>>101
>じゃりン子チエは、原作が仕上がりがよく面白いから、
>高畑でも大丈夫だったんだろうな。

ハイジは企画当時とてもアニメ化は無理だろうと言われていた
原作を、あえて日常生活を丹念に描くという手法でその後の名劇の
方向性を位置づけた作品。
三千里に至っては「クオレ」という小説のなかの短編作品。
そのとても1年の放送期間に尺が足りない原作を、脚本家を含めた
スタッフ一丸の力技であそこまでのTVシリーズにした。
アンはほぼ原作に忠実な作り。でも例えば同じ原作を実写映画化した
作品とは解釈に相当違いがあるから観てみるといいよ。
一貫して第三者の傍観視点で語られるアンのTVシリーズは
特定の人物の感情に視聴者を擦り寄らせることがないから、まったりと
していて観てて非常に心地がいい。

というか疑って悪いんだけど、もしかしてこのあたりを観てもいないのに
「チエ以外は良作はない」とか語ってない?
他が良くないという割にはなんで駄目なのか一向に語ってくれないし。
それとチエに関していまひとつ。
高畑もチエの原作には相当惚れ込んで作ったらしいよ。
原作が優れていて、それを漫画から抜け出してきたような
アニメに作り上げるのもまた一流の手腕によるものですよ。