マコちゃんが人魚として生活していた場所は第1話から考えると、深海と呼ばれる海域に有る
海底か大陸棚のように平坦になった場所であり深度は相当有って水圧も相当強いと考えられる。
そんな低濃度酸素&高水圧海域でも身体や尾ひれを僅かに動かすだけで上下左右に急旋回と
自由自在に泳ぎ回れる所から考えて筋力や心肺能力は、地上で生活する人間とは比べ物に
ならないほどに強化されていると思う。

それ故、地上に上って人間になったマコちゃんは、海底に比べて遥かに高い酸素濃度の空気に
耐えられず、詐欺師の男性に背後から締め上げられた時は言うに及ばず、少しの長時間運動でも、
過呼吸状態になり呼吸困難に陥ると言う意外な弱点がを何度か描かれるものの、本編が進むに連れて
元々強い心肺機能で克服して、物語半ばの第28話「グランドの天使」では、器械体操の授業で
運動量が大きい跳馬(跳び箱運動だったかな?)をこなせるまでになっている。

一方で心肺能力と並んで筋力も常人レベルを超えているため、運動やスポーツは水泳を振り出しに
何に挑戦しても本気を出したら向かう所敵無し所か人間技を超えたスーパー新記録の連続だから
力をセーブしないとダメなので、彼女に取ってはストレスを発散できない辛い事になるのも知れないね。