを置いてから、お邪魔大王を登場させて、チックルが魔法使いである事を
明かした後の後日談を続けて欲しかった。
又、魔法世界におけるチックルの位置づけや彼女を取り巻く環境や家族・友人の有無などに付いても
触れて欲しかった。

でも、母・春子を助けるために止むを得ず魔法を使ってしまったチックルが自分から正体を明かし、
魔法で小森家に入り込んだ事を告白するシーンは、何度見ても胸にグッと来る物があるね。

唯、不満なのは、この作品が後半になるにつれて、エンディングのキャスティングロールが
メインキャラだけで、ゲストキャラが省かれている事が多いことだ。
特に最終回などは、エンディングのキャスティングロールからゲストキャラが完全に抜け落ちていて
酷過ぎると思う。
良く、こんなエンディングで、ゲストキャラを演じたメインキャラ役以外の声優さんが納得できたと
思う。
見ている方としても、ゲストキャラのキャスティングは、最後のお楽しみとも言える要素があるので、
可能な限りエンディングに載せて欲しかった。